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友だちの輪になかなか入れない子は、人を傷つけないやさしい子

Baby&Kids

友だちの輪になかなか入れない子は、人を傷つけないやさしい子

vol.757【1日1成長お母さん】おもちゃを取られても泣いて取り返さないのは、争いたくないだけ

繊細すぎる子どもが心配。毎日泣いてばかりで戸惑ってしまうことも

保育園や幼稚園に入園してからなかなか馴染めない子っていますよね。毎朝お母さんとお別れするときは大泣きして離れず、先生に無理やり抱っこして連れて行ってもらったり。お迎えに行ってこっそり様子を見ても、お友だちの輪に入らずに部屋の隅っこで一人遊んでいたり。おもちゃを取られても取り返せず泣くだけ。こんな様子ではお母さんも「この先強く生きていけるのかしら」と将来が心配になったりもします。

人見知りをするのはお母さんの育て方ではなく、生まれもった気質が関係する

子どもには生まれながら性格が備わっていて、キッズコーチングでは5つのタイプに分類しています。その中に“デリケートタイプ”があり、新しい環境になかなかなじめないのはこのタイプ。繊細でおとなしく人見知りもするので、大勢の人の中ではなかなか自分を出せずにいます。他の子どもは楽しそうに遊んでいるのに自分の子は一人ぼっち。「私の育て方が悪かったのかしら」と悩む必要はありません。みんなとタイプが違うだけなのです。

お母さんの考え方を変えるだけで、その子のいい一面が見えてくるはず

弱そうに見えるデリケートタイプですが、視点を変えれば我慢強く人を傷つけないやさしさを持っています。自分が遊んでいるおもちゃを「貸して」と言われたら「いいよ」と言って差し出したりもします。実は心の中では強い意志や野心を持っていますので、人が驚くようなことをやって見せたりもします。ひとたびやると決めたら、達成できるまで努力を惜しみません。繊細な一面が目立ちますが強さも持ち合わせているのがこのタイプの特徴です。

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