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炊飯器で保温できる時間は何時間?ご飯をおいしく食べられる時間や方法を解説

出典:photoAC

Lifestyle

炊飯器で保温できる時間は何時間?ご飯をおいしく食べられる時間や方法を解説

炊飯器についている保温機能について、何時間保温できるのか、おいしく食べられる時間は?など解説していきます。炊飯器の保温機能は、炊きたてご飯のほかほか具合や温度を保持してくれるため、ご飯の作り手の味方であり毎日便利に使える機能です。ところで、この保温機能の正しい使い方をご存知ですか?いくら何時間でも保温してくれるから…といっても、限度はどこまでなのか、保温中はどれほど電気代がかかっているのか、知らない人は多いはず。今回は、知っているようで知らなった!炊飯器の保温機能について徹底調査し、みなさんにお伝えしていきます!
 

■炊飯器の保温機能、正しい使い方をチェック!

炊飯器についている保温機能、正しい使い方とその実際の効果をご紹介します。

・保温時間はどのくらいまでOK?【夏編】

出典:著者撮影

まずは、夏に使う炊飯器の保温時間について。夏は気温も高く、暑いから「もしかして保温機能なんていらないのでは?」と思う人もいるかもしれません。保温機能は、いったい何度に保たれているものなのでしょうか。
この答えはおよそ70度。いくら真夏でも、炊飯器の中身を70度に保つことはできませんよね。真夏は、保温機能を使わなければ40度前後で釜の中身が保たれるといいますが、この温度は雑菌も繁殖しやすいそう。衛生的に保つためにもご飯をすぐに食べ切らないのであれば、保温機能を使いましょう。
時間は、だいたい5~6時間までと言われています。長くても12~15時間程度、つまり一晩にとどめておくとおいしいご飯がいただけるようです。

・保温時間はどのくらいまでOK?【冬編】

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冬の炊飯器保温機能は、夏の場合と変わりません。ただし、夏と違って70度に保つためには、外気温が低い冬は多くの電力を使ってしまうもの。電気代が気になるようなら、保温機能を使わず冷凍して保存する、食べ切る量だけ炊飯するなどの工夫が必要です。
夏の場合と同じく、5~6時間が保温のめど。長くても12~15時間が保温できる限界とメーカーが定めています。

・保温し過ぎたご飯、どのくらいで破棄するのが正解?

出典:photoAC

いわゆるご飯の「捨てどき」ですが、長く保温していると変色したり固くなったりします。このときのご飯にカビや傷みが見られなければ、食べても特別問題はありません。しかし、風味が損なわれていたり、固い・ベチャッとしていたりするご飯はどうやってもおいしくないもの。
味をつけたり雑炊にしたりして、再度加工するとおいしく食べられるでしょう。
ただし、カビていたり、変色した上ベチャベチャと水分が異常に出ていたりする場合は、ご飯が傷んでいます。生ごみとして処理し、炊飯器の釜は雑菌を除去できる洗剤で念入りに洗うことをおすすめします。

・「保温したご飯が匂う…!?」臭くなる理由

出典:photoAC

保温機能を使ったご飯、炊きたてのものよりもなんだか変な匂いがする…なんてことはありませんか?この理由として考えられるのは、釜やふた、ふたの周りのパッキンが汚れているから。
この匂いがご飯に移ってしまい、臭くなると言われています。炊飯器の釜は毎日洗うかもしれませんが、ふたの内側やパッキンは、気づけば何日も洗っていないなんてこともありえます。定期的にキレイにしておき、炊飯器とその中身を清潔に保ってくださいね。

・保温機能が充実したおすすめ炊飯器

出典:著者撮影

実際の炊飯器で、保温機能が充実しているものを3つご紹介します。

◆日立/ふっくら御膳
IH炊飯器である日立の「ふっくら御膳」。こちらの炊飯器は見た目もオシャレで、カラーは「メタリックレッド」と「パールホワイト」から選べるという、スタイリッシュなデザインも人気を集めます。
保温機能が充実しており、通常12~15時間の保温機能であるところを、ふっくら御膳は最大40時間まで可能としているそう!

◆東芝/真空圧力IH
こちらは圧力をかけて真空状態にし、お米を炊き上げる真空IH炊飯器。東芝のこちらの炊飯器も、保温時間は最大40時間と長い時間の保温を可能としています。朝炊いて、夜ご飯を食べる人におすすめです。

◆象印/極め炊き
底にセンサーがあり、充実した保温機能を持つ象印の「極め炊き」。最大で30時間までの「うるつや保温」ができる優れものです。「前日に炊いたご飯も、固くならない!」と口コミからも人気が伺えました。

・保温に使う電気代は?

出典:photoAC

保温で使う電気代は、各炊飯器によって異なりますが、先ほどご紹介した象印「極め炊き」を例として挙げ、計算してみました。
1時間あたりの保温時消費電力量は、15.0Wh/h。
電気料金は0.026円/kWhと仮定します。
◆15.0Wh/h×10時間×0.026円=3.9円
つまり、10時間保温するだけで約4円かかる計算です。ささいな値段にも思えますが、毎日長時間保温機能を使うとなると、結構かさむことに。ちなみに、約4円は炊飯器を使って1回炊いた場合と同じ電気料金です。
便利な機能ですが、これぐらいの電気代がかかっていることを知っておきましょう。
 


■おいしいご飯にするために!

では、おさらいと応用編です。保温機能を使いつつおいしくご飯を食べるための保温時間と保温方法、そして余ったご飯を冷凍保存する方法をご紹介します。

出典:@ mako_bento さん

・保温時間と保温方法

出典:photoAC

これまでご紹介したように、保温時間は5時間以内がベスト。電気代もそこまで掛からないと仮定できる上、ご飯もふっくらと保てます。
夏・冬ともに保温するためには炊飯器の保温機能を使いましょう。あたたかいだけでなく、雑菌繁殖も防げます。

・ご飯の冷凍・解凍方法、冷凍期間は?

出典:photoAC

余ったご飯はラップに包んで冷凍保存するという人は多いかもしれませんね。冷凍保存すると1週間ほど長期保存でき、使用するときは解凍するだけなのでとても便利。
冷凍の際は1膳ずつ小分けにして、平たく整えラップで包みましょう。解凍は電子レンジを使ってあたためます。基本的なことですが、小分けすることがご飯の冷凍のコツです!
 


■炊飯器の保温機能を使って、おいしく保温しよう♡

出典:photoAC

炊飯器の便利な機能、「保温」にまつわるアレコレをご紹介しました。便利な機能ですが、時間と電気代によっては家計を圧迫することをお忘れなく。ちなみに、ほかの料理の調理中、炊飯器を使って保温だけしたいということもあるかもしれませんが、釜に匂いが移るため、おすすめはできません。
保温機能を正しく使い、毎日のご飯をもっとおいしいものにしてくださいね☆


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