
Baby&Kids
「今度!」と約束した時点でその約束を果たすための予約を入れる
vol.847【1日1成長お母さん】子どもに諦めさせるのではなく、待てば叶う希望を教えよう
お母さんにだって都合はある。いつでも子どもを優先できるとは限らない
子どもって、お母さんが忙しいときに限って構ってサインを出しますよね。仕事終わりに慌てて帰宅して、子どものために大慌てで料理。早く食べさせて、その間にお風呂を沸かして…と頭の中は段取りでいっぱい。そんなときに限って「ねえお母さん、私も玉子作りたい」「一緒にお料理しよう?」1分でも早くと思っている所にそう言われると、ついつい「ああ、今はダメよ」「今日はできないわ」と断ることもあるでしょう。
「ちょっと待ってね」「あとでね」も同類の言葉。子どもは待っています
「今はダメ」そう言われたら、子どもは「いつならいいのだろう?」と思います。いつならお母さんと一緒にお料理できるかな、いつになったらこっちに来てくれるかな。そんな風に待っているのです。ここで大事になるのが、いつならいいのかをちゃんと示すこと。そしてその約束を守ることです。「言い出さないけど忘れたのかな?」とそのままにしてはいませんか?子どもが物事をあきらめない子になるには“待てば叶う”という経験が必要なのです。
忙しいお母さんだからこそ事前の約束が功を奏す。スケジュールに入れよう
「今日はダメ」「あとでね」そんな風に言ったなら、必ずいつするのか約束しましょう。そして実行しましょう。お母さんは毎日忙しいからこそ、今度時間ができたら、と思っていると実行が難しくなります。できることならあらかじめスケジュールに組み込んでしまうと、時間が取りやすくなります。あとでね、は子どもにとっては約束の言葉。その場限りではなくぜひ実行して、お母さんは約束を守ると示しましょう。
我慢強い子にしたければ約束を守ろう。あきらめず待つ姿勢が育ちます
お母さんが約束を守ると、子どもは「お母さんは約束を守ってくれる」と信頼を強くします。しばらく待てば自分の望みは叶うと理解すると、待つという我慢の心が育つのです。ダメ、と言ってそのままにしておくと「自分の望みは叶わない」という諦めを覚えます。我慢は諦めではなく、その先に達成したいことがあるからできるのです。お母さんが約束を守ることで我慢を覚え、望みは叶うと信じる子どもになるでしょう。
今日の1日1成長
「今はダメ」「ちょっと待ってね」と言ったなら、いつするのかを予約しよう
子どもの忍耐力も1成長、お母さんの実行力も1成長。
むらたますみ(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
竹内 エリカ
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