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【ワーママ1日密着】農産物と共に幸せをお届け!福島の農業ママガール

Lifestyle

【ワーママ1日密着】農産物と共に幸せをお届け!福島の農業ママガール

育児も仕事も頑張りながら、トレンドにも敏感なママに1日密着する今週のワーキングママガール企画。第14回は、アグリブランド「Berry’s Garden」代表の景井愛実さんの1日についてうかがいました。農家のお嫁さんから農産物・加工品などを扱うブランドを立ち上げた景井さん。家族の力を借りながらブランドの“顔”として忙しく奮闘しています。景井さんの24時間をチェック!

■農家のお嫁さんから起業家へ。景井愛実さんとは?

・景井愛実さん(Berry’s Garden代表・35歳)

2018年10月で11歳の男の子と、9歳の女の子のママ

・24歳で農家という未知の世界へ    ~結婚から出産まで~

24歳で結婚、出産をし「農家のお嫁さん」になった景井さん。旦那さまはサラリーマンですが、旦那さまのご両親と同居しているため、家事育児の傍ら家業をお手伝いしていました。農家は未知の世界で悪戦苦闘の毎日でしたが「家族が多く、子どもに手をかけてくれる人がたくさんいたので比較的育児は楽をさせてもらったように思います」。子どもは現在11歳になる息子くんと9歳になる娘ちゃん。「たくさんの大人に囲まれて育ったので、多様な考え方を自然と受け入れることができるようになっているかな」。

・震災の経験を経て農業と向き合う   ~就職から復職まで~

高校卒業後は歯科医院にて事務の仕事や化粧品販売員、結婚後は家業のお手伝いのほか、アパレル店員のお仕事もしていました。本格的に農業の仕事を意識しはじめたきっかけは東日本大震災でした。震災後、「農業自体の未来はないかも知れない」と思っていたところへ、届いたのが全国のお客様からの温かい励まし。「もしこれで農業を諦めて木を切ってしまっていたら、もう私たちの果物は食べていただけないんだと気づいた時、『農業はいのちをつないでいく仕事だ』と感じ、本格的に農業を意識するようになりました」。嫁いだ時から畑に捨ててしまうりんごや桃を見て「自分の手で何とかしたい」と考えていた景井さん。その一歩として「スムージーアドバイザー」を取得。講座を主宰し講師業も同時にスタート。2017年にアグリブランド「Berry’s Garden」立ち上げ、果樹加工品の商品開発や、六次化商品のセミナー講師業などを行い、“あなたのスキマに幸せをお届けしたい”という想いを、ブランドを通じて発信しています。

■景井愛実さんの1日のスケジュールを紹介!

【4:00】起床、仕事起業してからは、日中は人と会うと集中できないので朝にPC仕事をすることが多くなりました。【6:00】家事、準備【7:30】子どもたち学校出発【8:00】仕事へ打ち合わせや会議、営業、販売などの外回り(作業の日は一日畑)。始業時間が決まっていない分、忙しいと早めに時間を取りたくなりますが、どんなに忙しくても基本は子どもたちを送り出してから出発。【8:30】打ち合わせオンラインPCでのMTにして移動時間を削減することも。【9:30】ショップ販売生産者のアイテムがそろうショップや取扱店舗でのイベント販売で店頭に立つ日も。

【15:00】子どもたち帰宅しているのが気になりながらも仕事。遅くなりそうなときや子供たちの声を聞きたくなったりするときは、家に電話をしたりも(笑)【16:00】商品企画作業・PC作業習い事や定期の病院などあるときは早く帰ります。【20:00】帰宅本当に外回りや打ち合わせで忙しいときは、子どもが寝てから帰ったりすることもあり、私がさみしいので時々お手紙交換をしてコミュニケーションを取っています。【21:00】子どもたち就寝ギリギリに帰ってきても、子どもと一緒に少しでも夜を過ごしたいのでまずは子供と寝る瞬間は一緒にいます。そのあと自分のことをしたりします。【22:00】家事・お風呂など【24:00】仕事・就寝


■景井愛実さんのマル秘テクニック!

・一番の時短は家族で協力し合うこと

子供が大きくなって、家事をしてもらうようになりました。「ママ、ごはん作れなくてごめんね」とちゃんと謝れば、子供も力になりたいと思って応援もしてくれます。何をするかは指定せず、家事の中でやりたいことを聞いてお願いしてみました。息子は、お風呂掃除は今では自分の役割だと思っていてその責任感も育っているし、娘はいつもマイペースだけど整理整頓がうまいので「ママより上手だね」と伝えたら、片付けは自信をもってやってくれています。周りにうまく協力してもらうことが、今までで一番の「時短術」かなと思っています。


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