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まるで「小さいおじさん」ロバート山本が息子を徹底観察!将来はボクサー?

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まるで「小さいおじさん」ロバート山本が息子を徹底観察!将来はボクサー?

2017年に第一子を授かりパパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんと日々接する中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、今年7月からインスタグラムで発信し始めました。そのイラストを元に、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。第3回は、息子くんと2匹の飼い犬との関係や、息子くんに備わっている(はずの)天性のボクシングセンスについて。

■犬と息子のにぎやかな日々…しかしオス犬にまさかの事態

うちでは息子が産まれる前から、オスのポメラニアンとメスのパピヨンを飼っています。めちゃくちゃ元気な2匹ですが、息子が産まれて少し経った頃に、オスのポメラニアンから血尿が……。たぶん、嫉妬によるストレスですね。息子が泣くと、オスのポメラニアンは「うるせーな」みたいな顔をしていたんです。その一方で、メスのパピヨンは、息子のそばに行ってソワソワしてる。やっぱり母性があるんだなぁと思いました。最近では、息子が大きくなってきたので犬たちに勝つようになりました。しっぽを掴んで引っ張っるから、しょっちゅうケンカしています。でも、犬同士がケンカをしていると、「わー」と叫びながら止めにいくんです(笑)。僕も奥さんも手が離せないときに息子が泣き出すと、2匹があやしてくれることもあります。まるで兄弟みたいな関係。息子が産まれてから感じたのは、犬の面白さと子どもの面白さは、まったく別モノだなということ。犬は、お腹が減っているとか、気に入られたいとか、感情の表し方がすごくストレートなんですよ。ところが、子どもは「構ってもらえないなら、泣くからね?」みたいな顔で駆け引きしてくるんです。どんどんずる賢くなっています。子どもは、ふいに変なことをし始めるのも面白いです。「そばに寄ってきたな」と思って、そしらぬフリをして見ているじゃないですか。そうすると、突然、足の指先をガブッと食われるとか(笑)。

犬2匹とは一緒にお昼寝をしたり、部屋の角に追い詰めてハイハイで威嚇したりと、たくましい息子くん。(インスタの育児日記より)

■ベビーカーでふてぶてしい態度…まるで「小さいおっさん」だ

赤ちゃんって、誰にでも愛想を振りまく子もいれば、知らない人には警戒したり、はたまたふてぶてしい態度をとったり。うちの息子は完全に後者です。電車に乗ったときに、隣のおばさんから「あらかわいいね〜」と言われても、「なに絡んできてんの?」みたいな顔をするんです(笑)。最近はコミュニケーションがとれるようになってきたので、笑うこともありますが、0歳の頃はふてぶてしさ満開でした。ベビーカーに乗っていても、ダラーンとしたポーズで、小さいおっさんみたいなんです。タクシーの運転手さんが、休憩中に足を上げて寝ている感じというか……。そういうふうに「オレに構うなよ」みたいな空気を放つときが大半でしたが、最近は機嫌がいいときが多くなりました。そういうときは、女子高生みたいに何を見てもゲラゲラ笑っています。最近は、女の子限定で、手を振ったり笑いかけたりするようになりました。ファミレスで、注文を取りにきた女性店員さんに、手をブンブン振るんですよ。でもその後、料理を運んできてくれるのがおじさんだと、無表情のまま。女の子とおじさんを早くも区別しているようです。

こんなに幼いころからキャラクターがあるのだと感心させられた一件でした。(インスタの育児日記より)

■この子には天性のボクシングセンスがある!

息子がこれからどんなふうに育っていくかはわかりませんが、人間の性格とか好みは、こんなに小さい頃からはっきりしているんだなと、いつも驚かされます。得意なことなども、そのうち見えてくるんでしょうね。病院の新生児室にいたとき、他の赤ちゃんと比べて、息子は明らかに声が大きかったんです。看護師さんに聞いたら、声量の大きさと力の強さは比例するんだとか。「相当、元気な子ですよ」ってよく言われていました。まあ、「元気な子」って、「うるさい子」という意味も含んでいると思いますが(笑)。親バカだと思われるかもしれないけど、それを聞いてから、息子は強い子に育って、いまでは「天性のボクシングセンス」があるんじゃないか?と思わされるような行動をとる事もあります。一般的に、赤ちゃんはズリバイからハイハイに移行していきますが、息子はハイハイの時期がほとんどありませんでした。立ちたくてしょうがなかったらしく、ずっとトライしていました。倒れても立ち上がるボクサーを見ているよう……と、ここでも親バカメガネ発動です。足の力を強くさせたいなと思って、最近、ストライダーという子ども用のキックバイクを買いました。今はまだ足がやっと届くくらいなので家の中だけで乗せています。対象年齢は2歳からなので、少しずつトレーニングさせて、そのうち外で遊ばせたい!親が息子の生き方を決めてはいけないと思うけれど、どんな道でも選べるように、小さい頃からいろいろ経験させてあげたいなと考えています。その結果、ボクシングの道を選んだとしたら、僕はもう、リング下で泣きながら応援するでしかないですね。

抱っこしているときに息子くんからのアッパーが……。赤ちゃんとは思えない力強いパンチ。痛いけれど、プロボクサーの素質はあるのかも⁉(インスタの育児日記より)

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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