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子どもの困った行動は「そうなんだね」で一旦受け入れるのが吉

Baby&Kids

子どもの困った行動は「そうなんだね」で一旦受け入れるのが吉

vol.879【1日1成長お母さん】正すのは行動だけ!行動の裏に隠された気持ちは認めよう

問題行動ばかりの子どもに、止めさせようと執着すると同じ繰り返しになる

「どうして?」「なんで?」と言いたくなる子どもの困った行動。子育てをしていると子どものすることに目を覆いたくなるようなことは日常茶飯事ですよね。その度に「何をしてるの!」と叱ったり、後始末に走り回ったり。子どもが成長するのはもちろん大きな喜びですが、できることが増えるごとに困った行動もエスカレート。「やめなさいって言ってるでしょ!」と怒鳴ってしまったりしたことがあるかもしれませんね。

3歳は意欲がぐんぐん育つ時期。やる気の表れが困った行動になることも

3歳のKちゃんはお絵かきが大好きです。ある日、いつものようにお絵かきをしていたKちゃん。お母さんが料理を終えて様子を見ると、紙に描くだけでは飽き足らず、テーブルにまではみ出して描いているのを見つけました。「何をしているの!」思わず叫んで駆け寄るお母さん。Kちゃんはお母さんが慌てたり怒ったりしているのを見て、不安になるばかりです。Kちゃんは大好きな絵を大きく描きたかっただけだったからです。

怒鳴りたくなる行動の裏に隠れるやる気を見抜くと、対処も分かりやすくなる

テーブルに残されたお絵かきを見たら、怒鳴りたくもなるでしょう。ですがKちゃんの「大きな絵を描きたい」と思った、その気持ちを叱ることはできません。それはKちゃんの絵を描くのが大好きだという気持ちの表れであり、何も悪いことではないからです。お母さんが困るのは“テーブルに絵を描く”という行為なのですから、この場合はそこだけを正す言葉をかければいいのです。

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