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お母さん争奪戦!勝っても負けても笑顔になれる方法があります
vol.1002【1日1成長お母さん】喧嘩も遊びの1つ。発想1つで我慢がお手伝いに変わる不思議
お母さん争奪戦は子どもにとっては遊びの1つ。喧嘩になっても慌てない
子どもはお母さんが大好きです。大好きなお母さんをひとり占めしたくて、兄弟姉妹間でお母さんを取り合い喧嘩になる時もあるでしょう。こんな時は上の子と下の子どちらを優先しても、後回しにされた方は我慢する事に。わけへだてなく愛情を注いでいるつもりでも、子どもにしてみれば納得できないものです。最近は“上の子優先”と言われることもありますが、子どもにとっては争奪戦も遊びの1つ。深刻になり過ぎずに、状況を見守りましょう。
優しい子はいつも譲ってばかり。我慢をさせていると心配になってしまう
5歳のS君には2歳の妹Mちゃんがいます。普段はとても仲の良い2人ですが“お母さんのお膝争奪戦”がはじまると、たちまち喧嘩に発展。そして、勝つのは決まって妹のMちゃん。なぜならMちゃんが大声で泣きわめくので、お兄ちゃんのS君が引き下がってしまうからです。妹が大声で泣くと、お母さんが困る事を知っているのです。お母さんはS君の優しさに感謝しながらも、いつも我慢させてしまっているのでは?と可哀想に思ってしまうのです。
“我慢”ではなくて“お手伝い”と発想を変え、ポジティブに捉えましょう
S君のように優しい子ほど共感力が高く、相手の気持ちを理解できるので無理に自我を通そうとしません。可哀想と思わず発想を切り替えて“我慢”を“お手伝い”とポジティブに捉えみましょう。S君が譲ってくれた時にも「ありがとう、助かったわ」など行動に理解を示す言葉がけが大切です。お母さんがいつも見ていてくれると実感することは “自分は愛されている”という安心感に繋がります。お母さんの役に立てるのは、嬉しい事なのです。
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