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「今の嘘だよね」の一言が嘘つきを育てる。問い詰めをやめよう
vol.1021【1日1成長お母さん】子どもの嘘は追求で大きくなる。時には流すことも必要
嘘をつくなんて許せない!そのお母さんの姿勢が子どもを頑なにすることも
「うちの子はすぐに嘘をつくので、嘘をついたら毎回懲らしめています」そんなお母さんは少なくないかもしれません。嘘をつくのは良くないこと。このシンプルなことを子どもに伝えるのに、四苦八苦しているお母さんは多いようです。でも追求すればするほど子どもの嘘は頑なになっていくもの。「また嘘ついて!」「今の嘘だよね、お母さん分かってるんだからね!」と言ったことがある、という人は多いことでしょう。
嘘をつくのは叱られたくないから。正当性を訴える手段としての嘘もある
誰が見ても明らかなことを「僕じゃない!」と言い張ったり「それはこれがこうだったから」と状況を作り上げたり。お母さんはうんざりして叱りつけるかもしれません。実は嘘とは防衛本能なのです。“お母さんに問い詰められている”という状況から逃れるために、子どもが頭を振り絞っているのです。お母さんに怒られると思うと、些細なことでも「ごまかさなければ」と思ってしまい、それが嘘に繋がっていきます。
失敗も経験。責めずに解決法を伝えることで、ごまかす頻度が減っていく
子どもの嘘を減らすには、まずお母さんが嘘を暴こうと躍起にならないことが大事です。その上で、子どもにはごまかす必要はないと伝えるのです。子どもが隠したかったことはなんでしょう。コップをひっくり返したこと?お友だちと喧嘩したこと?失敗を責めるとごまかそうという気持ちが生まれます。子どもの失敗に取り返しがつかないものはありません。お母さんは失敗を責めずに「今度からこうしてね」と対処の仕方を教えましょう。
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