FacebookInstagramYouTube
お宮参りを生後100日頃に行っても大丈夫なの?正式なしきたりは?

出典:photoAC

Baby&Kids

お宮参りを生後100日頃に行っても大丈夫なの?正式なしきたりは?

赤ちゃんが生まれて新しい家族が増えると、健康な子どもに育って欲しいという願いを込めていろいろな行事が始まります。その中でも、初めてのお出かけとなる「お宮参り」と100日参りともいわれる「お食い初め」は一体何が違うのでしょうか?また、ふたつの行事をいっしょにしても良いのかどうか、そんな疑問を解決していきましょう。

■お宮参りと100日参りの違いってなんだろう?

出典:photoAC

赤ちゃんが生まれてきて、最初の大きな行事にあげられるのがお宮参りと100日参りです。どちらも「お参り」と呼ばれますが違いはどのようなことなのでしょうか?比べてみることにしましょう。

・お宮参りは神様へ報告のお参りをすること

出典:ぱくたそ

赤ちゃんが無事に生まれてきたことを地域の氏神様に報告し、氏子の仲間入りをさせていただくと同時に、赤ちゃんの健やかな成長を祈る行事がお宮参りです。生後1カ月くらいですることが一般的とされています。お参りのときには、父方のおばあちゃんが赤ちゃんをだっこするのが正式とされているようですが、最近ではパパとママの3人でのお参りというスタイルも増えているのだとか。お参りをすると、神社によっては参拝記念に「でんでんだいこ」や「張子犬」などをいただけるところもあるそうです。また、安産祈願をしていただいていたら、無事に生まれたことのお礼参りも兼ねてお宮参りをする風習もありますよ。

・100日参りは別名お食い初め・百日祝いともいう

出典:“百日祝い”って何をする?お食い初めや寝相アートで成長を感じよう! @ bm.p0512さん

生後100日くらいのときに行う行事が100日参りです。地域によっては「百日(ももか)祝い」や「お食い初め」というところもあり、一生食べ物に困らないようにとの願いをこめた行事のことです。実際にはまだ赤ちゃんは食事ができないので、箸でお口にチョンチョンとさわり、食事をするまねをします。歯が丈夫になるようにとの願いを込めて、「歯固めの石」を用意して、箸で石をさわり、次にその箸で赤ちゃんの歯にさわるという風習が残っているところもありますよ。お食い初めは生後100日目くらいで行うのが一般的ですが、日にちの計算で、生まれた日を含めて数えるのかどうか迷うところ。正式な日にちの計算は、生まれた日を1日と計算して数えます。また、100日参りで行うお食い初めの食器が、男の子と女の子で違うことをご存知でしょうか。男の子は朱塗りの器で、女の子は外側が黒塗り、内側が朱塗りの器を使います。

■お宮参りっていつまでにすればいいの?決まりがあるの?

出典:photoAC

赤ちゃんにとって初めてのお出かけになるお宮参りですが、いつごろまでにお参りをすればいいのか、また決まりなどがあるのかみてみましょう。

・正式には男の子が生後31日、女の子が生後30日にお参り

出典:photoAC

お宮参りは、正式には男の子が生後31日で、女の子が生後30日でお参りするとされていますが、地域によって2~3日の違いはあるようです。

・厳格な決まりはなく、いつ行っても大丈夫

出典:photoAC

神様への報告がお宮参りなので、いつまでにお参りしなくてはならないという決まりはありませんが、気候や休みの都合などで時期をずらす場合でも、生後3カ月くらいまでに済ませるのが一般的です。遅くても、生後6カ月くらいまでには済ませるようにしたいですね。お参りするときの服装についても厳格な決まりはなく、着物でもスーツでも大丈夫ですが、お参りなのでラフな服装は避けた方が無難です。

■お宮参りと100日参りをいっしょにしても良い?

出典:@ keiko.com_instaさん

お宮参りが終わると、すぐに100日参りの日が近づくので準備が大変ですよね。どちらも同じ日にできれば、ママや赤ちゃんの負担を減らせるのですが、お宮参りと100日参りはいっしょにしても良いのでしょうか。

・とくに問題なくOK!お参りすることに意味がある

出典:@ yagigigi1234さん

お宮参りと100日参り、ワザワザ分けて行わなくても一度にしてしまっても大丈夫です。本来のお参りの目的は、神様へのごあいさつであって、お参りする頃の生後の日数でお宮参りと言ったり、100日参りと言ったり、呼び名が変わっています。ですから、一度に済ませても良いということになりますね。

・親戚など集まりやすいメリットなどもある

出典:photoAC

お宮参りと100日参りは日程が案外近いので、遠い親戚の方などには、来てもらうのが負担になることも。そこで、お宮参りと100日参りをいっしょにすることで、来てくださる方の負担を減らせるメリットがあります。みんなで集まった機会に、記念の集合写真をいっしょに撮ることもできますね。

・天候や赤ちゃんとママの体調を一番に優先することが大切

出典:@ keiko.com_instaさん

日程を決める上でまず考えたいのが赤ちゃんとママの体調です。ママは、産後の産褥期にあたる時期でもあり、無理をすると後々の体調に影響がでるので注意。また、赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、暑さや寒さが負担になることも考えられます。ママや赤ちゃんの様子を見て日程を決めることをおすすめします。

SHAREFacebook
POST
LINELINE