押し入れをDIYして使いやすいスペースにしよう！実例集や方法例をご紹介

■押入れのDIYってどうすればいいの？

押入れをそのまま活用して収納に使っている家庭は多いですよね。でももっと上手に活用できたらいいなと思うことはありませんか？もしかしたら押入れをDIYすることで、もっと快適なスペースになるかもしれません。

ここでは、インスタを中心に見つけた押入れDIYの実例をご紹介します。どんな風にDIYすればいいのかの参考になりますよ。

・押入れのアイデアDIY集

＜衣装ケースでそろえてクローゼットとして＞

押入れの奥行に合わせたケースを置いて、大容量のクローゼットとして使用している例です。大掛かりなDIYではありませんが、同じ収納ケースでそろえているので、ふすまを開けたときのすっきりとした見た目が美しいですね。押入れもクローゼットも基本的な用途は同じですが、箱などで積み重ねると取り出しにくいものも、引き出しケースなら下の荷物の出し入れも簡単です。

＜可動式の棚やポールで作った子ども服収納＞

押入れスペースをDIYし、洗濯後の導線も考慮した上で、4人のお子さんの服を掛けたり置いたりする収納にしているのは@morichan2181さん。壁紙を貼り可動式の棚やポールを取りつけた本格的なDIYで、完璧なウォークインクローゼットになっています。パッと見て何がどこにあるのかわかりやすいので、子どもたちが自分で出し入れしてもぐちゃぐちゃになりにくいのが良いですね。

＜可動式の本棚を活用＞

押入れの中にコマのついた可動式の本棚を縦に入れることで、たくさんの本を収納できる本棚として活用している@sho.ko_ieさん。コマがあることで出し入れも自由にできるのが便利ですね。本格的なDIYをしなくてもたくさんの本棚を入れれば大容量の本棚として有効に活用できます。

＜ハンドメイドの作業スペースとして活用＞

ハンドメイド作品の制作をされている@kyon376さんは、押入れを作業スペースとして使えるようにDIYしています。壁紙をはじめ壁に掛けた糸巻きなど、ナチュラルインテリアでそろえたかわいらしいアトリエですね。こんな素敵な空間で作り上げられるハンドメイド作品までも気になってしまいます。

＜かわいらしいキッズスペースに＞

押入れの一部分を娘さんのキッズスペースにした@ra929raさん。おもちゃやキラキラとしたライトにガーランドが愛らしく、すてきなキッズスペースになっています。まるで秘密基地のようで楽しそうですね。

＜小さな子ども部屋にDIY＞

おもちゃを置くスペースとしても遊ぶ場所としても使える、小さな子ども部屋にDIYされた@arupaka3さん。目隠しになる部分もあって子どもが大好きな空間になっていますね。大人も思わず入りたくなるような夢のあるDIYです。

■どうやってDIYしたらいいの？

素敵なDIY例を見たら実際にやってみたくなりますね。どうやったらいいのかわからないし難しそうと思っても大丈夫。一度に全てDIYするのは難しくても、できるところから少しずつ手をつけていきましょう。

・クローゼットとして活用したい場合

押入れをクローゼットとして活用する場合には、突っ張り棒やポールを取りつけるなどのDIYで、洋服をかけて収納できるようにしてみましょう。ジャケットやシャツなどをかけた下に収納ケースや棚を置けば、デッドスペースも有効に使えます。コートやワンピースなど背の高いものの下には、カゴをおいてバッグや小物の収納スペースにもできますよ。洋服を掛けるスペースが取れない場合は、奥行に合わせた収納ケースをしっかりと活用するのがおすすめです。

・本棚として活用する場合

押入れを本棚として活用する場合は、特に大掛かりなDIYはしなくても大丈夫です。先ほどご紹介したように、コマがついている可動式の本棚を押入れの奥行に合わせて、縦にいくつか入れるだけで大容量の本棚収納になります。見せる本棚にするなら、壁に沿って本棚を設置して思い切って扉を外してしまうのも良いでしょう。部屋の一部としても有効に使える本棚兼有効スペースになります。

・押入れをDIYして書斎や趣味のスペースに活用する場合

押入れの棚板をそのまま利用すれば、ハンドメイド用のミシンや材料を並べたり、書斎としてパソコンや本を置いたりと、大きなDIYではありませんが仕事や趣味の場所として自由なスペースが確保できます。棚板がない場合は中に入るサイズの机を置きましょう。作業をするときは扉を開けておいて、作業が終わったらイスも中に片づけて戸を閉めてしまうことで、作業途中でも作業スペースが目に入らないので、急な来客にも慌てないですみますよ。また、こまごまとしたハンドメイドのグッズなど、小さな子どもにさわらせたくないものでも、扉を閉めれば手が届かないので安心です。

・押入れをDIYして作る子ども部屋やキッズスペースの作り方

子どものおもちゃや絵本や小さなテーブルなど、棚やラックも活用して置くだけで、ちょっとした子どもの部屋になります。子どもは狭い空間が大好きなので押入れの一部分だけを仕切って小さなスペースを使ってもいいですね。おもちゃを収納する場所がそのまま秘密基地として使えると子どもたちも喜ぶし、おもちゃが部屋中に広がらないので親としても一石二鳥です。押入れの上下段を上手に使えばベッドとして活用することもできますよ。

■賃貸の場合はどうしたらいい？

押入れのDIY、早速やってみたくなりませんか？でもちょっと待って！賃貸の場合はどの程度までDIYしていいのでしょうか？

・どこまでDIYやっていいの？

賃貸の場合は、どの程度まで押入れのDIYをして良いのかは、大家さんや不動産会社に確認が必要です。壁に穴を開けたり色を塗ったりするような大掛かりなDIYはできない場合もあります。その場合は、突っ張り棒はもちろんハンガーラックや収納ラックを置いたり、貼ってはがせる壁紙など、壁を傷つけずに元通りにできる便利なグッズを使えば、ある程度のDIYはできますよ。