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「できない」の克服より「できる」の応援が得意を増やす近道

Baby&Kids

「できない」の克服より「できる」の応援が得意を増やす近道

vol.1066【1日1成長お母さん】子どもの興味あるものを探そう「楽しい!」が得意なことに変わる

できないことがあっても慌てない。子どもの学びに焦りは禁物です

子どもの才能を伸ばしてあげたいと思うのは、どの親も共通して願うことでしょう。周りの子と比べないで伸び伸び育ってほしいと思っていたとしても、学校の勉強に関わるものは普通にできていてほしいという願いもありますよね。特に、ひらがなの読み書きなどできないと不安に思うお母さんもいるのではないでしょうか。真面目で熱心なお母さんほど、その不安が大きく現れてしまうものですが焦りは禁物です。

子どもの「できない」に過敏に反応し過ぎると「楽しい」を見逃しがちに

5歳のH君のお母さんが幼稚園のお迎えに行くと、お絵かきをした作品を並べている最中でした。お友だちのAちゃんが「自分でお名前を書く」と上手に名前を書いています。それを見てH君のお母さんも早速H君に書かせようと促しますが上手く書けません。それに焦ったお母さんは「いつもの公園に行かずに今日は字の練習をしましょう」と言いました。昆虫が大好きで今日も公園で虫探しをしたかったH君はがっかりです。

苦手な字の練習より大好きな虫探しが、将来に必要な子どもの学ぶ力を育てる

誰でも苦手なことを必死でやらされるのは辛いものでしょう。実は子どもが学んでいくには順序があるのです。それが「好奇心」→「やる気」→「集中力」の繰り返し。これを学びのサイクルといいます。成長の進度はそれぞれ違ってもこの順序は同じです。楽しいことを試す繰り返しがやる気となり、その中で1つのことを深く理解しようと集中力も育まれます。「楽しい」という好奇心が全ての学びの原点。見逃さないようにしましょう。

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