スカートが静電気でまとわりつく…対策は？パチッから解放されるテク紹介

■静電気が起こりにくい素材を知って上手につき合おう

生活している以上、静電気を完全にカットすることはほぼ不可能。それならば、静電気が起こりにくい素材のスカートを積極的に取り入れ、なるべく静電気を近づけないようにしてみてはいかがでしょうか☆
先ほどもご紹介したように、静電気は乾燥や摩擦が大好物。逆に考えると、乾燥しにくい素材を使えば静電気のもととなる電気が帯電しにくくなる、ということになります。乾燥しないようにするには、水分を多くふくませることが大切！下記の図のように綿やシルク、麻などは、他の素材に比べてたくさんの水分をふくむことができるので、静電気の発生が比較的少ない素材なのです。

寒さが厳しくなる季節は上記の図を参考に、綿やシルクといった素材のスカートを取り入れて静電気対策を練っていきましょう。

■静電気が起こりにくい組み合わせをお教えします！

プラスの電気とプラスの電気、マイナスの電気とマイナスの電気といったように、同じ性質の電気を持った衣類がこすれ合っても静電気は発生しにくいです。そのためスカートの素材と同じ電気を帯びやすい素材のタイツやレギンスを選べば、静電気の発生を抑制することができるでしょう。
具体的には、マイナスの電気を帯びやすいポリエステルのスカートとアクリルのタイツの組み合わせが◎また、厚手のニットのレギンスに同じ素材のニットスカートを履くのも静電気対策にはおすすめです。先ほどご紹介した図を参考に、スカートとタイツの組み合わせを工夫してみてください。

■簡単にできる！スカートの静電気対策を伝授

悩んでいる人も多い、スカート×静電気問題。実は、手軽に対策できるのを知っていましたか？手元にあるアイテムを使って、さっそく静電気対策を行ってみましょう！

・メーカーも推奨！柔軟剤を使って静電気対策

衣類を柔らかい手触りへと変化させてくれる、柔軟剤。実は、静電気対策に一役買ってくれるアイテムだということを知っていましたか？
柔軟剤を開発・販売しているメーカーも推奨している、この静電気対策方法。柔軟剤を使うことでスカートの質感がやわらかくなり、タイツやストッキングなどとの摩擦をやわらげてくれるのです。
香りも良くなって、一石二鳥の静電気対策方法！試して損はない方法ですね☆

・静電気対策スプレーで服の静電気を逃がす方法も

スカートなどの衣類に溜まってしまう静電気を解放するために開発された、静電気防止スプレーを使うのもひとつの方法。静電気が起こりやすいと言われている、『UNIQLO（ユニクロ）』の「シフォンプリーツスカート」のように、ふわっとした印象が重要なアイテムに使うのがおすすめです。
静電気防止スプレーの代表とも言える「エレガード」は、静電気対策はもちろん花粉やほこりの付着も防いでくれる優れもの！1日中きれいな着こなしをキープするためにも、1本持っておきたいアイテムです。
ファブリーズのような衣類用消臭スプレーも、同じく静電気対策効果が期待できるアイテム！自宅にある場合は、さっそく活用してみましょう☆

・手持ちのものでOK！ハンドクリームで静電気対策

冬場はポーチやかばんの中に入っていることが多い、ハンドクリーム。手の乾燥を防ぐためのハンドクリームは、スカートの静電気対策アイテムとしても活用できます。
ポイントは、保湿成分がたっぷり含まれているハンドクリームを選ぶこと！ハンドクリームの配合成分としてよく見かける、“尿素”や“ヒアルロン酸”などが代表的な保湿成分です。
ハンドクリームを使った静電気対策の方法はとても簡単！ハンドクリームをいつも通り手になじませ、その手でスカートにふれる足やタイツなどをなでるだけです。
下にデニムなどのズボンを履いているときにも、ハンドクリームを使った方法は有効☆ズボンとスカートが静電気でくっつくときにも、ぜひ試してみてください。

・素材で静電気対策！ペチコートを履く

吸湿力の高い素材を使ったペチコートは、静電気の大好物である乾燥を防ぐのにもってこいのアイテム。下着が透けないように使うものですが、静電気対策用としても大活躍してくれます。
シルクやナイロンを使ったペチコートは履くだけで静電気対策ができるとあって、1枚は持っておきたい優秀アイテム。スカートとセットで販売されているものもあるので、ペチコートが家にないという人はセット販売のスカートを選ぶのもおすすめです。ユニクロなどでも気軽に手に入るので、シフォンスカートやプリーツスカートなど、おしゃれスカートコーデにペチコートを活用してみてくださいね。