FacebookInstagramYouTube
【医師監修】妊娠中のヘアカラーはしていいの?美容院に行くときの注意点も解説

出典:photoAC

Beauty

【医師監修】妊娠中のヘアカラーはしていいの?美容院に行くときの注意点も解説

■妊娠中のカラーやパーマでトラブルが起きたら?

皮膚の炎症やかゆみなどのトラブルがある場合は皮膚科を受診しましょう。妊娠中でも使える薬剤(ステロイド剤や保湿剤など)を処方してもらえます。また、匂いのせいで吐き気めまいを起こしたら産婦人科、または内科にかかりましょう。

■妊娠中に美容院でヘアカラーするときの注意点

出典:photoAC

妊娠中に美容院に行くときにはママの体調を考えて予約しましょう。

・予約の際は妊娠中ということを伝えよう

妊娠中ということを伝えておくと、美容師さんも気にかけてくれるので安心ですよ。「姿勢を変えたい」「気分が悪い」など、こちらからは言いにくいことも美容師さんのほうから聞いてくれることも増えるかも。
また、出産予定日を伝えて今後のカラーの予定などを相談するのもおすすめです。どれくらいの期間カラーをしに来られなくなるのか、出産前はいつまでに最後のカラーリングをするべきか、ホームケアの方法などもアドバイスしてくれるかも♡

・体調がすぐれないときは無理しないようにしよう

体調がすぐれないときは、美容院に行くのは控えましょう。行ってからお店で気分が悪くなることも心配ですし、行く途中も何があるかわからないので無理しないように時期をずらしてみましょう。
シャンプーで仰向けの状態が続くと、子宮が下大静脈を圧迫して低血圧になることもあります。気分が悪くなったり意識が薄れてきたりしたら、すぐに体の左側を下にして横向きになりましょう。事前に美容師さんにも、気分が悪くなったらこの体勢になりたい、と伝えておくと安心です。

・長時間のメニューは避ける

出典:PIXTA

美容院の予約時に、あらかじめメニューを決めると思いますが、そのメニューの目安時間を確認して、長時間になるものは避けるようにしましょう。特に妊娠後期はお腹が重くなってきて、同じ体勢で座っているだけでもつらいです。
カラーとパーマを同日に行うなど、時間がかかるメニューを希望する場合は、日にちを分けて施術できるか相談してみても良いでしょう。

・体調や出産予定日を考慮してメニュー選択を

妊娠中はこまめに美容院に行くのも難しく、できればカラーをする回数も減らしたいところ。カラーをするなら、少しトーンを落としてみても良いかもしれませんね。
ヘアカラーは、「オーガニックカラー」「ブリーチ」「グラデーションカラー」など種類があり、染め方や施術時間も変わってきます。それぞれの特徴も簡単にお伝えします。

<オーガニックカラーの場合>

通常のヘアカラーと染め方や施術時間は同じですが、オーガニック成分を配合したこだわりの薬剤を使用します。メーカーによっても配合している成分が異なりますが、通常の薬剤よりも髪や頭皮に優しいのがポイントです。

 

<ブリーチの場合>

全頭ブリーチをした場合は、再びカラー剤で色を入れるダブルカラーをする必要があるため、通常のカラーよりも時間はかかります。
しかし最近では、インナーカラーやハイライトで使用されることが多く、ホイルを使い部分的にブリーチをすることで施術時間は短縮可能です。ブリーチの使い方次第で、髪に立体感をプラスしたり、根元が伸びてきたときに目立ちにくくしたりすることもできますよ。

<グラデーションカラーの場合>

グラデーションカラーは、そのネーミング通り、根元から毛先にかけて徐々に明るくなっていくヘアカラーのことです。この場合も薬剤を使い分けてヘアカラーしますが、一般的なヘアカラーと施術時間はほとんど変わりません。
染めたあとは、グラデーションになっていることで根元が伸びてきても目立ちにくいというメリットがあります。髪が伸びてきても「そろそろ根元染めないと…」と思いにくくなるので、グラデーションヘアはおすすめですよ。
 

■産後はいつからヘアカラーができるの?

出典:photoAC

出産後は赤ちゃんのお世話や赤ちゃんがいる生活に慣れず、寝不足だったり疲れがたまっていたりするかも。体調が良ければヘアカラーをしても大丈夫ですが、とにかく無理をしないように気をつけましょう。
赤ちゃんとの生活に慣れてきた頃の、3カ月~半年くらいでヘアカラーをしに美容院に行くママが多いようです。ちょうどその時期は産後の抜け毛が気になる方も多いので、美容院に行ってヘアスタイルの相談をするのも良いかもしれませんね。

SHAREFacebook
POST
LINELINE