
出典:Pixabay
Lifestyle
ニットがほつれちゃった!やったらNG行為と自分で直す方法、便利グッズも
■直し方その1:針を使ってほつれを直す

小さなほつれのお直しは、針でつつくだけできれいに補修できる可能性も。針でつついて補修する方法は下記のとおりです。
(1)ニットの表裏を逆にし、生地を軽く指先でつまむようにして、セーターの生地を集める。
(2)ほつれた部分の下にスポンジ(キッチン用のスポンジなど、ある程度厚みがあるもの)を置く。
(3)ほつれた部分のところに、つまみとったセーターの生地をあてる。
(4)生地を針でつつく。スポンジから数ミリ程度下にさすイメージで行うと◎
(5)生地が落ち着いたらニットを表に返す。
(6)表からもほつれた部分を針でつつき、まわりの生地となじんだらOK。
小さなほつれであれば、針でつつくだけでどこがほつれていたのかわからないほどきれいに補修することができるはず。直し方も簡単なので、ちょっと引っ掛けてしまった程度のほつれの場合は、ぜひ試してみてくださいね。
■OK行為その2:便利グッズを使ってほつれを直す

ニットの糸先がしっかり出てきてしまうほどほつれさせてしまった場合は、補修に使える便利グッズを用いるのもおすすめです。
・便利グッズ(1)かぎ針
縫い方がざっくりとしているローゲージニットの場合は、編みものに使うかぎ針を使って補修することも可能です。はみ出ている糸のまわりの編み目の糸を少しずつ引っ張り、バランスをとっていきます。
ほつれの中心から外側に広がるように引っ張って、つれや緩みを分散させていきましょう。
・便利グッズ(2)ほつれ補修針
出てきてしまった糸は、生地の裏側に引き込んで隠してしまうというのもひとつの手です。そんなときに便利なのが「ほつれ補修針」というもの。
ほつれ補修針を出てきてしまった糸の根元に針をさし、裏側に引き抜くだけで簡単にほつれを補修することができますよ。
価格も数百円程度とお手頃なので、ポーチの中に1本入れておくといざというときにすぐ応急処置することが可能です。
・便利グッズ(3)ほつれ止め補修液
裏側に引っ張って処理したほつれは、ニットを着用しているうちにまた表側に出てきてしまう場合があります。それを防ぐために便利なのが、「ほつれ止め補修剤」です。
ほつれ止め補修液は布に使用できる接着剤のようなもので、出てきてしまった糸をニットの裏側に固定して、表側に出てきにくくします。
液をしっかり乾かしたあとは、洗濯やクリーニングも可能。生地によってはシミのようになってしまう場合もあるため、使用の際は注意しましょう。
■修理してくれるお店に持ち込む

「自分で補修してみたけれどうまく直せなかった」「糸が切れたので自分では補修できそうにない」「大切なニットだからできるだけきれいに補修したい」などという場合は、洋服のお直しをしてくれるお店やクリーニング店などの専門家の手を借りるという方法もあります。
お直しをしてくれるお店やクリーニング店の他にも、ニットの修理に特化した専門店もあるようです。自分で直すよりも費用はかさみますが、専門家の手を借りればよりきれいに補修することができるはず。
大切なニットをほつれさせてしまったときは、専門家の手を借りることも考えてみてはいかがでしょうか?
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