出典:@dubaiayakaさん
Baby&Kids
【医師監修】スタイはいつからいつまで必要?素材の選び方や注意点など徹底解説
■スタイを使用する際の注意点
スタイを使用する際には、どのようなことに注意していけば良いのでしょうか?ここからは、注意点をお届けしていきます。
・皮膚に異常がないかこまめに確かめる
スタイをつけることによって、合併症など皮膚への物理的刺激はどうしても回避できません。そのため、皮膚の発赤や湿疹がないかをこまめに確認することが大切になります。
・スタイの素材選びが重要
シリコンスタイやハンドメイドスタイなど、さまざまな素材のスタイが販売されていますが、スタイの素材によっては肌に当たるだけでも刺激になることもあるので注意が必要です。
肌の弱い赤ちゃんの場合は、スタイの素材による刺激だけでも湿疹が出てしまうため、スタイの素材選びが重要になります。ガサガサした生地などはあまり皮膚に優しくはないため、赤ちゃん用として販売されている生地を選ぶのがおすすめです。
・いつまでもつけさせない
スタイをつけていると衣服が汚れないため子どもが不快感を覚えず、いつまでもよだれが出てしまう場合があります。保育園に通っているなど状況によっても変わりますが、スタイはマストでつけるものではないので、サイズ的にも時期がきたらスタイをやめる方が良いでしょう。
■1人の赤ちゃんにスタイは何枚必要?
よだれが出る量には個人差があるので、必要なスタイの枚数も赤ちゃんによって違います。どの程度の枚数が必要なのか、紹介していきましょう。
・家庭の環境に応じた枚数が必要
スタイの枚数は、個々によって家庭の環境が異なるため、各家庭の環境に応じて枚数を決めていく必要があります。日中ずっとつけておくというよりは、食事時・哺乳時・外出時など、スタイを使用するシチュエーションを決めておきましょう。よだれの多さや食べ物を咀嚼して飲み込むときの状況、食器をうまく使えているかどうかなど、総合的に判断して枚数を決めていきます。例えば、スタイが濡れたままの子は首に湿疹が出ていたりするので、濡れ過ぎたらスタイを替えたり拭ってあげたりすると良いですね。
・一日5枚程度交換できるくらいあるのが理想
コロナに関わらず、感染性の病原菌やウイルスがよだれにないとは言い切れません。スタイに付着したよだれをさわって感染することもあります。そのため、清潔維持や感染予防の意味を込めて、朝昼夕3食終了時や間食時をあわせて一日5回程度交換できるくらいの枚数があれば良いです。また、洗濯洗剤については、アレルギーがなければ大人と同じ洗剤で大丈夫◎原則スタイは衣服の上につけるものであって、直接肌にふれるものではないので、そこまで気にする必要ないでしょう。
■スタイを選ぶときのポイントを確認!
スタイを選ぶときに気をつけたいポイントを見ていきましょう。
・いちばん重要なのが素材選び
首の部分に湿疹が出る可能性があるため、ガーゼ生地やふわふわしたタオル生地のような皮膚に優しい素材を選択しましょう。また、マジックテープも着脱が簡単で良いですが、マジックテープの部分が皮膚にこすれてしまう可能性もあるので要注意。マジックテープのスタイを使用する場合は、しっかり取りつける必要があります。・首回りのサイズもチェック
子どもは首の太さが一定ではありません。月齢の低い赤ちゃんは、あご周りの脂肪が前胸部に落ち込み、首が見えない場合もあります。そのため、首周りのサイズは少し大きめのスタイにした方が良いですね。しかし、首とスタイの間に間隔がありすぎると、つける意味がなくなってしまいます。そのため、スタイはキツくしすぎずゆるくしすぎずのバランスがとれた、結び方やつけ方をすることが大切です。上記2点のポイントから、ガーゼ生地や赤ちゃん用タオル地で、スナップボタンやひもタイプなどのスタイがおすすめです。ひもタイプのスタイを使用する場合は、適宜子どもにちょうど良い長さに結びましょう。あまりにも首回りが開いてしまうと、よだれが流れてしまうので注意してくださいね。
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