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妊娠中の食べ物はどうしたらいい?気をつけたいポイントは

出典:photoAC

Lifestyle

妊娠中の食べ物はどうしたらいい?気をつけたいポイントは

妊娠したら気になることはお腹の赤ちゃんにとって大丈夫な食べ物、ダメな食べ物はなんだろう?ということではないでしょうか。避けるべき食べ物はいつから影響があるのかも気になりますね。お母さんの食事はお腹に宿った赤ちゃんの大切な栄養源でもあります。今回は安心して妊娠生活を送るために、お母さんの食事で気をつけたいポイントを紹介していきます。ぜひ妊娠中の食事の参考にしてください。

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■妊娠中に注意すべき食材と積極的に摂取したい成分

妊娠中はお腹の赤ちゃんのために摂取を避けるべき成分がいくつかあります。また反対に積極的に食事に取り入れたい栄養素もあります。細かく紹介していきますのでぜひチェックしてくださいね。

・妊娠中に避けるべき成分

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<アルコール>アルコールは胎盤を通して赤ちゃんに届くため、胎児の成長に影響を与えてしまうことが分かっています。<カフェイン>大量の摂取は胎児の発育に影響する可能性があります。またカフェインは鉄の吸収を阻害します。<水銀>胎児の発達に影響があります。特定の魚をあまりに多く食べ過ぎると水銀が体内に取り込まれ影響が出ることがわかっています。<生もの>妊娠中は食中毒に感染しやすくなっています。生ものからリステリア菌に感染する可能性があり、食材にはよく火を通すことが大切です。<ヨウ素>ヨウ素を摂取しすぎると赤ちゃんの甲状腺機能が低下するという研究結果があります。<ヒ素>健康被害を及ぼす成分です。ひじきなどの海藻に多く含まれ、大量に摂取しすぎることは良くないと言われています。<ビタミンA>特に妊娠初期に摂取しすぎると赤ちゃんの形態異常を引き起こすことがあります。脂溶性ビタミンで体の中に蓄積しやすいので適量の摂取でとどめておくことが大切です。

・妊娠中に積極的に摂りたい成分

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<葉酸>葉酸はビタミンB群の一種でしっかり摂取することで神経管閉鎖障害のリスクを低減させることがわかっています。体内で分解されやすい水溶性ビタミンなので、サプリメントで補うことも推奨されています。神経管の閉鎖はごく初期の妊娠6週目ごろで完成するといわれているので早くから意識して摂取することが大切です。1日4mgを妊娠12週まで服用すると良いといわれています。<鉄分>鉄分は血液を作る重要な栄養素です。妊婦は特に鉄分が不足しがちで、1日20mgの摂取が望ましいとされています。カフェインをとりすぎるとこの鉄分の吸収を阻害するので注意が必要です。

■具体的に大丈夫なもの、ダメなものは?【飲み物編】

妊娠中は気をつけることが多すぎて、実際に何を飲んだらいいのか迷ってしまいますね。いつも飲んでいたものが全部ダメで困ってしまう、という方もいるのでは?次からは飲んで大丈夫な飲み物、ダメな飲み物の具体的な例を紹介していきます。

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・妊娠中に大丈夫な飲み物

*麦茶*ほうじ茶カフェインの含有量が少なくガブガブ飲んでも大丈夫です。妊娠中に水しか飲み物がないと悩んでいる方も、麦茶とほうじ茶ならたくさん飲んでも安心です。水分不足にならないよう水分は我慢せず摂取しましょうね。

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・妊娠中に量を気をつければ飲んでも大丈夫な飲み物

*コーヒー*紅茶*日本茶*ウーロン茶*ノンアル飲料日本ではカフェイン摂取量の明確な基準はありませんが、例えばイギリスでは1日200mg以上のカフェインには注意が必要と言われています。(英国食品安全庁より)100mlあたりで換算すると、コーヒーには60mg、紅茶には30mg、日本茶やウーロン茶には20mgのカフェインが含まれていますので、どうしても飲みたいときはそれぞれ1日1、2杯までに抑えて飲みましょう。ノンアル飲料はアルコール分0.00%のものは大丈夫です。まれにノンアル飲料でもごく少量のアルコールを含む製品がありますので、表示をしっかりと確認しましょう。

・妊娠中に避けたほうがいい飲み物

*アルコール飲料*栄養ドリンクアルコール飲料は、はじめに述べたように胎児に影響するので、お酒が好きな人も妊娠中はお腹の赤ちゃんのために我慢しましょう。栄養ドリンクはカフェインを大量に含むものが多く、アルコールも含む場合もあるので避けたほうがベターです。どうしても飲むときは表示をよく確認して妊娠中でも大丈夫、と記載があるものを選ぶことをおすすめします。

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