カーラッピングシートで車をおしゃれにDIYしちゃおう！

■【貼り方編】いよいよカーラッピングシート貼り！貼り方のコツと注意点

ここからは、いよいよ施工面にシートを貼っていくコツを見ていきましょう。シートの裏面のリケイ紙を一気に剥がしてはいけません。端から少しずつ剥がして接着させるのがラッピングシートを上手に貼るポイントです。端部分を貼ったら、徐々にシートをリケイ紙から剥がし、少し引っ張るようにして施工面とシートを密着させていきます。ここで失敗してしまうと仕上がりに響きますので、少しずつ慎重に貼っていきましょう。

・シートを貼るときは空気を押し出しながら！

シートを貼るときは、スキージーと呼ばれる専用のヘラを使って空気を押し出しながらぴったりと貼りつけていきます。スキージーがないとどうしても空気が入ってしまうため、カーラッピングを施工する際には必ず購入しておきましょう！カーラッピング専用ではないヘラの場合、角が尖っているものだとフィルムの破れや車の塗装面を傷つけるおそれがあるため、カーラッピング専用のスキージーを使用するのがおすすめです。

・ヒートガンでシートを温めながら貼っていく

スキージーともうひとつカーラッピングに欠かせない道具が、温風を出すヒートガン。温風を振り当てることでシートが柔らかくなり、ぴったり接着させることができるのです。ドライヤーでも代用はききますが、熱量が不足しがち。ヒートガンを用意できるのであれば、そちらの方がいいでしょう。ヒートガンでシートを柔らかくしながら、スキージーで空気を出しつつ貼っていくと、きれいな仕上がりになります。このとき、ヒートガンは一点に集中して熱をかけすぎないよう、まんべんなく振りながら温めるようにしましょう。

・ラッピングシートを裏側に折り返し、圧着させる

ボンネットや小さいパーツにラッピングをする場合、最後にシートを裏側に折り込んで処理をします。施工面がきれいに貼れたら、ヒートガンで柔らかく伸ばしながら慎重に引っ張り、折り返していきましょう。折り返せたら裏側をしっかり圧着させます。

・余分な部分をカッターで切り落としたら完成！

最後に、裏側の余分なシートをカッターで切り落としたら完成です！このとき、見えない部分だからとギリギリのところで切り落としてしまうと、剥がれの原因になります。1cmは余裕を持って残すようにしておくと安心です。

■【剥がし方編】カーラッピングシートの剥がし方のコツ

カーラッピングは、万が一飽きてしまっても簡単に剥がせるのがメリット。剥がし方はとても簡単です。折り返した裏側のシートを剥がしてから、ゆっくりと力を入れながら引っ張って剥がしていくだけ。破れてしまうことはありませんが、力のいる作業なので大きなシートを剥がすときは根気がいります。

■おすすめのラッピングシート！人気商品をチェック

ラッピングシートは『3M（スリーエム）』やアメリカの『Avery Dennison（エイブリィ・デニソン）』が有名ですが、ホームセンターやネットショップなどでも購入することができます。ここでは特におすすめのおしゃれなラッピングシートを紹介しましょう。

・迷彩のラッピングシートでSNS映えなカーラッピング

迷彩柄というとミリタリーなイメージですが、こちらの砂漠迷彩はかわいらしさも併せ持ったおしゃれなデザインに仕上がります♡ほかの車と差のつくカーラッピングがしたい人におすすめです。インスタ映えも間違いナシ！

・カーボンのラッピングシートで洗練された雰囲気に

カーラッピングで特に人気なのが、カーボンシートのラッピング。カーボン調のデザインを取り入れることで、車がレーシーな仕上がりに♡3Dの際立つ黒のカーボンは、車をよりかっこよくおしゃれにしてくれますよ！

・透明で上品なカーボンラッピングも可能！

カーボンのラッピングシートは、透明やシルバーなど好みに合わせてカラーを選ぶことができるのも魅力。先ほど紹介したような黒のカーボンフィルムのように、本物のカーボンのようなツヤ感があるグロスタイプも人気ですが、画像のようなマットタイプも品があって素敵ですよ！

・メッキフィルムのカーラッピングでスタイリッシュに☆

カーショーに登場するようなスタイリッシュなカーラッピングを目指すなら、メッキフィルムがおすすめです。画像のように“フルラッピング”すると、インパクトもありますよね。それでいて派手になりすぎないのはマット寄りのメッキフィルムだからです。ここで紹介した以外にも木目調のものなど、ラッピングシートはおしゃれなものがたくさん！好みのデザインのものを見つけるのも、カーラッピングの醍醐味です。さらにオリジナル感を出したい人は、ホームセンターでカッティングシートを買って、印刷したデザインを元に自分でステッカーを切り出して貼るのもおすすめですよ♡