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「ありがとう」をたくさん言われた子どもは優しい人に成長する

Baby&Kids

「ありがとう」をたくさん言われた子どもは優しい人に成長する

vol.1108【1日1成長お母さん】優しい子に育てるには「優しくしてね」よりも「ありがとう」が効果的

「ありがとう」と言われた子どもは人の役に立つ喜びを知り、優しい人になる

子どもには「優しい子に育ってほしい」と思いますよね。「優しくしようね」と教えることもあるでしょう。でも子どもは具体的にどんな時に何をしたら優しいのか分からないこともあります。そんな時「優しくして」よりも効果のある言葉があるのです。それは「ありがとう」です。お母さんが子どもに心を込めて「ありがとう」と言うと人の役に立つ喜びを知り、優しい人へと成長するのです。

「役に立ちたい」という欲求は「ありがとう」と言われることで満たされる

誰でも「ありがとう」と言われると嬉しくなりますよね。人には生まれながらにして「役に立ちたい」という本能的欲求があるのです。それを心理学で“エフェクタンス(効力感)”と言います。「ありがとう」と言われるとその「役に立ちたい」という欲求が満たされて幸福感を感じます。エフェクタンスは子どもにも備わっています。どんな人に「ありがとう」と言われても嬉しいものですが、大好きなお母さんであればなおさら大きな喜びとなります。

お手伝いをしてくれた子には「偉いね」よりも「ありがとう」と声を掛けよう

子どもがお手伝いをしてくれた時、どんな言葉をかけますか?「偉いね」と言うお母さんは多いのではないでしょうか。「偉いね」は子どもを評価する言葉です。こう言われ続けた子どもは「偉いね」と言われたくて行動を起こすことがあります。その一方で「ありがとう」と言われた子どもは人の役に立つことに喜びを感じます。「誰かが見ているから」「良い子と思われたい」というよりも「自分は役に立っている」ということに幸せを感じるのです。これが貢献する喜びでもあります。

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