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お盆の風習、迎え火とは?送り火と合わせてやり方を解説

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お盆の風習、迎え火とは?送り火と合わせてやり方を解説

■お盆の送り火とは?意味ややり方を解説!

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今度は送り火についてもみていきましょう。

・送り火とは?いつ行うの?

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お盆の間帰ってきた祖霊は、現世からまたあの世へ戻っていきます。送り火はお盆の終わりごろ、送り盆に合わせて行います。この日に、お盆の間にいっしょにすごした祖先の霊を送り出すことを「精霊送り」と呼びます。基本的には、迎え火を行った時と同じように、玄関や庭先で火を焚きます。送り火の中には、地域行事として大がかりに行われるものもあります。大きく分けて、山の送り火と、海や川で流すタイプの送り火に分かれ、現在も根ついています。京都五山の大文字焼きは、山の送り火の中でも有名な行事です。また、海や川の送り火として有名な灯籠流しや精霊流しでは、盆棚の供物を盆船に乗せて流します。長崎の精霊流しもそのひとつです。

・送り火のやり方をご紹介!迎え火と同じように行うのが基本

家庭で行う送り火の基本的なやり方としては、迎え火と同じ流れになります。送り火の場合は、お盆の間に使用した飾り物や供物をいっしょに燃やすという場合も。

■手軽な送り火、迎え火セットも!インターネットでも気軽に買える

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送り火や迎え火ってやったことがないし、準備するのが難しそう…と思った人もいるかもしれませんが、ご安心ください。最近はセットになったものがネット通販でも手軽に買えます。

・楽天市場でも買える!炮烙とオガラのセット販売

通販サイト「楽天市場」で検索すれば、送り火、迎え火のセットは1,000円以下で販売しています。炮烙とオガラがセットになっており、これ一つでお盆は安心です。

・オガラ型のローソクもあるのでマンションでの送り火迎え火も可能

本物のオガラではなく、ローソクをオガラの形にしたセットも売られています。煙が控えめなため、室内やマンションの玄関、ベランダでもささやかな供養ができるでしょう。

■迎え火送り火ができない場合は?

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・マンションなどの集合住宅で禁止になっているなどできない場合

マンション住まいで思うように火を焚くことはできない、という人もいるでしょう。そういった場合は、無理に迎え火も送り火もすることなく、お線香に火を灯して手を合わせるだけでも代用になります。

・盆提灯で迎え火とすることもOK

盆提灯には、迎え火送り火と同じような役割もあります。送り火や迎え火を焚くことが困難な場合でも、盆提灯の明かりを頼りにしてご先祖様は家に戻ってくると言われています。床に置くものや吊るすものまで、さまざまな形式がありますが、初盆の場合は、白い盆提灯を用意するのが一般的です。

・それもできない場合は故人を思いやる心を大切に

スケジュールや環境の都合でお盆の儀式ができない…という場合でも、仏壇の掃除やお墓参り、合掌など、何か一つでもできることをするのをおすすめします。最も大切なのは、祖霊を供養したいという気持ちです。各家庭の事情に合わせて無理のないお盆にしましょう。

・浄土真宗では迎え火送り火の習慣はない

宗派によっては迎え火自体行わない場合もあります。浄土真宗に関しては、親鸞聖人の教えとして、人は亡くなるとすぐに仏様となり、お盆の時期にだけ子孫の元に戻るということは無いとされています。 そのため、お盆の時期に特別なことを行うことはありません。お盆の期間は、法話会でお話を聞いたり、盆提灯を飾ったりという形で、先祖を供養することになります。

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