レジンとは？初心者さん必見！基本情報や選び方、使い方まで伝授

■レジンの用途はこんなにいっぱい！それぞれの魅力をチェック

ここでは、レジンの用途をご紹介します！

・おしゃれで可憐！女っぽさ抜群のアクセサリー

レジンの用途として有名なのが、アクセサリー作り！もはや、ハンドメイドの定番素材になりましたよね。そんなレジンで作れるアクセサリーは、おしゃれで可憐な雰囲気に仕上がるのが特徴。

ピアス、ネックレス、ヘア小物などいろいろ作れるので、お気に入りのアクセサリー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。土台となる部分や金具は、手芸屋さんや100均で手軽にゲットできるので、ハンドメイド初心者でもチャレンジしやすいですよ。

・オリジナルパーツで個性を！レジンで作るネイルパーツ

ライトストーン型やフラワー型、リボン型などネイルに使える小さなシリコンモールドはたくさんあります。そこにラメやブリオンなどをいっしょに閉じ込めて硬化すれば、まるで宝石のような美しいネイルパーツの完成☆
セルフネイルでもっと個性を出したい！という人におすすめです。

・レジンは歯科でも大活躍！

レジンは、小さなむし歯の治療や欠けた歯を修復するのにも使われているんです。歯を大きく削ることなく治療も短時間で終わるので、患者さんに負担がかかりづらいというのがメリット！
また、溝が深くてむし歯になりやすそうな部分にレジンを埋めてむし歯予防もできるので重宝されています。

・レジンの用途はその他にもいろいろある！

ハンドメイドのアクセサリーや歯科の素材以外にも、瞬間接着剤やコンクリートとしてもレジンは使われています。その他にも、液体のばんそうこうとして医療現場で活躍したり、車の塗装に使われたり、壊れやすいものの仮止めとして化石の発掘現場で活躍したりと用途はいろいろ！
レジンは、さまざまなシーンで注目を集めている素材なんですよ。

■レジンを使うときの注意点とは？

レジンを使うときに、気をつけて欲しいポイントを見ていきましょう。

・レジンは火気厳禁！保管時も要注意

レジンは第四類第三石油類に分類される引火性の液体であるため、使用時は火気厳禁。レジンでハンドメイドをする際は、まわりに火がないか環境にも配慮しましょう。UVレジンは紫外線が含まれる太陽光でも硬化します。日差しが強かったり気温が高かったりすると発火する恐れがあるそうなので、日光で硬化させる場合は充分に注意して取り扱いましょう。レジンのパッケージには、保存温度条件が記載されているので、注意点を踏まえたうえで保管してくださいね。

・皮膚や目につかないようにする

レジン液が目に入ると、角膜損傷や視力障害を起こす危険性も。レジン液を取り扱う際は、手袋や眼鏡、エプロンを着用するようにしましょう。また、気づかないうちに作業台にレジンがついてしまうこともあるので、テーブルにはシートを敷いておくと安心です。
レジン液に直接触れると、アレルギー症状が出ることもあるので要注意。

・作業中＆硬化中は、換気をしっかりする

レジンには特有の香りがあるため、密閉した部屋で作業すると気分が悪くなることがあります。そのため、レジンを使う際は、必ず換気をしっかりしましょう。
また体調不良の際や妊娠中だと、より臭いに敏感になるため極力使用を避けるといいですね。

レジンを使うときは、上記の注意点をしっかり守りましょう。レジン液が素肌にふれてしまったときは、すぐに石けんで手を洗います。痛みを感じたり水膨れなどになったりした際は、速やかに医療機関を受診してくださいね。

■レジンハンドメイドの基本の作り方をチェック！

レジンハンドメイドで人気のアクセサリー＆ネイルの作り方をご紹介します。

・定番人気のアクセサリー☆レジンピアス

まずは、レジンピアスの作り方を見ていきましょう！
【用意するもの】
UVレジン
UVライト
つまようじ
ピンセット
シリコンソフトモールド（型）
グリッター（カラーシェルやスタッズ、ラインストーンなどを入れても◎）
ピアスの材料（金具、丸カンなど）
ピンバイス
ペンチ

【作り方】

1．シリコンソフトモールドにUVレジンを半量入れる
つまようじで気泡を潰しておくと、きれいな仕上がりになります。
2．好みの色のグリッターやパーツを入れる
細かいパーツはピンセットを使って入れると◎
3．2の上からシリコンソフトモールドいっぱいまで、レジンを入れる
4．UVライトで硬化する
5．レジンが固まったらケースから取り出し、ピンバイスで穴をあける
6．5で穴をあけた部分に、ペンチでピアス金具を取りつければ完成！

レジンとグリッターやパーツを入れて固めるだけなので、失敗知らず。パーツを変えれば、イヤリングにもできますよ。初心者の人はぜひ、挑戦してみましょう。

・簡単に作れる！レジンのアクセサリーチャーム

チャームパーツを使うことで、簡単にレジンのアクセサリーチャームを作ることができるのでおすすめです。

【用意するもの】
UVレジン
UVライト
シリコンマットまたは、クリアファイル
ピンセット
アクセサリーチャームのパーツ
デコパーツ（お好みで）

【作り方】

1．シリコンマットにチャームパーツを置き、レジン液を流し込む
2．UVライトで硬化する
※使用したレジン液に記載されている照射時間に合わせる
3．デコパーツのラメやホログラムといった装飾をピンセットで2に乗せた後に、上からさらにレジン液を重ね、再びUVライトで指定の時間通り照射して硬化すれば完成！
きれいな仕上がりにするために、デコパーツはチャームからはみ出ないようにすると◎

アクセサリーチャームパーツは、ミール皿などのような土台があるものを使用する方が簡単です。カットしたコラージュペーパーを入れてもおしゃれですよ♡

・型に入れて硬化させるだけでOK◎レジンリング

指輪型シリコンモールドを使用すれば、オリジナルのレジンリングも作ることができるんです！

【用意するもの】
UVレジン
UVライト
指輪型シリコンモールド
封入パーツ（お好みで）
つまようじ
紙ヤスリ

【作り方】
1．指輪型シリコンモールドにレジン液を流し込む
レジン液は、型の深さの1/4～1/3くらいまで入れます。つまようじなどで伸ばしながら均一にすると◎
2．封入パーツを挿入する
ドライフラワーやシェルフレークなどお好みで入れましょう。このときに、横から見ながら入れすぎないようにするときれいに仕上がります。
3．UVライトで硬化させる
型がいっぱいになるまで1～3の作業を繰り返したらOKです。
4．硬化したレジンを取り出したら、紙やすりを使用して形を整えて完成！

指輪型シリコンモールドはレジン液がはみ出やすいため、硬化したら必要のない部分をハサミでカットしましょう。最後に気になる部分を紙やすりで整えるときれいになりますよ。

・レジンでパーツを作ってワンランク上のセルフネイルに

セルフネイルで手元をかわいく演出している人も多いですよね！レジンはそんなネイルをワンランクアップさせてくれますよ。素敵なネイルパーツを作られていた＠eve_selfigさんのワザを紹介します。

【用意するもの】
UVライト
クリアUVレジン液
ネイル用ソフトシリコン型＆ネイルパーツモールド
カラージェル

【作り方】

1． 型にカラージェルを塗り、UVライトで硬化する
2． クリアUVレジン液を入れ、再び硬化して取り出せば完成！

UVレジンは紫外線が通りにくいと硬化しにくいため、レジン液に混ぜて着色したいときは専用のカラー液が必要になります。しかし、今回紹介した方法なら、手持ちのネイル用カラージェルを使用することできれいなパーツが作れますよ。でき上ったパーツをベースネイルの上にバランス良く配置して、おしゃれな手元を演出しましょう！
キュートなパーツがプラスされることで、より目を惹くネイルになりそうですね。