新生児の夜泣きはいつまで続く？夜泣きの理由と対処法をご紹介！

■新生児のひどい夜泣きがつらい…。理由はあるの？

新生児はなぜ夜泣きするのでしょうか？新生児期の夜泣きについて、考えられる理由をご紹介します。

・まだ昼と夜の違いがわからないから

新生児が夜泣きする理由のひとつに、お腹の外の世界に慣れていないことが挙げられます。お腹のなかで過ごしてきた赤ちゃんは、まだ昼と夜の区別がついていません。そのため、昼夜問わず要求があれば泣いて訴えていると考えられています。

・不快に感じていることがあるから

生まれたばかりの赤ちゃんも、快・不快の感情はあるそうです。暑い、寒い、おむつが濡れている、お腹が空いているときなどに泣いて不快を伝えています。赤ちゃんが不快に感じていそうなことはないかひとつひとつチェックして、不快要素を取り除いてあげましょう。

・体調が悪いときには医療機関へ

ミルクもしっかりあげて、おむつもきれい、部屋の温度や湿度もバッチリ…なのに泣きやまないときは、体調が悪い可能性もあります。お腹が張って苦しいなど、赤ちゃん自身が体に異変を感じて泣いているケースです。いつもと違う様子はないか観察し、必要であれば早めに医療機関へ相談・受診しましょう。

・甘えたい気分のときは安心させてあげて

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、お腹の外の世界で触れる感覚は初めてのことばかりです。おくるみで包んであげる、お母さんの心臓の鼓動や呼吸を感じられるように抱っこしてあげるなどお腹の中に似た環境を作ってあげることで、赤ちゃんが安心できて泣き止む場合もあるようです。

■ママも大変な夜泣き…。いつまで続く？

産後で体力も戻らないなか、新生児の夜泣きに付き合うのはママにとっても大変です。毎晩のことになったりすると、いつまで続くのかとイライラしてしまうこともあるかもしれません。夜泣きは赤ちゃんによる個人差も大きく、一晩中寝ない子もいれば朝までぐっすり寝る子もいます。また月齢がすすむにつれて、寝なかった子がよく寝てくれるようになったり、それまでぐっすり寝ていた子が夜に起きるようになったりすることもあるようです。赤ちゃんの個性と割り切ると、少し気持ちが楽になるかもしれませんね。

■赤ちゃんが泣きやまない！ひどい夜泣きを減らすには？

とはいえ、赤ちゃんが泣きやまないと、気持ちも焦ってしまいがちですよね。困ったときにすぐに試せる対策をご紹介します！

・赤ちゃんを取り巻く環境を変えてみる

部屋の空気を入れ替えてみたり、違う部屋や廊下など、空気が違うところを抱っこで歩いたりしてみましょう。赤ちゃんも空気の違いを肌で感じているので、そちらに気を取られて落ち着いたり泣きやんだりすることがあります。また、赤ちゃんが早く昼夜を理解できるよう、生活リズムを意識するのも良いでしょう。朝はカーテンを開けて明るくし、夜は照明を落として調整するほか、朝起こす時間や沐浴の時間、寝室へ行く時間などある程度時間を決めることでも生活リズムを意識できます。

・音楽などでママも赤ちゃんも気を紛らわせる

赤ちゃんがなかなか泣きやまないと、ママも焦ってしまいがちです。そんなときは音楽を流したり、歌ったりして気分を切り変えるのもひとつの方法です。知っている童謡や、リラックスできるようにママの好きな音楽も良いでしょう。

・ママがイライラしないことも大切！

ママが気持ちに余裕を持つことは赤ちゃんにとっても大切なことです。赤ちゃんが泣きやまずイライラしてしまうときは、安全な場所に赤ちゃんを置いて少し離れ、気持ちを落ちつかせてみるのも○。また赤ちゃんが少し大きくなれば、ドライブで気を紛らわすこともできるようになります。車があればパパにもできますので、ぜひ協力してもらいましょう。