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安産祈願のマナーが知りたい!初穂料の相場や正しい服装とは?

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安産祈願のマナーが知りたい!初穂料の相場や正しい服装とは?

安産祈願とは、妊娠中のママやその家族が健康な妊娠生活と安全な出産を祈ってするもので、神社やお寺でご祈祷を受けます。妊娠が分かり、体や心の変化に日々一喜一憂するママの不安な気持ちが安産祈願をすることで落ち着くという声も。元気な赤ちゃんに会えるように、ぜひ安産祈願に行きたいですね。
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今回は安産祈願のマナーや、初穂料について詳しく説明していきます。

■安産祈願について詳しく知りたい!タイミングや場所は?予約はいるの?

安産祈願はどのようにしたらいいのでしょうか?迷っている方必見です。

・安産祈願のタイミングはいつなの?

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安産祈願は安定期に入る頃、妊娠5カ月頃の戌の日に行くといいとされています。これには理由があり、まず時期が妊娠5カ月頃なのは妊娠初期は体調が安定しない日が多く、妊娠後期はお腹が重くなり動くのが大変になるからです。
また、戌の日を選ぶのは、犬が多産で安産だから。日本の暦には十二支ごとに日があてられていて、戌の日は12日に1度やってきます。カレンダーやネット、アプリで簡単に調べることができますよ。
しかし、安産祈願は必ず妊娠5カ月目の戌の日に行かなくてはいけないわけではありません。体調がいい日や家族の都合がつく日など、自分にとって行きやすい日を選んでお参りにいきましょう!

・安産祈願はどこでするのが正解?

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安産祈願のご祈祷は神社や寺院で受けることができます。安産の神様がいる神社やお寺、氏神様のいる身近な神社で安産祈願をする方が多いようです。祈願には予約が必要な場合もあるので事前に調べておくとスムーズですよ。
ちなみに関東で安産祈願で有名な場所は、東京都の「水天宮」や茨城県の「雨引観音」、千葉県の「諏訪神社」などがあります。

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特に東京の水天宮は安産祈願の神社として大変人気がある場所。画像の「子宝いぬ」がいることでも有名で、子宝いぬの周りの十二支の円の中から自分の干支の円をなでると安産や子どもを授かるといったご利益があるそうです。

・気になる安産祈願の際のマナーは?

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安産祈願の際はまず服装に気をつけましょう。神様にお願いをするのですからジーパン&TシャツのようなラフすぎるカジュアルスタイルはNGです。
かといって、かっちりとしたスーツだとお腹が大きくなった妊婦さんには窮屈ですよね。そのため、ワンピースやウエストがゴムになったような楽に着られるものを選びましょう。どんな服装がいいのか悩むときは、妊婦さん専門の通販サイトなどで洋服を選んでみてもいいですね。
安産祈願で祈祷してもらう際は、初穂料を忘れずに持って行きましょう。また腹帯のお参りもお願いする際は、こちらも合わせて持って行ってくださいね。(神社によっては、安産祈願の授与品として腹帯をいただける場合があるので、事前によく確認しましょう。)

■初穂料とはどんなもの?どうやって持っていったらスマート?

安産祈願を神社でおこなう際に、祈祷料として収めるお金のことを初穂料と言います。初穂料の由来は、神様にお供えする初物のお米からきているそうですよ。諸説ありますが初物のお米はいつでも手に入るものではないので、次第にお供えするものがお金となり、“初穂”という言葉だけが残ったと言われています。

・平均相場はいくら?

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初穂料は神社へ祈願のお礼として支払うものです。平均的な相場としては5,000円から1万円をのし袋に包むケースが多く、神社や寺院によっては明確に金額が提示されている場合もあります。初穂料は祈祷料のほかにお札やお守り、腹帯などの費用を含む場合があります。

初穂料で包むお金は、千円札を5枚でも可能なの?と思われる人もいるはず。絶対にダメというわけではありませんが、基本的にはお札1枚にするのがいいとされています。そのため、どうしても用意できないケースをのぞいては、5,000円札または1万円札1枚にしておくのが◎

・初穂料はのし袋に入れて納めましょう

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納める初穂料はのし袋に入れてふくさに包んで持参するのがマナーです。ふくさは、のし袋を持ち歩く際の入れ物のような役割をします。
のし袋の水引は何度あってもうれしい行事なので紅白の蝶結びを選びましょう。結婚式のご祝儀などで使用する結びきりの水引とは違うので注意です!水引があらかじめ印刷されている、封筒型のし袋でもOK。

・のし袋の書き方は?

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基本的にのしは表書きも中袋も、毛筆を使い楷書で文字を書きます。慣れない人は、きれいに文字を書くのが難しいですよね。その場合は筆ペンを使用してもOKです。ただし、ボールペンや万年筆で書くのはNGなので、注意しましょう。

のし袋の表書き上段には「初穂料」または「御初穂料」と記入し、水引の下には名前を記入します。(お寺で安産祈願をする場合は、お布施またはご祈祷料と書きましょう。)
下段には、夫婦の姓のみ、または夫婦連名でフルネームを書きます。連名で書く場合は、中央右よりに旦那さんの名前をフルネームで。左側に奥さんの名前(名のみ)を並べて書きましょう。
下段の文字は、上段の文字より大きくならないよう注意してください。

・中袋の書き方は?

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中袋の表面には「金〇〇円」と金額を書きます。この際、千や万は「阡」「萬」、数字は「壱」「弐」「参」といった書き方をする「大字」という漢字表現で記入するといいでしょう。
内袋の裏面には祈祷する人の住所と名前をフルネームで記載します。のし袋によっては、住所や名前を書けるように枠が印刷されたものもあります。バランス良く書く自身がない人は、こちらのタイプを選んでもいいですね。

・お札の向きは?

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のし袋の表面に、紙幣に印刷してある顔が向くようにお札を入れましょう。内袋からお札を出したときのお札の向きのイメージは画像のようになります。初穂料で包むお金は新札を使うのが礼儀です。
この日のために用意したという想いを伝え得るためにも、できる限り新しいお金を用意しましょう。

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のし袋の裏面は、上の折りに下の折りを重ねます。「上を向く」という意味があり、おめでたい席での祝儀などもこの折り方をします。ふくさに入れて持ち運び、納める際はふくさから出して渡します。

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