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ホントに辛い…【産後クライシス】原因や対処法を知って夫婦で乗り越えよう

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Baby&Kids

ホントに辛い…【産後クライシス】原因や対処法を知って夫婦で乗り越えよう

■産後クライシスの原因はさまざま

産後クライシスの原因となるママのイライラや不安。これらを知れば改善への糸口が見つかるかもしれません。

・妊娠中から産後にかけてのホルモンの急激な変化

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妊娠、出産によるホルモンバランスの乱れで、女性がイライラしてしまうというのはよく知られている話ですよね。女性は妊娠すると、お腹の中で赤ちゃんを育てるためのホルモンが分泌されます。
そしてそれらのホルモンは出産をすれば不要になり、急激にホルモンバランスが乱れてしまいます。このホルモンバランスの乱れによって、ママ本人も理由がよくわからないままにイライラしてしまうことが多いんです。
 

・まとまった睡眠が取れない産後の睡眠不足

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赤ちゃんが生まれて育児が始まると、ママは本当に睡眠時間の確保が大変ですよね。授乳や夜泣きの対応をし、寝ている間に家事をこなし、数時間ずつの細切れ睡眠しかできないことがほとんど。
育児中でなくても睡眠不足はイライラの原因になりますが、夫が手伝ってくれないならなおさら。同じ親なのになんで自分だけ…と夫へのイライラが積もっていきます。
 

・子育てへの不安から精神的に不安定な状態に

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子育ては誰でも不安がつきまとうもの。特に第1子となると、何もかも手探りで不安な毎日ですよね。そんな不安を夫にぶつけても理解してもらえなければ、さらにイライラの原因になります。
だからといって相談することすら諦めてしまえ
ばさらに夫婦の溝は深まってしまいます。ママは約10カ月の間、お腹の中で赤ちゃんを育てていたとはいえ、生まれてからの子育てのスタートはパパもママも同じだということを、パパにもしっかりと認識してもらうことが大切です。
 

・疲労や痛みも続く産後の体の不調

妊娠、出産は本当に命がけの大仕事です。赤ちゃんを産めば体が妊娠前に戻るわけではありません。悪露と呼ばれる出血も続きますし、会陰切開や帝王切開の傷の痛みも続きます。
骨盤もグラグラしている状態で休む間もない日々の育児、家事に追われて心身ともにボロボロな状態。そんな状態なのに、労う素振りもない夫であれば不満も溜まってしまいますよね。

 

・産後は子ども中心の生活に急変!

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ママの日常は産後すぐに子ども中心の生活へと急激に変化します。何をするにも子ども優先で、自分のことはもちろん、夫のことは二の次です。夫はそんな妻に対して自分に構ってくれない、冷たいと感じ、すれ違いが生じることも。
 

・子どもが生まれても夫の生活は何も変わらない

ママは妊娠、出産によって生活に大きな変化が訪れますが、さほど生活に変化のないパパも少なくはないと思います。いつも通り仕事に行き、帰宅し、家にいても家事も育児も妻に任せっきりだったり、変わらずに趣味を楽しんでいたり。
家にいるときくらい何か手伝ってほしい妻と、何をやればいいかわからないし、家でくらい休ませてほしいという夫。お互いにイライラする状況が生まれてしまいます。
 

・育児は妻に頼りっぱなしの夫

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「ミルクじゃないの?」「うんちしてるよ」「泣いてるよ」と、なんでもママを呼んで自分では何もしないパパにはうんざりしますよね。ママだって育児は初めてだらけ。第2子以降だろうと上の子と同じようにはいかないものです。
少しくらい自分で考えて協力してほしいと思ってイライラしてしまうでしょうが、まずはやり方をレクチャーし、役割分担をすることから始めてみましょう。妊娠中から知識の共有をしておくことも大切です。

■パパができる産後クライシスへの対処法

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産後の妻はずっとイライラしていて接し方がわからない、自分までイライラしてしまう、というパパも多いのではないでしょうか。しかし、急に変わってしまった妻が悪いと責めたり、極力関わらないようにしたりするのはNG。
ママは毎日不安を抱えながら家事や育児を必死にこなしているのです。イライラしているのも、そういうものだと受け入れて積極的にコミュニケーションをとり、歩み寄ってください。
2人の子どもですから「手伝う」ではなく「自らやる」という意識を持つことも大切です。オムツ替え、寝かしつけ、ゴミ出し、洗濯物…なんでもいいので自分にできることを探して自主的に協力していきましょう!
 

■ママができる産後クライシスへの対処法

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不安を抱え、イライラしてしまうことは仕方のないことです。自分を責める必要はありません。辛いときは積極的にパパを頼りましょう。協力してくれてもやり方が違っていてイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、まずは感謝の気持ちを伝えることが大切です。
不満や不安はパパでなくても、両親や友人、自治体の相談窓口でもいいので、誰かに相談してみてくださいね。

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