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控除って意外とたくさんある!種類や計算方法をわかりやすく解説

出典:photoAC 

Lifestyle

控除って意外とたくさんある!種類や計算方法をわかりやすく解説

年末調整や確定申告の時期に控除という言葉は聞くけれど、そもそもどういった種類があって、どんな意味があるのかわからないという人も多いでしょう。そこで今回は、控除とはどんなもので、どういった計算方法で導き出されるのかなど、用語説明しながら解説していきます!

控除の意味や、控除を受ける方法について詳しく見ていきましょう。

■そもそも控除とはどんなもの?節税もできるの?

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控除の意味や節税ポイントについて紹介します。

・読み方や意味は?まずは基本情報を知ろう

控除は「こうじょ」と読みましょう。そして控除には、ある一定の金額を差し引くという意味があります。控除には、課税の公平性を守る役割も。
たとえば同じ所得で、ひとりは独身、もうひとりは子どもが4人いる世帯としましょう。子どもが4人いる世帯は独身世帯よりも養育費がかかるため、扶養控除というものがあります。このように、税金の負担能力を総合的に配慮して、納税者間の不公平さがなくなるように、控除が使われています。

・控除を使えば節税できるって本当なの?

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控除を使えば税金計算の元となる金額を減らせたり、税金そのものを減らしたりが可能です。その結果、節税につながるんです。

■控除は大きく分けると所得控除と税額控除の2種類!

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控除は所得控除と税額控除の2種類に分けられます。それぞれを詳しく見ていきましょう。

・税金計算の元となる所得が減らせる所得控除

所得控除は、所得税額を計算するときに使います。どうして必要なのかというと、納税者それぞれの事情を加味するためだそうです。
先ほど簡単に説明したように、同じ所得であってもさまざまな生活状況の人がいるため、事情を配慮しないといけません。所得税を算出するときは、所得の合計金額が基本となります。そのため、所得合計金額が多いほど所得税が多くなるわけです。したがって、所得合計から控除して所得合計金額を下げてくれるのが所得控除となり、課税金額を調整してくれます。

・税金そのものを控除してくれる税額控除

次に、税額控除とはどういったものかわかりやすく説明していきます。税額控除は、所得税から一定の金額を控除するものです。したがって、所得控除は税金計算の元となる金額から控除しますが、税額控除は税金そのものから控除してくれます。

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