出典:@ __aya__o0さん
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歯磨き粉とジェルの違い知ってる?効果的に使い方わけよう!おすすめ7選も
歯磨き粉は白いペースト状で、歯磨きジェルは透明で柔らかいものと、見た目が全く違う両者。こちらでは、それぞれの違いや使い分けの方法、おすすめの歯磨き粉や歯磨きジェルのご紹介もします。
■歯磨き粉と歯磨きジェルの違いは?
歯磨き粉と歯磨きジェル、見た目以外にどのような違いがあるのかみてみましょう。
・研磨剤が含まれているかどうか
歯磨き粉と歯磨きジェルの大きな違いは研磨剤が含まれているかどうか。歯磨き粉は、ほとんどのものに研磨剤が含まれています。研磨剤の主な成分は、炭酸カルシウムやリン酸水素カルシウム、無水ケイ酸などで、研磨剤の細かい粒子が、歯の表面についた汚れや歯石などを削り取って、歯をきれいにするのです。研磨剤は、削り取るものなので、強い力で歯を磨いたりすると、歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。しかし、歯茎にやさしいように粒子の細かくなった「低研磨性」の歯磨き粉も販売されていますよ。
・ジェルの方が歯茎に優しい
ジェルには、研磨剤は含まれておらず、見た目では透明で柔らかいものが一般的です。研磨剤が入っていないため、歯茎や柔らかい子供の歯などを傷つける心配がありません。ジェルには発泡剤が含まれていないので、口の中が泡だらけにならず、時間をかけてしっかりと歯磨きができます。
■歯磨き粉と歯磨きジェルはどうやって使い分ける?
歯磨き粉と歯磨きジェルはどのように使い分けたら良いのかを知っておくと、歯磨き選びの参考になりますね。目的に合った歯磨きを選ぶことが大切なようですよ。
・歯の表面の汚れを取るなら歯磨き粉
コーヒーや紅茶を飲んでいると、歯に色素がついたように感じることがありませんか?これは、ステインといわれる着色汚れで、次第に黄ばみになっていきます。この黄ばみを落とすには研磨剤入りの歯磨き粉を使うのがおすすめ。歯磨き粉にホワイトニングや美白と書かれているものを使うと、黄ばみをきれいにする効果があります。フッ素入りの歯磨き粉なら、研磨剤で磨いて削れた部分を、フッ素がカバーしてくれますよ。
・虫歯の予防には歯磨きジェル
ジェルの特徴のひとつに、ジェルの成分が歯の細かい隙間などの隅々までいきわたり、密着しやすいということがあります。虫歯の予防に効果的な成分はフッ素(フッ素化合物)で、歯の中にあるカルシウムと結びつくことで歯を強くする効果があります。フッ素は、虫歯の進行を止めたり、小さな初期の虫歯ならもとに戻す効果も持っています。ジェルの中のフッ素成分が、歯の隅々までいきわたり、密着することで虫歯の予防や虫歯の進行を止めたりできるのです。そのため、ジェルは歯を磨くというよりもジェルで歯をコーティングするイメージです。歯磨き粉で磨いた後にジェル状歯磨きを使うという、ダブル使いをするとより効果的!
・子供の歯磨きにもジェルタイプがおすすめ
子供の歯や歯茎は柔らかくデリケートなもの。研磨剤などの刺激の少ないジェルタイプでやさしく磨いてあげましょう。ジェルタイプに多く含まれているフッ素は、歯に成分が密着しているほうが効果的。ジェルタイプならお水を口に含んでペッと吐き出すだけでOKなので、うがいが苦手な子供にも安心して使えますよ。