Baby&Kids
マイペースな子も時間通り行動できる!根気よく先を考える練習を
vol.1747【1日1成長お母さん】のんびりなのも個性。先を読んで実行する経験が行動できる子に
行動が遅い子どもを心配し過ぎないで。解決するには次の行動を考えさせよう
毎朝着替えや食事に時間がかかる、何をやるにも時間がかかって仕方がないとのんびり屋さんの子どもの行動に、イライラしてしまうことがあるかもしれません。“周りの子どもと比べてうちの子はなんで遅いのかしら?”と心配になることもあるでしょう。子どもの中には、もともとのんびり屋で行動に時間がかかるタイプの子がいます。あまり原因を考え過ぎず子どもの個性と捉えましょう。子どもが次の行動を考えられるようサポートすると次第に改善していきます。
のんびり屋は忘れっぽい。先を予測する力を育てると自分で行動できる子に
忘れっぽいところがあるのんびり屋さん。今しようとしたことも楽しいことを見つけるとすっかり忘れ、時間がかかってしまいます。のんびりタイプの行動を改善するには4歳頃から育つ“予測する力”を鍛えるのが鍵。「ご飯を食べたら歯磨きをしようね」などしてほしい行動を予めしっかり伝えることから始めましょう。実際に食事を終えたら「ご飯の後は何をするんだっけ?」と教えたことを思い出させます。何度も繰り返すと先を想像し自ら行動できるようになるでしょう。
してほしい行動を伝えたら“イメージして行動”の繰り返しで習慣化しよう
保育園に通う4歳のIくん。朝起きたら洗顔し着替えてほしいのに、Iくんは顔を洗うのもそっちのけでおもちゃで遊びます。困ったお母さんはその夜から寝る前に、朝起きてしてほしいことをしっかりと伝え、朝は「おはよう」と共に「起きたら何をするんだっけ?」と尋ねることを続けました。初めは「起きたら顔を洗って着替えようね」と言い直す日が何回かありましたが、繰り返すうちにIくんは朝起きた後に自分から洗顔と着替えをする習慣が少しずつついていきました。
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