出典:PIXTA
Beauty
【美容師監修】雨の日に髪の毛がうねらない方法!湿気で髪が広がらない、うねらない方法やスタイリング剤も紹介
雨の日は髪がうねったり広がったりして、スタイリングに悩んでしまいますよね。せっかくかわいくセットしても気づいたら崩れてしまっている…なんてこともあるのでは?そこで今回は髪の毛が湿気でうねる原因や自宅でできるうねり対策のヘアケア方法をはじめ、おすすめヘアケア、スタイリング剤などをご紹介します。
※ 本サイトはプロモーションが含まれています。
■雨の日に髪の毛がうねる、広がる原因は?
Yahoo!知恵袋では「どうして湿気が多い日は髪の毛がうねるの?」などの質問が多数よせられているようです。なぜ湿気で髪の毛がうねるのか…その原因は大きくわけて2つあります。
<雨の日に髪の毛がうねる、広がる原因>
- ・髪の毛が水分(湿気)を吸収するから
- ・カラーやパーマによるダメージによるもの
詳しく見ていきましょう。
・髪の毛が水分(湿気)を吸収するから
雨の日に髪の毛がうねったり広がったりするのは、髪の毛が水分を吸収して膨張するからです。雨の日の湿度は80~90%、100%近くにまで及ぶことも。髪の毛は湿度の影響を受けると、空気中の水分を吸収して膨張してしまいます。これが、髪の毛のうねりや広がりの原因となっています。
髪質に関係なく髪の毛は水分を吸収しますが、直毛よりもくせ毛のほうが広がりやすくうねりやすいです。くせ毛は水分を吸収すると、髪の毛の構造そのものが歪んでしまうため、うねりがひどくなり広がりやすくなります。
・カラーやパーマによるダメージによるもの
カラーやパーマを繰り返して傷んだ髪の毛は、キューティクルが壊れ水分を吸収しやすい状態になっています。そのため、雨の日は水分がたくさん吸収され、うねりや広がりのリスクが大きくなってしまうのです。
■【雨の日に湿気で髪の毛がうねらないようにする方法】自宅でできるケアのコツ
雨の日に髪の毛がうねる原因がわかりましたが、ではそれを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは雨の日に髪の毛がうねらない方法として、自宅で簡単にできるケアのコツをご紹介します。
<雨の日に湿気で髪の毛がうねらないようにする方法>
- ・【シャンプー】髪の湿気対策:優しく洗う
- ・【トリートメント】髪の湿気対策:ホットタオルやラップで浸透率をアップさせる
- ・【ヘアオイル】髪の湿気対策:ヘアオイルはドライヤー前の使用が鉄板!
- ・【ドライヤー】髪の湿気対策:すぐに乾かすのがキモ
- ・【ブラッシング】髪の湿気対策:根元から毛先にかけてブラッシング
- ・【スタイリング剤】髪の湿気対策:水分量の多いスタイリング剤は使用しない
ひとつひとつ見ていきましょう。
・【シャンプー】髪の湿気対策:優しく洗う
まずは本格的にシャンプーする前に予洗いしましょう。頭皮の汚れは、お湯で予洗いするだけでほとんど流れ落ちます。予洗いをすると、頭皮の汚れが少なくなるため、シャンプーの泡立ちが良くなります。
シャンプーするときのコツは優しく洗うこと!力を入れてゴシゴシと洗ったり、熱めのお湯で洗ったり流したりすると髪の表面や頭皮を傷つけてしまいます。洗いすぎなどは乾燥やきしみの原因にもなり、乾燥した髪の毛は湿気を吸いやすいです。シャンプーするときは、指の腹で優しく洗いましょう。
また、シャンプーの量も重要。ミディアムヘアで1プッシュほどを目安に多すぎず少なすぎないように注意してくださいね。
・【トリートメント】髪の湿気対策:ホットタオルやラップで浸透率をアップさせる
シャンプーで汚れを落としたら、次にトリートメントを使って髪の毛の内側からダメージ補修し、潤って湿気に強い髪にしていきましょう。トリートメントはコンディショナーやリンスよりも保湿効果が高いので、週に1~2回の使用でOK!ダメージが気になるときや梅雨の時期にはもちろん毎日使用しても効果的です。
トリートメントを選ぶ際には、「内部補修タイプ」のものがおすすめ。髪の毛にトリートメントをもみ込んだあとはすぐに洗い流さず、内側までしっかり浸透させるのがポイントです。ホットタオルやラップで髪の毛を包み、10分ほど放置するといいでしょう。髪の毛を温めることでより浸透しやすくなりますよ。
・【ヘアオイル】髪の湿気対策:ヘアオイルはドライヤー前の使用が鉄板!
ヘアオイルには髪の毛をドライヤーの熱から守ってくれる効果があります。タオルドライ後の少し濡れた状態の髪の毛につけるのが効果的。また、髪の毛を保湿してパサつきや広がりを抑えてくれる効果も。湿度が高い日にはお出かけ前に使用すると、髪の毛が広がってしまうのを防いでくれますよ。
・【ドライヤー】髪の湿気対策:すぐに乾かすのがキモ
入浴後は、手早く髪の毛を乾かすことが大切。髪の毛の表面に着している水分は蒸発する際に、内側の水分まで奪ってしまうためなるべく早く乾かしましょう。ポイントはタオルドライをしたあとに乾かすこと。そして、ドライヤーを髪の毛から10cm程度離し頭皮を乾かすイメージで根元から乾かすこと。まんべんなく全体を乾かすことも大切です。
ただし、髪の毛を乾かしすぎてしまうと、空気中の水分を吸ってしまいます。8~9割乾いてきたら冷風に変えるといいでしょう。
・【ブラッシング】髪の湿気対策:根元から毛先にかけてブラッシング
ドライヤーで9割程度乾かしたら髪の毛の根元から毛先にかけてブラッシングするのがおすすめ。髪の毛の根元からブラッシングすることで、自然なボリューム感が出てキューティクルがきれいに整いツヤがでます。
・【スタイリング剤】髪の湿気対策:水分量の多いスタイリング剤は使用しない
雨の日にスタイリングする際には、水分量の多いスタイリング剤は使用しないほうが望ましいです。使用を避けるべき種類のものはジェルやグリースがあります。湿気で髪の毛がうねらないようにするためには、クリーム系やオイル系のスタイリング剤を使用しましょう。
■雨の日の湿気での髪のうねり・ボサボサはアイロンで防げる!
スタイリングの際に使うことの多いアイロンですが、「アイロンは髪のうねりやボサボサ対策には意味ないかな?」と思っている方もいるかもしれませんね。
でも、湿気で髪の毛がボサボサになってしまうとき、アイロンを使って対策することもできるんです。アイロンで髪に熱を与えることで、髪型が形状記憶されキープしやすくなります。
アイロンをヘアセットで使用する場合は、髪の毛が傷んでしまうのを防ぐために、140~150度に温度を設定するのがいいでしょう。毛束は3cm程度の少量を取り、1カ所につき3~5秒を1回のみ当てるようにすると髪の毛が傷みにくくなりますよ。