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お弁当を前日の夜に詰めるのってアリ?前日に詰めるおかず・ご飯別の注意点や保冷方法、作り置きにおすすめのレシピなど
■夏は特に注意!お弁当を傷ませないためのポイント
どれだけ気をつけてお弁当を作ったとしても、夏場は特に菌が繁殖しやすくなります。より菌が繁殖しにくくするための工夫を3つ紹介します。
<お弁当を傷ませないためのポイント>
- ・保冷剤を使う
- ・抗菌シートを使う
- ・お弁当箱や調理器具も清潔なものを使う
詳しく見ていきましょう。
・保冷剤を使う
30度から40度を超えると、菌が繁殖しやすくなるといわれています。冬場でも暖房が効いた部屋では、同じように菌が繁殖しやすいため注意が必要です。そこでお弁当を持ち歩く際は、保冷剤をいっしょに入れるようにしてください。凍らせたカップゼリーなどを保冷剤代わりにするのもいいでしょう。
・抗菌シートを使う
食中毒の予防にもなる抗菌シートが販売されているので、それを活用するのもおすすめです。ただし「電子レンジ使用不可」となっているものもあるため、外してから温めるようにしましょう。
・お弁当箱や調理器具も清潔なものを使う
お弁当箱や使う調理器具に食べかすや汚れが残っていると、菌の繁殖につながります。お弁当箱のゴムパッキンも毎回外して洗いましょう。定期的にお弁当箱や調理器具を漂白・殺菌しておくのもおすすめです。
■前日の夜に詰めたお弁当をレンジで再加熱するには?
続いて、前日の夜に詰めたお弁当を電子レンジで再加熱するときの注意点を見ていきましょう。
・朝お弁当を温める場合
電子レンジで温める前に、プチトマトなど、加熱したくないものを取り出してください。また、アルミカップは基本的には電子レンジ不可ですので、おかずなどを詰めるときには紙製のカップなどを使うようにしましょう。また曲げわっぱの弁当箱など、電子レンジが使えないお弁当箱は使わないようにしましょう。
・食べる直前にお弁当を温める場合
勤務先や学校などの外出先で電子レンジを使えるなら、食べる直前に加熱するのも◎です。朝温めるときと同様に、アルミカップや変形しやすいピックなどの小物は使わないようにしましょう。
・冷凍したまま持っていくのもあり
お弁当を夜作るのであれば、前日に冷凍してそのまま持っていく方法もあります。その場合は持ち歩く間に常温で解凍することになるため、冷凍しても食感が変わりにくいメニューを選ぶようにしましょう。また、自然解凍でそのまま食べられる、加熱の必要がない冷凍食品を利用するのもいいですね。
■【お弁当におすすめの作り置き】前日に準備できるおかず4選
前日の作り置きに向いている、日持ちしやすいお弁当のおかずレシピを紹介します。簡単なものばかりをまとめましたので、ぜひチャレンジしてみてください。
・【主菜】とりむね肉のソースカツ
<材料>
- とりむね肉
- 砂糖
- 塩
- パン粉
- ◇ウスターソース
- ◇みりん
- ◇ケチャップ
<作り方>
- 1.むね肉を室温に戻してから観音開きにし、砂糖と塩をすりこむ
- 2.1にラップをかぶせ、めん棒で叩いて伸ばす
- 3.2の両面にパン粉をつける
- 4.フライパンで3を揚げ焼きにする
- 5.鍋に◇の調味料を煮立たせ、たれを作る
- 6.油を切った4に、たれをたっぷりからませる
むね肉の下ごしらえをすることで、冷めても柔らかいカツになります。ベタっとした仕上がりにならないよう、揚げ焼きしたあとはしっかり油を切るのがポイントです。
・【主菜】サケの照り焼き
<材料>
- 生サケ
- 小麦粉
- ◇みりん
- ◇酒
- ◇しょうゆ
<作り方>
- 1.サケの表面の水分をキッチンペーパーで取る
- 2.皮と骨を取り除き、適当な大きさに切って小麦粉を薄くまぶす
- 3.◇をボウルに混ぜ合わせる
- 4.フライパンに油を熱し、2を焼き色がつくまで焼く
- 5.フライパンの余分な油を、キッチンペーパーでふき取る
- 6.3をフライパンに加え煮からめる
1で水分をふき取っておくことでくさみが取れ、お弁当にも使いやすくなります。調理中に身崩れしないよう、やさしく扱いましょう。
・【副菜】にんじんしりしり
<材料>
- にんじん
- 卵
- ごま油
- 白だし
- しょうゆ
- いりごま
<作り方>
- 1.にんじんは皮をむき千切りにし、卵はボウルで溶きほぐしておく
- 2.ごま油を熱したフライパンで、にんじんがくたっとなるまで炒める
- 3.白だしとしょうゆを入れ炒め合わせる
- 4.卵を加え手早く炒める
- 5.火を止めてからいりごまを振り、かき混ぜる
冷めてもおいしく、水分も出にくいお弁当におすすめのレシピです。にんじんをなるべく細めの千切りにすると、火の通りが早くなり時短にもつながります。
・【副菜】冷めてもふんわりな卵焼き
<材料>
- 卵
- ◇砂糖
- ◇マヨネーズ
- ◇塩
- 水
- 片栗粉
<作り方>
- 1.水と片栗粉を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉をつくる
- 2.ボウルに卵を割り、◇と1を加え、よく混ぜる
- 3.卵焼き器(フランパンでも〇)に油をひき、卵焼きをつくる
- 4.冷めてから好きな大きさに切る
見た目はいつもの卵焼きと同じですが、砂糖や片栗粉を加えることで食感が良くなります。またマヨネーズには色合いを良くする役割もあり、冷凍や冷蔵しても味落ちしないきれいな卵焼きになります。
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