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【赤口とは】意味や読み方、お祝いやお参り・結婚・納車などやっていいこと&いけないこと

出典:PIXTA

Lifestyle

【赤口とは】意味や読み方、お祝いやお参り・結婚・納車などやっていいこと&いけないこと

カレンダー上に記載されている「六曜(ろくよう)」の中でも「大安」や「仏滅」はよく知られています。しかし、「赤口」はどうでしょうか?聞いたことはあるけれど、どんな日なのかわからないという方も多いかもしれません。お祝いやお参り、入籍、結婚、納車など、大事な行事の日には縁起の良い日を選びたいですが、赤口の場合はどうなのか気になりますよね。今回は、赤口の読み方や意味、その日にやっていいこと、やってはいけないことについても解説していきましょう。

■赤口の読み方とは

「そもそも赤口ってなんて読むの…?」という方も多いはず。まずは赤口がどのような読み方をするのか解説します。

・赤口はなんて読む?

赤口の読み方として、一般的に多く使われているのが「しゃっこう」です。その他の読み方として、「しゃっく」「じゃっこう」「せきぐち」などがあります。

■赤口はどんな日?赤口の意味とは

赤口とはどのような日のことを指すのか、またどのような意味があるのか説明します。

・赤口は六曜のひとつ

赤口は、中国で六曜といわれる【大安】や【仏滅】など日にちや時間帯の吉凶を占う指標をもとにつくられたものです。日本に六曜が伝わったのは鎌倉時代から室町時代で、江戸時代末期ごろから暦の上で使われるようになりました。

・赤口とは?どんな日なの?

出典:PIXTA

「赤口は良い日ですか」と問われると、あまり良い日であるとは言えません。なぜなら赤口は、陰陽道の「赤目日」という大凶の日に由来し、仏滅の次に縁起が悪い日といわれているからです。
赤口の日は陰陽道の吉凶に基づく赤舌神(しゃくぜつしん)とよばれる恐ろしい鬼神が支配するといわれています。赤舌神が、人々を悩ませたり困らせたりするという理由から、何をしても支障が出やすく、新しいことをスタートするには、不向きな日とされている日なのです。

また、赤口の赤という字は火や血を連想させ、火や刃物に注意すべき日といわれています。さらに、凶や死のイメージが抱かれる日でもあるため、お祝いごとを行う日としては避けられることが多いのです。ただし、赤口の日であっても11時から13時までは吉といわれています。

■赤口にやっていいこと

では、赤口にやっていいことはどんなことでしょうか。

<赤口にやっていいこと>

  • ・葬式や通夜
  • ・墓参り
  • ・お参り
  • ・七五三などのお祝い

詳しくみていきましょう。

・葬式や通夜

赤口はお祝いごとに関しては不向きとされていますが、反対に葬儀や通夜など弔事に関しては行っても問題ありません。実際に、赤口の日に葬式や通夜などが行われることがあります。

・墓参り

出典:photoAC

赤口は、基本的に墓参りに行ってはいけないという決まりはないので、墓参りは行っても構いません。また、赤口以外の六曜でも墓参りを控えた方がいい日はないといわれています。
ただし、地方の風習や各家庭により考え方が異なるため、事前に確認するといいでしょう。

・お参り

六曜は中国発祥であるため、日本での参拝とは直接関係ありません。そのため、赤口の日にお参りに行っても問題ないのですが、気になる方は赤口で吉とされる時間帯の正午頃か別の日に参拝するといいでしょう。

・七五三などのお祝い

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お祝いごとだからしないほうがいいのではと考える方も多いかもしれませんが、先述のとおり、六曜は中国伝来であり日本の風習と直接関係はないので、七五三などのお祝いをしても問題ありません。気になる方はやはり吉の時間帯の正午頃か別の日に参拝するといいでしょう。

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