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モラハラ夫の母親(義母)の特徴は?モラハラ夫の親の対処法、体験談を紹介
暴言や威嚇などで精神的な暴力を行うモラハラ夫。モラハラは、心理的な虐待です。モラハラ夫が育ってしまう一因として、幼少期の愛着形成の薄さやトラウマなどから心の発達が不十分だったことが考えられます。そのためモラハラ夫を攻略するには、モラハラ夫を育てた母親のタイプを知り、根本的な原因を分析するのも有効。今回は、モラハラ夫の母親の特徴やモラハラ被害の対処法を解説します。
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■そもそもモラハラとは?
そもそもモラハラとは、モラルハラスメントの略で、言動や態度によって目に見えない精神的な暴力を振るう家庭内暴力(DV)の一種です。暴言や人格非難、無視するといった行為で相手を追いこむケースは多く、それが原因で離婚をしたという声を聞く機会も増えてきたのではないでしょうか。
妻が夫にモラハラをするケースもありますが、やはり多いのは夫が妻にモラハラをするケース。モラハラ夫は、強い劣等感を感じているがために妻の上に立つことで、自分は誰よりも優れているという実感を得て、自尊心を保っているという共通点があります。これらの要因には、幼少期の育った環境やトラウマが関係していると言われています。
■モラハラ夫の母親のタイプとは3つに分けられる
よくあるモラハラ夫の母親のタイプをご紹介します。
<モラハラ夫の母親のタイプ>
- ・息子を溺愛している
- ・息子に対して過干渉
- ・息子に無関心
それぞれ詳しく解説します。
・息子を溺愛している
まず挙げられるのは、母親が過保護で息子を溺愛しているケースです。マザコン男性にも育てあげてしまうこのタイプの母親は、息子に対し愛情をたっぷり注ぐのですが、甘やかすだけ甘やかして、最低限のしつけができていません。
子供は我慢ができず、まるで王様であるかのように育ってしまうため、自分の思う通りに物事が進まないと気が立つ大人になってしまいます。この場合、母親のように尽くしてくれる妻を求める傾向にあります。
・息子に対して過干渉
子供を甘やかす過保護とは違い、支配しようとする過干渉な育て方も、モラハラ夫を育てる種。過干渉なタイプの母親は、自分の思い通りの行動をしないと気が済まないため、息子を否定したり、一人の人間として認めなかったりと、常に支配下に置きたがります。
勉強や交友関係、習い事など、何かにつけて口や手を出してしまい、子供の主体性が育ちません。そうして、大人になってから、かつての母親と同じように妻や子供を支配するのです。
・息子に無関心
子供に干渉しすぎる母親とは反対に、放置しすぎる母親も、モラハラ夫に育ててしまうことがあります。母親や周囲の人からたっぷり愛情を注いでもらって承認欲求が満たされると、自信となり、自発的に新しいことへ挑戦できるようになります。
しかし幼少期にこうした愛着の形成ができていないと、人間に対する信頼感が育たず、その後の社会性に大きく影響するのです。愛情不足のまま育った子供は、誰かに認められたいとばかり願い、自分にしかベクトルが向いていないため、他人と協力することが苦手。また自分に強い劣等感やコンプレックスを抱きやすく、些細なことで深く傷ついてしまうため、妻を威圧するモラハラ夫となるのです。
■ありがちな言動はこれ!モラハラ夫の母親の特徴
モラハラ夫の母親は、どんな言動をとるのでしょうか。モラハラ夫の母親にありがちな言動を知り、根底にある原因について考えましょう。
<モラハラ夫の母親の特徴>
- ・息子の言いなり
- ・息子を叱らない
- ・息子の自慢が多い
- ・息子を否定されると怒る
- ・嫁に厳しい
- ・嫁に依存している
- ・夫婦の話に口を挟む
- ・実は息子に興味がない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
・息子の言いなり
自分だけが我慢すればいいと思って母親自身も夫のモラハラに耐えてきた場合、息子のモラハラ行為にも違和感がなく、家庭では男性陣の言いなりとなり召使のような存在になっていることも。
・息子を叱らない
モラハラ夫の母親は、息子に注意しないことが大半。甘やかすタイプや過保護タイプの母親は、本気で叱るつもりはないため、やんわりとした注意に留まり、無関心な母親は叱るほど息子に興味がありません。過干渉タイプの母親の場合、息子は母親の前では従順なことも多いため、特に注意するタイミングがないのです。
・息子の自慢が多い
過保護なタイプの母親の会話に出てくるのはだいたい息子の自慢話。息子のことを一番知っているのは私! というジェラシーを抱いている例も多く、嫁に対してマウントをとりがちです。
・息子を否定されると怒る
過保護タイプの母親の場合、どんなときも息子に信頼をおいて息子の味方でいます。そのため、嫁がモラハラ被害について相談しようものなら、「息子は悪くない」「嫁なら我慢して当然」といった怒りの感情を表すことも珍しくありません。
・嫁に厳しい
過干渉タイプで息子を支配して育てることが当たり前だった母親であれば、嫁に対しても厳しく接するでしょう。家族は自分のルールに従って当然だと考えているため、嫁の人格的な違いも受け入れません。
・嫁に依存している
問題行動や扱いにくさのある息子と距離を保つために、母親が嫁に依存しているケースもあります。母親は自分自身の安全な生活を守るために、嫁や孫を利用しているのです。
・夫婦の話に口を挟む
過干渉な母親は、自分と他人のそれぞれの問題を割り切って考えるのが苦手。夫婦間のセンシティブな話題にも干渉し、自分の価値観を押しつけてくることが日常茶飯事です。
・実は息子に興味がない
母親のことに異常な気遣いを見せたり、母親の言う通りに行動したりするモラハラ夫もいるでしょう。それにも関わらず、母親から全く感謝の姿勢が見えない場合は、息子に無関心なタイプであるひとつの基準になります。
■モラハラ夫の母親(姑)にモラハラ夫の相談をするのは危険!その理由とは
実母や兄弟、親しい友人には心配をかけたくないモラハラ被害者にとって、モラハラ被害を打ち明けやすい存在が、モラハラ夫の母親であることも。そのため、つい義両親に相談してしまいがちですが、実はこれは危険な行為。その理由を解説します。
<モラハラ夫の母親に夫の相談をするのが危険な理由>
- ・相談しても解決しない
- ・夫のモラハラが悪化するリスクがある
- ・夫の母親からもモラハラを受ける可能性がある
相談相手を姑にすることにより、起こりうるリスクについて詳しく解説していきます。
・相談しても解決しない
夫がモラハラ行為をするようになった原因には、幼少期からの母親との関り方にあることが多いと考えられています。そのため、モラハラ夫へと育てあげた母親に相談しても、根本的な解決に繋がりにくいのです。過保護な母親には、息子の味方をされてしまうし、過干渉な母親には、余計に首を突っ込まれてしまうかもしれません。無関心な母親は、解決しようする気持ちすら湧きません。たとえ協力しようとしてくれたとしても、モラハラ夫を作った母親自身に、解決する手立てはないでしょう。
・夫のモラハラが悪化するリスクがある
モラハラ夫の母親に相談するのが危険な理由として、自分の母親に相談したことが夫にわかると、逆上してモラハラがエスカレートすることが挙げられます。姑が嫁に理解を示し忠告をしてくれたとしても、モラハラが改善されるどころか、悪化してしまうのであれば逆効果。夫の母親への相談を後悔することになりかねません。
・夫の母親からもモラハラを受ける可能性がある
モラハラ夫の母親に相談することによるもうひとつのリスクは、夫に加え、夫の母親からもモラハラを受けるかもしれないこと。特に、息子に対して過保護だったり、過干渉だったりする母親は、息子を手塩にかけて育ててきたことを誇りに思っています。
大切に育てた自慢の息子を否定されると、自分の子育てそのものを否定されたと感じ、嫁への風当たりが冷たくなると考えるのが自然です。夫と姑、2人がかりのモラハラを防ぐためにも、モラハラに関する相談相手に姑を選ぶのは得策とは言えません。
■モラハラ夫の母親の対処法
モラハラ夫の母親の言動に困ったとき、モラハラ夫の妻はどう対処したらいいのでしょうか。
<モラハラ夫の母親の対処法>
- ・距離を置く
- ・義母と同居しているなら別居する
- ・周囲に相談する
それぞれ具体的に解説していきます。
・距離を置く
姑がモラハラタイプの場合は、これ以上自分自身を苦しめないために、物理的にも精神的にも距離を置くことが大切です。関わりは最低限に、必要以上の接触を避けるようにします。モラハラをする人の言葉は、そのときの感情に任せたものであり、統一性はなく、特に深い意味はありません。小言をひとつひとつ真に受けていたら、精神面をやられてしまいます。右から左に聞き流しましょう。
・義母と同居しているなら別居する
モラハラは、幼少期から蓄積されてきた劣等感や自己肯定感の低さが根底にあるもの。反省の色を見せたとしても、短期間で改善されるとは考えにくいでしょう。義両親と同居している場合はできるだけ早い段階で別居を検討するのが得策です。何かしらの事情があって難しい場合は、仕事をする、用事で家を空ける時間を増やすなどと、自宅の滞在時間を減らすのを意識することが大切です。
・周囲に相談する
夫との関係に疑問を抱いたり、モラハラに気づいたりした場合、一人で悩んでしまう方も少なくありません。しかしモラハラの被害に遭いやすい妻の特徴のひとつに、献身的で真面目という面もあり、気づいたときには被害が加速している…なんてことも。
自分の感情を押し殺し続けることで、精神的なダメージを拡大する前に、第三者に相談しましょう。信頼できる周囲の人のみならず、DV相談+(プラス)、配偶者暴力相談支援センター、モラハラや離婚の問題に精通した弁護士などの相談先があります。
■モラハラ夫が子供に及ぼす影響は
モラハラ夫だけれど、子供は父親を慕っているし、「子供には優しいから…」と離れることができない女性も少なくありません。しかし、モラハラ行為が子供に与える悪影響は、脳の萎縮、適応障害、不登校、うつなど計り知れません。
そして知っておきたいのは、モラハラは連鎖すること。父親が母親のことを「ママはバカだ」「ママが悪い」などと鋭い目つきで日常的に罵る場合、子供はモラハラが当たり前だと思って育ってしまいます。そんな父親を嫌って反面教師にしようと思っても、健全な家庭を知らないため、大きくなって自然とモラハラ環境を生み出してしまう場合があるのです。
このことからわかるように、私だけが我慢すれば…といった考えは通用しません。
■モラハラ夫の対処法
夫のモラハラ行為に悩んだら、どのように対処すればいいのでしょうか。
<モラハラ夫の対処法>
- ・夫のモラハラ行為を記録する
- ・第三者に相談
- ・離婚する
詳しく見ていきましょう。
・夫のモラハラ行為を記録する
モラハラをする男性は、社会的地位の高い場合が少なくありません。外面が良く、周りから好印象を得ていることも多いため、モラハラの被害に周りは気づきにくいもの。そのため、夫にバレないようにモラハラ行為のあった日付や内容は記録しておくことが重要です。また、音声があれば十分な証拠になるため、可能であればスマホの録音機能を利用して、暴言の録音をするのも良いでしょう。
・第三者に相談
夫のモラハラ被害に困ったら、一人で抱え込まずに第三者に相談しましょう。日常的にモラハラの被害に遭っていると、「夫の意見が正しいのかな…」「非常識なのは私の方なのかな…」と自身の感覚が麻痺してしまうことも。正しい判断ができるよう、客観的に考えられ信頼のおける第三者に相談することが大切です。
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・離婚する
モラハラ夫にも弱点があります。それは、無関心や無反応、孤独、気が強い人や世間体、自分の欠点など。こういった弱点を刺激してしまうと、火に油を注ぐような状態になり、夫のモラハラはエスカレートします。表面上、相手を逆なでしないように過ごせば、夫は満足し、被害が落ち着くこともあるでしょう。
しかし、それも時間稼ぎに過ぎないかもしれません。あまりに被害がひどい場合には、自分自身の心を壊す前に、最終手段として離婚をすることを心に決めておくことをおすすめします。
■モラハラ夫の母親にまつわる体験談
モラハラをする夫や義理の父親、母親の被害に悩み、Yahoo!知恵袋などのサービスに書き込まれた相談をいくつも目にします。ここでは、息子をモラハラ男性に育てた母親に焦点を当てた体験談をご紹介します。
・嫁が風邪で寝込んでも放置
「私は夫と、息子に無関心な義母からのモラハラに苦しんでいました。ある日、夫が仕事の日に私が病気で寝込んでしまい、義母に子供たちのお世話を頼むことに。高熱にうなされ寝ていることしかできず水分しかとっていなかったのですが、義母は私には一切食べ物を運んできてくれません。夫は夫で帰宅後も体調を気遣ってくれることはなく、2日間何も食べずに過ごしました。あまりの冷たい態度に涙を流したこの日から、私も夫のモラハラ発言をスルーする技を身につけ、期待しすぎないようにし、子供たちと淡々とした日々を過ごしています。」
・救急車で運ばれてもなお続く暴言
「モラハラ夫によるストレスからか、ある日突然胃の激痛が走り、119番通報。救急車で運ばれました。ちょうどその日は義両親宅に帰省する予定だった日。病院で点滴をしているから行けないことを夫に伝えると、『点滴が終わったら行けるだろうが!』と暴言を吐きます。事情を直接義母に話そうと電話をすると、義母の隣にいたモラハラ夫は電話を取り上げ、『お前が無理なら子供だけでも連れてこい!』と言うのです。息子のモラハラを目の当たりにしても息子の非常識を叱らない母親にも愕然としました。この件で私は離婚を決意。弁護士に相談してなんとかモラハラ夫とその母親と離れられることができました。今は羽を伸ばして暮らしています。」
・息子のプライドのためなら孫とも会わない
「義母は、息子を過保護に育てあげ、息子が大人になり私と結婚してからも息子中心。私たち夫婦がモラハラ離婚をしたとき、義母は、養育費を払わないと主張する夫を引き留めませんでした。『息子のプライドを傷つけたくないから、孫ともう会えなくても仕方ない!』と発言してまで自分の息子を擁護するので本当に呆れました。離婚して疎遠になり、今では心の平穏を保てているので、これでよかったのかな、と思っています。」
なんとかモラハラ発言をスルーし平常心を保っている妻がいる一方で、改善の余地がない夫にうんざりし、離婚に踏み切る妻も多いようです。モラハラ夫が離婚後一人になるとどうなる?自尊心を保つためのモラハラ行為ができなくなり、早死にするって本当?などと、その末路が気になる方もいるでしょう。
しかし、あなたが「夫を救ってあげないと」と考える必要はありません。モラハラ被害が深刻な場合は、被害者の心の健康を保つために離婚という選択肢もあることを心に留めておきましょう。
■モラハラ夫は育った家庭が原因の場合もある!モラハラ夫の母親への相談は避けて専門家に相談を
モラハラ夫が育った背景には、母親の極端な息子への関わり方が要因となっているケースが多いもの。モラハラ夫の両親へ相談するのではなく、専門家に相談し、より良い生活を手に入れましょう。
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Rika.
航空業界で勤めた後、3人の子どもをのびのび育てるべく田舎にUターン。子どもたちといっしょに、実家の採れたて野菜でピザを作ることに夢中なWebライターです。