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Lifestyle
【水筒のゴムパッキンに発生したカビ】落とし方や洗い方!簡単なカビ取り方法
水分補給が大切な夏に活躍する水筒。子どもがいる家庭はもちろん、節約やエコを意識して水筒を用意する家庭も多いですよね。そこでよく聞くのが、「気づいたら水筒のゴムパッキンにカビが生えていた」というお悩み。今回は、水筒のゴムパッキンのカビの落とし方を紹介します。カビが発生する原因や予防法も解説していくので、要チェック!
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なぜ水筒のゴムパッキンにカビが生える?その原因とは
そもそもなぜ水筒のゴムパッキンにカビが生えてしまうのでしょうか。原因を解説します。
<水筒のゴムパッキンにカビが生える原因>
- 湿気と温度が高い環境
- 汚れが残っている
- 水分が残っている
ひとつずつ解説していきます。
・湿気と温度が高い環境
湿度と温度が高い環境だとカビが生えやすくなります。湿度が70%以上、温度が20~30度付近の環境はカビが繁殖しやすいと覚えておきましょう。
・汚れが残っている
カビは水筒に入れた飲み物、口から移った雑菌などの汚れをエサとしています。そのため、少しでも汚れが残っているとカビが繁殖しやすくなってしまうのです。
・水分が残っている
水筒を洗わずに置いていたり、濡れたまま食器棚に片づけたりするのはNG。残った水分が原因で湿度が上がり、カビが繁殖しやすくなります。
基本的な水筒の掃除の仕方
続いて、カビを繁殖させないための基本的な水筒の洗い方を紹介します。
<水筒の洗い方>
- 取り外しできるパーツをすべて取る
- スポンジやボトルブラシで念入りに洗う
- 水気をきってよく乾燥させる
以下、詳しく説明していきましょう。
1.取り外しできるパーツをすべて取る
水筒の中身を捨てて、フタやゴムパッキンなどのパーツを取ります。帰宅してすぐは水筒を洗えないという人も、パーツ外しだけはしておくと良いでしょう。
2.スポンジやボトルブラシで念入りに洗う
食器用洗剤とスポンジを使用し、水筒全体を洗いましょう。水筒の底やフタの溝は食器洗い用のスポンジでは洗いにくいため、部分用ブラシを活用すると細かいところまできれいに洗えます。ボトルブラシがない場合は、菜箸などでスポンジを挟んで洗うと水筒の底まできれいに洗えて◎
3.水気をきってよく乾燥させる
ボトル口を下向きに置いてよく乾燥させましょう。ボトル専用の水切りスタンドを使用すると、乾燥させやすくなりますよ。
【重曹&酢】水筒のゴムパッキンのカビ取り方法
ゴムパッキンに発生したカビ取りを安全に行いたい場合は、口に入っても害のない重曹と酢の使用がおすすめ。ただしアルミ製の水筒に重曹を使うと、黒ずみが発生する恐れがあるので注意してくださいね。
<重曹と酢を使用したカビの落とし方>
- お湯を入れる
- 重曹と酢を入れてつけ置き
- 乾燥させる
詳しく説明していきます。
1.お湯を入れる
ゴムパッキンを浸すため、ボウルや深めのお皿などに40℃ぐらいのお湯を500ml程度入れる。
2.重曹と酢を入れてつけ置き
大さじ2程度の重曹と酢をお湯に入れたら、よく混ぜ合わせ、15~20分ほどゴムパッキンを漬け置きしてください。酢の代わりに小さじ1のクエン酸を使用してもOK。クエン酸と重曹、酢と重曹、どっちの組み合わせを水筒のゴムパッキンに使用しても溶けることはありません。
スプレーボトルを使用して、カビに直接吹きかける方法も◎その場合は、ゴムパッキンにスプレーをかけた上からラップをかぶせ、2~3時間ほど放置しましょう。
3.乾燥させる
漬け置きをしたあと、しっかりと洗い流し、水分を拭き取って乾燥させましょう。
【酸素系漂白剤】水筒のゴムパッキンのカビ取り方法
刺激が弱めな洗剤でカビを除去したいなら、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤がおすすめです。酸素系漂白剤を使用したカビの落とし方をチェックしていきましょう。
<酸素系漂白剤を使用したカビの落とし方>
- お湯を入れる
- 酸素系漂白剤を入れてつけ置き
- 乾燥させる
ひとつずつ解説していきます。
1.お湯を入れる
ボウルやバケツなどの大きめの容器に、殺菌効果が高くなる40~50℃ぐらいのお湯を1L入れてください。
2.酸素系漂白剤を入れてつけ置き
小さじ1と1/2の酸素系漂白剤をお湯に入れ、よく混ぜ合わせたら、水筒のゴムパッキンを30分ほど漬け置きしましょう。
3.乾燥させる
ゴムパッキンを出してしっかりと水で洗い流し、水分を拭き取って乾燥させましょう。
・酸素系漂白剤の注意点
酸素系漂白剤は塩素系漂白剤よりも人体への刺激は弱めですが、人によっては手荒れを起こす場合があります。手袋を装着して、換気をしながら作業をしてください。
【塩素系漂白剤】水筒のゴムパッキンのカビ取り方法
重曹や酸素系漂白剤で黒カビ掃除をしたのに、取れない場合も。しつこい黒カビにはキッチンハイターなどの塩素系漂白剤がおすすめです。「ハイターでカビ取りをやってしまったら、水筒が傷んじゃう?」と躊躇する方も、正しい落とし方をおさえれば心配いりません。
<塩素系漂白剤を使用したカビの落とし方>
- キッチンペーパーに塩素系漂白剤を染み込ませる
- ゴムパッキンに覆いかぶせラップをする
- パッキンの汚れを取る
- 乾燥させる
詳しく解説していきます。
1.キッチンペーパーに塩素系漂白剤を染み込ませる
キッチンペーパーに塩素系漂白剤を染み込ませます。もしくは、液体タイプの塩素系漂白剤と片栗粉を1:1で混ぜ合わせたものを用意しましょう。
2.ゴムパッキンに覆いかぶせラップをする
塩素系漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーをゴムパッキンに覆いかぶせたら、液体が蒸発しないように、上からラップをかけて15分ほど放置しましょう。塩素系漂白剤と片栗粉を使用する場合は、カビに直接ぬってからラップをかけます。
キッチン泡ハイターなどのスプレータイプの塩素系漂白剤を使用する場合は、水筒のパッキンに直接吹きかけます。使用する商品の使い方をチェックして、指定された放置時間を守りましょう。
3.パッキンの汚れを取る
キッチンペーパーを取り外し、ゴムパッキンに残っている汚れをスポンジなどで落としてください。片栗粉を使用しているときは、お湯ではなく水ですすぐように注意します。
4.乾燥させる
汚れをしっかりと洗い流し、水分を拭き取ってから乾燥させましょう。
液体タイプの塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜ合わせる方法は、冷蔵庫のゴムパッキンに発生した黒カビが落ちない場合にも有効ですよ。
・塩素系漂白剤の注意点
カビ取り剤で最強の塩素系漂白剤は刺激が強いため、必ず換気をしながら作業してください。また、皮膚に接触すると炎症を起こす可能性があるため、必ずゴム手袋を装着して作業しましょう。塩素系漂白剤はクエン酸などの酸性のものと混ざると、有毒の塩素ガスを発生させる危険性があるため、絶対に混ぜないよう注意。
また、ステンレス部分に塩素系漂白剤を使用すると、コーティングがはがれ、サビが発生する恐れがあります。ステンレス水筒にキッチンハイターは、だめ!と覚えておくと良いですね。
水筒のゴムパッキンのカビを防ぎたい!その予防法とは
「気づいたら黒い汚れがついていた…カビだらけ?」とならないように予防方法を紹介します。
<ゴムパッキンのカビの対処法とは>
- 中身を入れっぱなしで放置しない
- すぐ洗う
- よく乾かす
詳しく説明していきます。
・中身を入れっぱなしで放置しない
中身を入れたままにしておくと、水筒内の湿度が上がり、カビが繁殖しやすい環境となります。帰宅したら、すぐに水筒の中身を捨てておきましょう。
・すぐ洗う
カビが繁殖する環境を作らないために、使用したらすぐに洗いましょう。時間がないときは部品をバラしておいたり、水で予洗いしたりするだけでもOK。
・よく乾かす
乾かさずに片づけたら、せっかく洗ったのに湿度が上がりカビが発生するかもしれません。水切りラックでよく乾かす、布巾で拭いて片づけるなど水気を取り除きましょう。また、定期的に消毒用エタノールでゴムパッキンを掃除するとカビ予防になります。水気を拭いてから試してみてくださいね。
水筒の出番が増える季節だからこそカビの落とし方を知っておこう!
水筒のゴムパッキンに、気づいたらカビが生えていたことを1度は経験したことがある人も多いのではないでしょうか。水筒の出番が増え、準備や片づけにバタバタする季節だからこそ注意したい黒カビ。予防対策をしておくのはもちろん、カビが発生してしまったときに備えて、今記事でご紹介したカビの落とし方を知っておくと安心ですよ♪
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2022.04.02
水筒の正しい洗い方知ってる?基本のお手入れとしつこい汚れの落とし方解説
guri
2歳の娘、夫と暮らす転勤族ママです。イヤイヤ期はいつ終わるのだろうかと、日々疲れ果てています。娘と一緒に寝る健康生活満喫中。将来娘とお菓子作りを楽しむ夢に向かって頑張ります!
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