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“キャラ変”なんて必要ない!ありのままの子どもを受け入れよう   

Baby&Kids

“キャラ変”なんて必要ない!ありのままの子どもを受け入れよう   

vol.550【1日1成長お母さん】子どもの性格に不安があるのなら、捉え方を変えてみよう

「素の自分に自信が持てない」今までの自分とは違う自分になろうと試みる

“キャラ変”という言葉が一時期流行りました。これは“キャラクター変更”を省略したものです。他人に認識される自分の性格を意識して変えることをいいます。すなわち若者が高校や大学入学など環境が変わるタイミングで、今までの自分とは違う自分になろうと試みることです。これを試みる理由の多くは “素の自分に自信が持てないから”でしょう。しかしキャラ変はすぐに限界を迎え、ほとんどの場合が失敗に終わります。

生まれつきの性格を変えるのは不可能。素の自分を否定すると苦しくなる

子どもには生まれつき性格が備わっています。それを“気質”と言います。気質によって明るい子、大人しい子などの違いが出ます。子どもが複数いるお母さんなら「同じように育てているのに兄弟で全然性格が違うわ」と感じたこともあるでしょう。気質は基本的に大人になるまで変わりません。自分で自分の気質を変えようとするのは不可能であり、素の自分の性格を否定するのは苦しいことです。

気質に優劣はありません。お母さんが子どもにキャラ変を求めないで

大人しい性格の子どもを持つお母さんは「こんなに大人しくてお友だちができるのかしら」と不安に思うかもしれません。しかし「もっと明るくしたら?」と言っては子どもの気質を否定してしまいます。それどころか子どもにキャラ変を求めていることになります。気質に優劣はありません。大人しい性格は言い換えれば「優しい子」「周りの状況をよく見る子」です。子どもの性格に不安があるのなら、捉え方を変えてみると良いでしょう。

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