Beauty
シャンプーの種類を徹底比較!上手な選び方や髪のお悩み別おすすめもチェック
■シャンプーの種類はどう選ぶのが正解?ポイントを解説!
なんとなくいつも同じシャンプーを使っている…という人は意外と多いもの。でも実はシャンプーを正しく選ぶだけで、髪のコンディションが格段にアップする可能性もあるのをご存知でしたか?
美しい髪を手に入れるために、正しい選び方をマスターして髪に合うシャンプーを使っていきましょう!
・頭皮トラブルに合わせてシャンプーを選ぶ
シャンプーを選ぶ前にまずチェックしておきたいのが、頭皮の状態。頭皮の状態が乾燥タイプなのか、オイリータイプなのかによって、相性の良いシャンプーは大きく変化します。
<頭皮が乾燥・敏感>
頭皮が乾燥していたり敏感だったりする場合は、保湿力が高くてやさしい洗浄力のシャンプーを選ぶのがおすすめ!
<頭皮がオイリー>
一方、オイリータイプの人は、石鹸系のシャンプーや高級アルコールを使用したシャンプーなどがおすすめです。
・髪の悩みや髪質に合わせてシャンプーを選ぶ
頭皮に人それぞれ違いがあるように、髪の悩みや髪質も個人差があるもの。シャンプーは、髪の悩みや髪質に合うものを選べているかも重要なポイントとなります。
<ダメージヘア>
髪のダメージが気になるという人には、精油入りのシャンプーがおすすめ!ダメージが原因となって起こる“乾燥”や“うねり”に強いと言われており、ダメージケアしながら洗うことができます。
<ボリューム不足(猫っ毛)>
ボリュームが出にくい猫っ毛な髪質の人には、保湿力のあるノンシリコンシャンプーがおすすめ!乾燥タイプと同じく、アミノ酸系かつノンシリコンのシャンプーを使うのがベストです。
<ハリのある髪>
硬い髪質や剛毛などのハリがある髪質の人は髪のボリュームがあるため、頭皮ケアがうまくできてない傾向にあります。そのため、頭皮の環境を整えてくれるアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
■シャンプーの種類一覧をチェックしよう!
市販のシャンプーを手に取って見てみると、“ノンシリコン”や“弱酸性”、“弱アルカリ性”などの言葉が並んでいるケースも。まずは、代表的なシャンプーの種類の特徴と違いを比較してみましょう!
・【アミノ酸系シャンプー】髪と同じ性質を持っている弱酸性
アミノ酸系のシャンプーの特徴は、「ラウロイルメチルアラニンNa・ココイルグルタミン酸TEA」などのアミノ酸系成分が洗浄成分ということ。アミノ酸とはタンパク質成分を構成しているもので、健康的な頭皮や髪と同じ「弱酸性」です。頭皮や髪と同じ性質である弱酸性シャンプーは、頭皮の脂っぽさや髪のダメージを抑えるのにぴったりのアイテム☆
もしも弱酸性の対局にあるアルカリ性のものと髪をふれさせると、髪が膨張してしまうためキューティクルが広がった状態となります。キューティクルが広がると、毛先のまとまりがなくなり扱いづらい状態に。
弱酸性のシャンプーは、まとまりやすさも手に入るシャンプーなのです。
・【アルコール系シャンプー】シリコン配合で市販に多いシャンプー
アルコール系のシャンプーの特徴は、「ラウレス硫酸Na・ラウレス硫酸アンモニウム」などが洗浄成分ということです。石油系合成界面活性剤とも呼ばれており、泡立ちや洗浄力が優れている上に安価。大量生産できることから、市販でも多く販売されているタイプです。アルコール系シャンプーには、髪の表面をコーティングするため、化学的に合成して作られたシリコンが配合されています。体に害のある成分ではないと言われていますが、ナチュラル志向の人にとってはできるだけ避けたい成分のひとつでもあるのです。その場合はノンシリコンシャンプーを選んでみると良いでしょう。
・【石鹸系シャンプー】髪にやさしいイメージの弱アルカリ性
石鹸系シャンプーの特徴は、「脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム・石けん素地(カリ石けん素地)・石けん分(純石けん分)」などの洗浄成分を配合していることです。成分がシンプルなため、ナチュラル志向の人から人気を集めています。石鹸系シャンプーは、頭皮をいたわりながら洗える弱酸性シャンプーに対し、強い洗浄力が特徴の弱アルカリ性シャンプー。洗浄力は強めなので、頭皮の汚れや皮脂をスッキリ洗い上げたい人にもおすすめ。
髪や環境にやさしいイメージのある石鹸系シャンプーが、弱アルカリ性シャンプーの代表格と言えます。頭皮や髪と正反対の性質を持つので、弱アルカリ性のシャンプーを使うことで頭皮と髪が鍛えられ、自らを守ろうとする機能が高まるというメリットも☆
一方で、洗浄力が強いことから必要な皮脂まで落としてしまうという不安要素があるのも事実です。
頭皮や髪に大きな悩みを抱いていない人は、弱アルカリ性のシャンプーを使って鍛えてみるのもいいかもしれません。
・シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの特徴
そもそもシリコンとは、酸素・ケイ素・有機基が合成された化合物で、シャンプーの成分表示に“シリコン”と記載されているわけではありません。シリコンシャンプーの場合は、「ジメチコン・アモジメチコン」などと表記されています。
シリコンシャンプーを使用するメリットは、髪にツヤを与えたり、コシをもたらしたりすることです。髪の表面に吸着してコーティングするため指どおりがなめらかになり、摩擦やドライヤーの熱によるダメージを軽減してくれる働きもあります。
ただし、繰り返し使用することでパーマがかかりにくくなったり、カラーが染まりにくくなったりするケースも。また、ヘアケアアイテムの栄養素が浸透しにくくなる場合もあるので覚えておきましょう。
シリコンシャンプーがおすすめなのは、毛量が多く広がりやすい人・髪のまとまりを重視する人・ブリーチなどによるダメージヘアの人・毎日アイロンを使う人などです。
一方、ノンシリコンシャンプーは人工的な化合物を排除しているので、頭皮や髪への負担を軽減できるのが特徴です。ノンシリコンシャンプーは髪の表面のキューティクルを覆うことはないので、成分の浸透性を高めることができます。余計な成分が髪の表面に付着していないため、成分が流れ落ちて毛穴を詰まらすような不衛生な状態になりにくいのも魅力。また、パーマやカラー剤が浸透しやすく、もちも良くなります。
ノンシリコンシャンプーを使用すると、髪本来の重さだけでふんわりと軽やかな仕上がりになるので、髪が細くて柔らかい猫っ毛の人・薄毛や抜け毛に悩む人・ボリュームを出したい人にもおすすめです。
■【悩み別】おすすめのシャンプーの種類をチェック!
ドラッグストアやバラエティショップなど、ヘアケアアイテムを取り扱うお店には数多くのシャンプーがズラッと並んでいます。種類が多すぎて、シャンプーを変えようにもどれを選べばいいのかわからないという人が多いもの。
自分に合うものを見つけるためには、まず髪のお悩みに合わせて、どのような種類がいいのかということから学んでいきましょう!
■地肌のお悩みに効くシャンプー
頭皮の油分や臭いが気になるなど地肌ケアに重点を置きたい人には、頭皮クレンジングを目的としたシャンプーがおすすめ!地肌ケアはもちろん、頭皮の保護や毛根ケアの効果も期待できるため、根本から髪質改善をしたいという人に人気のシャンプーです。
・【油分が多い】のがお悩みの人はしっかり洗い上げるシャンプーがおすすめ
オイリーな地肌もひきしめ仕上げしてくれるシャンプーなら、ベタつきが気になる肌質の人にもピッタリです。よりしっかり洗いたい、地肌をすっきりさせたい人などのお悩み解決にも繋がります。【ルベル:イオ クレンジングフレッシュメント】
『Lebel(ルベル)』の「イオ クレンジングフレッシュメント」200ml 1,760円(税込)は、クレンジングシャンプーの中でも髪質の変化を実感したという声が多い商品(※画像の商品は600 mlタイプ)。高い洗浄力を誇るので、頭皮の油分が多くて悩んでいるという人にもおすすめです☆
・【地肌の荒れ】がお悩みの人は低刺激のシャンプーがおすすめ
体のバリア機能が低下してしまうと、頭皮にも荒れや炎症などの症状があらわれる可能性があります。そんなときには、低刺激のシャンプーを使うのがおすすめ!洗浄成分にこだわっているか無添加にこだわっているかを重視して選ぶと、頭皮の状態に合ったシャンプーが見つかりやすくなります☆
【ファンケル:マイルドクレンジングシャンプー】
敏感肌さん向けに開発された低刺激シャンプーもあるので、頭皮の荒れで困っている人は要チェックです!画像のおすすめシャンプーは、『FANCL(ファンケル)』の「マイルドクレンジングシャンプー」250ml 1,570円(税込)。
ノンシリコンでアミノ酸系洗浄成分を配合しているため、うるおいを守りながら汚れをスッキリ落としてくれますよ。美容成分の天然精油がやさしく香るのもうれしいポイント。
・【フケが多い】のがお悩みの人は頭皮の環境が改善できるタイプを!
頭皮の角質がはがれることで起きる、フケの悩み。乾燥や脂分が多すぎるなどの原因があり、それぞれのケースに合わせたシャンプーを使うことが悩み解決のポイントとなります。フケに悩んでいる人は、まず頭皮の環境を改善することから始めてみましょう!適切な水分・油分バランスの状態にすることで、フケの状態を改善していくことができます。
【アンファー:SCALP D BEAUTÉ】
メンズ向け商品に多い薬用シャンプーですが、女性向けのものもじわじわと増えてきています。代表的な女性向け薬用シャンプーとして知られているのが、『ANGFA(アンファー)』の「SCALP D BEAUTÉ(スカルプD ボーテ)」。
画像の「スカルプD ボーテ ナチュラスター スカルプシャンプー」350ml 1,986円(税込)はオーガニック認証成分配合で、クレンジング作用・キューティクル保護・豊富なミネラルでツヤ髪へと導きます。髪のケアはもちろん、頭皮環境の改善に重点をおいているシャンプーです☆
・【頭皮のニオイ】がお悩みの人は頭皮ケアや頭皮の環境改善タイプを!
特に暑い時期は、頭皮が蒸れてニオイが気になる人も少なくないはず。頭皮のニオイの原因は、皮脂と汗の酸化によるものです。特に、ヘアケアやスタイリングでオイル系を使っている場合は注意が必要!オイルは皮脂と同じ油分なので、シャンプーできちんと落とせていないと頭皮のニオイの原因になってしまうのです。頭皮のニオイが気になる場合は、週に1~2日程度からでも頭皮ケアや頭皮環境を整えられるシャンプーを取り入れてみるのもおすすめ。
【ジョアーロ:ジョアーロ モイストクレンズシャンプー】
『JOEARO(ジョアーロ)』の「ジョアーロ モイストクレンズシャンプー」480ml 1,540円(税込)は、乳酸菌と発酵エキスの力で頭皮環境を整えてくれるシャンプーです。
クレンジングシャンプーの中には洗浄力が強いものもありますが、こちらはアミノ酸系洗浄成分とマリンコラーゲン系洗浄成分が配合されています。地肌や髪にうるおいを与えながら、スッキリとクレンジングしてくれますよ。
■髪のお悩みにきくシャンプー
ドライヤーの熱や乾燥は、髪へ大きなダメージを与える要因となります。これらのダメージを受けてしまった髪はパサつきが気になるため、保湿力の高いシャンプーを使ってケアするのがベスト。中でも、アミノ酸系のシャンプーや精油が配合されているシャンプーが一押しです。市販されているものも多く、ドラッグストアでも見かける機会が増えています。
・【ダメージケア】をしたい人におすすめのシャンプー
アミノ酸系のシャンプーなら、優しく汚れを落としながらしっかりと頭皮&髪をケアできます♡シャンプーの効果を最大限に生かすなら、同じシリーズのトリートメントといっしょに使うのがおすすめ!シャンプーに含まれる栄養をしっかりと髪に吸収させることができるので、ぜひセットで使用してみてください。
【アミノメイソン:AMディープモイスト シャンプー】
ダメージケア目的の人からも人気の『Amino Mason(アミノメイソン)」の「AMディープモイスト シャンプー」450ml 1,540円(税抜)は、植物由来のアミノ酸が配合されたオーガニックシャンプー。ふわふわでボリューミーな泡立ちが特徴です☆
・【ぺちゃんこ髪】がお悩みの人はボリュームアップ系シャンプー
髪が多すぎてまとまらないという悩みを持つ人がいる一方で、頑張ってスタイリングしてもボリュームが出にくい人もいます。適度に髪をボリュームアップしたい人におすすめなのが、ボリュームをコントロールしてくれるタイプのシャンプー。髪1本1本に元気がなくトップにボリュームが出ないという人でも、シャンプーを変えるだけでスタイリングしやすくなるケースもあるのです☆
【スティーブンノル ニューヨーク:ボリュームコントロール シャンプー】
『スティーブンノル ニューヨーク』の「ボリュームコントロール シャンプー」500ml 1,760円(税込)は、その名の通り“ふんわり軽やかな髪”に導いてくれるシャンプーです。髪の毛が細く柔らかくボリュームが出にくいという髪質の人におすすめですよ。
パーマなどをかけて無理やりボリュームを出すのではなく、まずはシャンプーを見直して髪質改善からトライしてみましょう!
・【ドライヤーの熱傷み】がお悩みの人はダメージ修復タイプがおすすめ
ドライヤーまたはヘアアイロンなどを頻繁に使用する場合は、熱でダメージ毛になっているケースが多いです。中には、枝毛や切れ毛になってしまう場合もあるでしょう。そんな場合は、ダメージを修復できるシャンプーがおすすめです。【ボタニスト:ボタニカルシャンプー ダメージケア】
植物由来の成分を配合した『BOTANIST(ボタニスト)』シリーズの「ボタニカルシャンプー ダメージケア」490ml 1,540円(税込)は、ダメージを修復してなめらかなツヤ髪に導いてくれるシャンプーです。髪の内部にボタニカルエッセンスが浸透することで、髪にうるおいも与えてくれます。
・【乾燥によるダメージでパサつき】がお悩みの人は保湿力のあるシャンプー
乾燥によるダメージがある髪は、水分が不足していることでパサつきがちです。保湿不足や摩擦などでも状態が悪化してしまう可能性があるので、対策としてはうるおいを与えてくれるシャンプーを選ぶことが大切です。【パンテーン:エフォートレス コンプリートナイトリペアー シャンプー】
『PANTENE(パンテーン)』の「エフォートレス コンプリートナイトリペアー シャンプー」は、ダメージの原因となる寝具との摩擦や髪の水分バランスの乱れに対し、ダブルビタミンで水分量をキープしてダメージを集中補修!パサついて傷んだ髪もしっとりなめらかに仕上げます。
各通販サイトで480 ml 1,000円前後で購入できますよ。
■エイジングの悩みに効く薬用シャンプー
“医薬部外品”という部類に認定されている“薬用シャンプー”は、頭皮環境の改善や髪のケアだけでなく、薄毛対策なども目的としている商品があるジャンル。いろいろなシャンプーを使ってみたものの、次々髪の悩みが生まれてしまうという人へおすすめしたいシャンプーの種類です。
・【髪がパサついて老けて見える】とお悩みの人におすすめのシャンプー
加齢による髪のハリコシの減少・パサつき・ツヤのなさなどにお悩みの場合は、エイジングサインにアプローチした薬用のシャンプーがおすすめです。頭皮のケアだけでなく、髪の仕上がりにこだわったシャンプーを選ぶといいでしょう。【アンファー:スカルプD ボーテ 薬用スカルプシャンプー】
アンファーの「スカルプD ボーテ 薬用スカルプシャンプー」350ml 3,973円(税込)は美容成分配合の薬用シャンプーで、頭皮をスッキリ洗い上げます。髪にハリ・コシ・ボリュームをよみがえらせたい人におすすめの商品です☆
・【抜け毛が多い】のがお悩みの人へ向けた抜け毛対策用シャンプー
抜け毛の悩みは男性に多いイメージがありますが、女性にも起こり得るトラブルのひとつ。人知れず悩みを抱えている女性も多く、女性向けのケアアイテムが日々開発されています。
抜け毛の悩みを抱えている人には、抜け毛対策をメインにしているシャンプーがおすすめ!発毛促進の効果が期待できる成分や、頭皮を健康な状態に導いてくれる成分が含まれています。抜け毛を減らしたいと考える女性にぴったりですよ。
【ハル:kurokamiスカルプ】
『haru(ハル)』のエイジングケアシャンプー「kurokami(クロカミ) スカルプ」400ml 3,960円(税込)は、ひとつで6種の機能を持つシャンプーです。
天然由来100%で、リンス不要・頭皮ケア・ハリコシアップ・ダメージケアなどを叶えます。汚れを洗い流しながら整えて栄養を与えるため、抜け毛対策としてもおすすめのシャンプーです。
■どんなシャンプーを使うかによって髪質は大きく変化する
パッケージのかわいさや香りだけで、シャンプーを選んでいる人も多くいます。しかし、頭皮や髪の悩みを解決したいなら、悩みに合わせたシャンプーを使うのがかしこい方法。
新しいシャンプーに変えるタイミングで自分の悩みと向き合って、相性の良いシャンプーと出会いましょう!
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