
Baby&Kids
イヤイヤ期の対応方法を知って子どもの成長を見守っていこう
■イヤイヤ期のことを知ってみると対応のヒントがたくさんある!
イヤイヤ期は成長段階で起こる大事な反応です。
・イヤイヤ期って?どんなことなの

成長してくると、遊びや着替え、なんでも自分でやりたい!と好奇心が旺盛になってきますよね。しかし、やってみるものの行動と思いが上手に表現できない気持ちでいっぱいになり、「イヤイヤ」という言葉になって現れるのがいわゆる「イヤイヤ期」です。
・イヤイヤ期☆何歳くらい?

2歳前後からはじまることが多く、はっきりとした終わりは分からず、3歳あたりまで続くことが多いそうです。早い子どもだと1歳半前後から突入することもあるんだとか。特に女の子は言語でコミュニケーションを取ることが得意なようで、男の子よりも言葉数が多いようです。イヤイヤはそれぞれの年齢や性格、環境によってかなりの個人差があるみたいですよ。
・イヤイヤはなぜおこるのでしょう?

イヤイヤが始まると、多くのママが、「何が一体原因なの?」と感じますよね。一般的には、子どもが成長する段階で自我が芽生えてきているのが関係していると言われています。自分が言ったことやしたことが、まだうまく表現できないことを「イヤイヤ」といってしまうんだとか。またママの提案が自分のしたいことと違うと、不満をもって「こうしたいの!」と自分とママの気持ちの違いを不満を通して、学んでいるとも言われているようです。
■保育士さんに聞く対応方法
対応方法の具体例は保育士さんの対策をまねしてみよう。
・プロの対応方法☆具体例を紹介

こどものイヤイヤを上手に対応できる保育士さんの対策は、ママやパパも学ばせてもらうことが多くぜひ活用したいですね。イヤイヤが続いていくと、ついついママも感情的になってしまいます。一番は気持ちを受け止めてあげることが大切なんだとか。「分かっているけど…」なかなか難しいと思ってしまいますよね。その際、いくつかの対策ポイントがあるので、その方法を試して解決のヒントになるようにしていけたらいいですね。
<静かな状態にしてあげるのがベスト>

イヤイヤは一旦始まってしまうと外、家関係なく泣きわめくこともありますよね。そんなときは、できるだけ静かな場所や環境で、少し落ち着ちつくまで様子をみながら、ママも同時に感情を鎮めていくのが良いようです。親子ともに気持ちをリセットすることがポイントのようですよ。
<声がけが子どもの安心につながる>

自己主張が強い反面、表現力がまだまだ上手くできない時期には声がけも重要になります。気持ちを受け止めながら「これやりたいけど、できないんだね」と気持ちを整理していってあげることが良いそうですよ。子どもも言葉の使い方が上手くいかず、何がイヤなの分からなくなってしまう場合も多いので、ママの言葉がけ一つで随分安心することもあるんだとか。また、ボディタッチや体をさすってあげることをいっしょにしてみても効果的なようですよ。
<楽しい提案が大切>

なかなか「おうちに帰らない!まだ遊びたい!」などママが「帰ろうよ」と言ってご機嫌を損ねてイヤイヤになってしまった...というときなどは、先の楽しい見通しを伝えて、気持ちを切り替えてあげるようにするのがいいんだとか。「おうちに帰ったら、○○ちゃんの好きなお絵描きをしようね」というと、最初はイヤイヤが静まるまで時間はかかるかもしれませんが、だんだんと学んでいくと、少しずつ未来に向けた楽しいことが認識できるようになってくるようですよ。
・イヤイヤ期やってはいけないこと

一番に気にかけておくことは、できるだけ避けたい叱り方があるということを知っておくのが大切です。イヤイヤが連発するとママも「カッ!」と感情的になるところですが、子どもを否定するような言葉を使う、怖がらせる、大きな声で叱る、などは今後萎縮して意見が言えなくなってしまうことがあるので、気をつけておいたほうが良いそうです。またごねられると許す、ご褒美をあたえる声がけ、親がすぐ手出しして援助するなどは、イヤイヤ言う前に先回りで止めてしまうので、努力しなくても希望が叶うと思ってしまいがち。やらないようがよさそうですね。そしてお店などでイヤイヤが始まったしまった場合に、「お店の人から叱られるよ!」と他人から注意をしてもらうような声がけは、見ていないところで悪いことをしてしまう思考回路に変化することがあるので、これも注意しておくといいかもしれません。
■つらいきもちのあなたへ
イヤイヤ期、なんとか乗り切っていきたいです。
・イヤイヤ期の子育てをするママに向けて☆

「イヤイヤ期をどうしていこう…」多くのママが悩んでいる時期。「何が原因なの?育て方がいけないの?」と思ってしまうまで、疲れているママも多いようです。それはママのせいではなく、イヤイヤはしっかりと体と脳が順調に成長している証拠!逆に「ちゃんと育ってる!」ので安心なことなんです。「イヤイヤ」を通して、上手にイヤな気持ちをたくさんだせた子どもほど、大きくなると自立心が豊かになっていき、ママの今後の育児が楽でスムーズになることがたくさんあるといわれています。それでもママが辛いときは深呼吸して、対処法を実践する、人に話を聞いてもらう、イヤイヤ期を楽しく思えなくても「楽しい出来事だ」と口に出して暗示のようにしてみる、などいろいろんな対策もおすすめですよ。過ぎていくとあっという間に過去になっていき、楽しい思い出になるママが大半のようです。
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