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お盆の料理といえば?定番メニューや精進料理などレシピ解説つきでご紹介!

お盆は仏様が帰ってくる特別な期間。この時期にはお盆ならではのルールにしたがった料理をお供えしたり家族にふるまったりします。その中でも昔からお盆料理として言い伝えられているのが精進料理。普段の生活ではあまり馴染みがなく、いまいち精進料理の定義が分からないという方も多いのでは?そこで今回は、お盆に食べる精進料理の特徴や定番のメニューなどを紹介します!

この夏は伝統を重んじた精進料理を作ってみたい!という方は、簡単なレシピも公開していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

■伝統のお盆の料理とはどんなもの?

まずは、お盆にどんなメニューを食べるのが良いのか、なぜそのような習わしがあるのかについて調べてみました。

・お盆の料理って何を食べるの?

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お盆の時期にいただく精進料理には、いくつか食べてはいけない食材があります。たとえば、肉や魚を使うのはNG。これは、仏教で無益な殺生を禁止しているためなんだとか。近頃では食品加工技術も発達していて、目には見えない形でも肉や魚の粉末などが入っている場合も多いので、成分表示をしっかりチェックしてみてくださいね。
また、ニンニクやニラ、らっきょうといった辛みや苦み成分の強い野菜も避けたほうが良いと言われています。

・そもそも精進料理ってどんな料理?

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精進料理とは、もともとは仏道修行のための料理でした。

「精」という字は、「雑念にとらわれないで修業に専念する」
「進」は「常日頃から怠けないで修業に打ち込む」

という意味が込められています。

精進料理は、前述したとおり肉や魚、刺激の強い食材を使用するのはNG。そして、当時より一汁五菜の形式がメジャーとされています。また、炒めたり煮たりと調理方法については特に禁止事項はありません。どのメニューも自然と胃腸にやさしいのが特徴ですが、地域などによっては違いがあるようです。

・お盆に精進料理を食べる理由は?

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お盆の時期はご先祖さまが自宅に帰ってくるとされている時期。そのため、ご先祖さまにお供えするために、肉や魚を使っていない精進料理を用意するのがふさわしいと考えられてきました。
しかし、食材や調味料が豊富な現代においては、穀物や豆類、野菜などの植物性の食材を薄味で食べることで、食事の大切さを見直せる機会としても重要視されています。

■お盆の定番料理メニュー

精進料理についてご紹介しましたが、最近はお供えだけ精進料理をお膳立てしておくという家庭も多いようです。では、一般的にどのような料理が作られているのでしょうか。理由とあわせて定番のメニューを見ていきましょう。

・定番料理は地域によって変わる

お盆といえばコレ!という定番の料理ですが、宗教や地域によっても違うようです。故人の好きだったものや、家族で継承してきた伝統料理を作って、ご先祖様を迎え入れたいですね。

・【そうめん】幸せが長くつづくよう思いを込めて

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そうめんには、「幸せが長く続きますように」といった意味合いや「ご先祖さまがあの世へ持って帰る際の手綱」との言い伝えがあると言われています。
そうめんは、お湯で麺をゆがいてあとは麺つゆでいただくだけのとってもシンプルで簡単な工程で完成するのが魅力。親戚などの来客時にもパパっと作れるうえ、卵やきゅうりなどトッピングする具材の彩りもきれいで見た目にもおしゃれなため、夏のおもてなしレシピとしてもぴったりですね。

・【天ぷら】信州では常識!長野ならではの定番料理

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長野県民にとって、お盆に天ぷらを食べるのは常識なんだそう!それもそのはず、長野県は山に囲まれた地域で野菜に恵まれているからなんですね。
また、殺生を禁ずる精進料理のルールにも合っているため、長野県を中心に信州地方では野菜中心の天ぷらがお盆の定番料理として親しまれているようです。お饅頭に衣をつけて揚げた「天ぷら饅頭」もお供えとして人気!

・【おはぎ】古くからの伝統としてお供えされている

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昔から魔除けを意味するおはぎは、お彼岸やお盆のお供えとして親しまれてきました。おはぎに使われるもち米には、「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」の祈願が込められており、豊作を祈る意味でもお盆のお供えとして選ばれています。
さらにおはぎに使われる小豆が特別な日にふるまう食材であることも理由のひとつといえるでしょう。ちなみに、おはぎをお供えする日は8月14日が一般的なので覚えておくと良いですね。

・【白玉団子】ご先祖様をおもてなす定番料理

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最後にご紹介するのは、最も一般的と言われているお盆の定番「白玉団子」です。お盆の初日(8月13日)には迎え団子として、盆明け(8月16日)には送り団子としてお供えすることがご先祖へのおもてなしと言われています。
そのため、迎え団子にはみたらし団子のような甘い醤油ダレで味つけされたお団子を、送り団子にはご先祖様への手土産として白いままの団子を準備するのが一般的なんだそう。

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