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褒めるよりも承認しよう!迷ったときは一緒に喜ぶことが一番
vol.1111【1日1成長お母さん】喜びや感動を伝えられるお母さんになると子どもの力が伸びていく
“褒める”のではなく“認める”。「すごいね」ではなく「頑張ったね」
“褒めるよりも承認する方がいい”ということを、上手な声のかけ方としてよく耳にするでしょう。“承認”には一般的に言われる“褒める”意味も含まれてくる場合がありますが、何より大切なことは“子どものありのままを受け入れ認めてあげる”というスタンス。そして観察力が大切になってきます。子どもの小さな変化や成果、こだわった部分や努力など気づいたことをありのままに具体的な言葉にするのです。
頑張った子どもにかけるお母さんの言葉が、次の意欲とやる気を引き出す
6歳のKちゃんのお母さんは幼稚園の発表会を見にきました。Kちゃんはお友だちと体操を披露します。ところが途中の逆立ちのところでKちゃんだけうまくいきません。「家では上手にできていたのに…」とお母さんもドキドキ。先生から「幼稚園での練習も毎日頑張っていますよ」と聞いていただけに、この後一緒に帰るKちゃんにかける言葉を探します。「今日の体操、とってもよかったよ」「かっこよかった!頑張ったね」Kちゃんの気持ちを想像し、どう言えばいいのか迷ってしまいます。
「よかったよ」という評価よりも、子どもと一緒に喜びや悲しみを共有しよう
“できた”“できなかった”は子どもにとっても大人にとっても、一つの大切な結果です。しかし結果にとらわれすぎて大切なものを見落としてしまわないようにしましょう。どんなお母さんでも一年前に見た我が子よりも、成長した我が子の姿を見て感動しているはずです。それは発表会でうまくできても、できなくても同じはず。成長を目にして心に感じた子どもへの思いを素直に言葉にしましょう。
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