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お食い初めのメニューや食材には意味がある!簡単なレシピも知っておこう

出典:@shiidamuさん

Baby&Kids

お食い初めのメニューや食材には意味がある!簡単なレシピも知っておこう

赤ちゃんの行事である「お食い初め」。意味も分からずなんとなくやっちゃう人も多いでしょう。でも赤ちゃんの幸せを願う大切な行事だからこそ、ちゃんと意味を理解しておくのがおすすめ!意味を知ってくとお食い初めに使うお祝い膳のメニューも準備しやすくなりますよ。

今回はお食い初めをする前に知っておいてほしい、お食い初めやお祝い膳のメニューの意味などを解説していきます。

■お食い初めと歯固めの儀ってどんな意味があるの?

お食い初めと歯固めの儀式。それぞれが持つ意味を紹介します。

・お食い初めの意味としきたりや方法について

出典:“百日祝い”って何をする?お食い初めや寝相アートで成長を感じよう! @ bm.p0512さん

お食い初めとは生後100日頃に行う行事で、「食べ物に困ることのないように」と赤ちゃんの幸せを願うもの。男の子なら朱塗りの器、女の子なら黒塗の器で一汁三菜の祝い膳を用意して赤ちゃんに食べさせるフリをするというのが正式なしきたりのようです。ですがそこまで正式なしきたりにとらわれなくても良いという意見も多く、お食い初めの食器に普段使いできる実用的なものをあえて使う人も☆

・歯固めの儀の意味としきたりや方法について

歯固めの儀は「赤ちゃんに生えてくる歯が石のように固くて丈夫ですように…」と願いを込めて行う儀式のことです。大体お食い初めといっしょにするのが一般的なので、歯固めの石も同タイミングで準備しておきましょう。奇数の数だけ小石を用意するのが良いとされていますが、石の入手方法は地域によってさまざま。神社からいただく・近所できれいな石を拾う・市販のものを購入するといった方法があります。また、石の代わりに食べ物や墓石を使う場合もあり「これで歯固めの儀をやらなくてはならない!」という明確なきまりはないようです。

■お食い初めのメニューとそれぞれが持つ意味とは

お食い初めの際に用意する祝い膳。その祝い膳のメニュー別にそれぞれの意味を解説します。

・鯛

出典:photoAC

鯛は「めでたい」という語呂合わせでもよく知られている縁起の良い魚。皮は赤く身は白いので「紅白」カラーも兼ね備えていて祝いの席には昔から定番とされています。関西地方では鯛の代わりにホウボウを使い「頭の骨が固くなりますように」など願うこともあるそう。

・赤飯

出典:photoAC

赤い色には昔から魔除けや厄払いの力があるといわれています。そのため、お食い初めでのお赤飯は「災難に合うことなく健やかに成長しますように」というような願いが込められているようです。

・お吸い物

出典:photoAC

貝を具にしているお吸い物には、「ぴったり合う二枚貝」から連想し「将来、ぴったり合う伴侶に出会えますように」と願います。また「吸う力が強くなりますように」という意味もあるので、具を貝にこだわる必要はありません。

・煮物

出典:photoAC

煮物に入っている野菜にはそれぞれ意味があります。例えば蓮根なら「先を見通せる力がつきますように」、里芋なら「子宝に恵まれますように」、筍なら「まっすぐスクスク育ちますように」などです。具材は地域によって違いがあるので願いの内容も変わってくるでしょう。

・香の物

出典:photoAC

香の物も地域によって内容がいろいろ。というのも季節のものや地元の名産品を漬けることが多いからです。どこの地域でもお祝いの席に多く出るのは「紅白なます」や「たこの酢の物」などでしょう。どちらも縁起が良いとされています。

・歯固めの石

出典:@shiidamuさん

三菜のほか「歯固めの石」も小皿に置いて配膳します。歯固めの石とは冒頭で紹介した「歯固めの儀」に使うものです。「吸盤のような美しい歯並びになりますように」と願いをこめて関西ではたこを使う地域もあります。

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