Baby&Kids

2歳トラブルメーカーの攻略は、共感することからスタートしよう

vol.1261【1日1成長お母さん】本人に悪気なし。生まれながらの衝動性が全面に出ているだけ

保育園を辞めようか悩むほど乱暴な子の行動は、本人に悪気はない

子育てには悩みがつきものです。中には “保育園に子どもを行かせたくない”とお母さんが悩むほど乱暴な子もいます。欲しいおもちゃがあるとすぐに手が出てしまうなど、お友だちとのトラブルが絶えません。園では先生や周りの人に謝ってばかりです。
“しつけ方が悪いのだろうか”と悩むお母さんもいるのではないでしょうか。しかし、わんぱくな子は悪気があって乱暴するわけではありません。生まれながら“衝動性”の強い気質を持っているからなのです。

頭ごなしに叱らずに、感情を受け止めて取るべき行動を伝えることが大切

“気質”とは生まれながら子どもが持っている個性で、しつけとは関係ありません。わんぱくな子の衝動性は、思ったことをすぐに実行に移してしまいます。
お友だちが持っているものに興味を持つと衝動的に体が動き、時にはお友だちを叩いてでも奪ってしまいます。
そんな時お母さんはきつく叱るのではなく、まず「おもちゃが欲しかったのね」と感情を受け止めてください。そして「お友だちに“貸して”と言おうね」と取るべき行動を伝えてください。

叱るとお互い感情的になるだけ。子どもは共感してあげると素直になる

2歳のSくんは保育園でもトラブルメーカー。お母さんは肩身の狭い思いをしていました。叱れば叱るほど感情的になり、ますます乱暴をします。
ある日「もういい加減にして」とお母さんは激しく叱りつけてしまい、Sくんは大声で泣き叫びました。ハッと我に返ったお母さん。Sくんは衝動性の強い気質だから仕方ないと受け止めます。
叱るのをやめ「おもちゃが欲しかったんだね」と気持ちを理解することから始めると、Sくんは素直に「おもちゃが欲しかった」と呟きました。

お友だちの気持ちがわからない2歳。今は子どもの感情に寄りそうのが優先

2歳ではまだ思いやりの心が育っていないので、お友だちがどう思うか理解ができなくても仕方ありません。お母さんは厳しく叱りがちですが、あまり叱られることが続くと自分はダメな子と思い込み、自信のない子に育ってしまいます。
5歳頃になるとお友だちの気持ちも理解できるようになり、周囲の様子を察知する能力が育つ9歳頃になるとびっくりするほど乱暴な行動は落ち着きます。今は子どもの気持ちに共感し、子どもが取るべき行動をしっかりと教えてあげてください。

今日の1日1成長

わんぱくな子の行動を正すには、まず気持ちを聞くことから始めよう
子どもの判断力も1成長、お母さんの承認力も1成長。
ふじたみやこ(文)わたなべみゆき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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