さつまいもは電子レンジで簡単調理！おすすめレシピも紹介

さつまいもの調理は、電子レンジにおまかせ！爆発を防ぐ方法も合わせて見ていきましょう！

■どうやってやるの？さつまいもを電子レンジで調理する手順とは

中までしっかりと火を通すには、時間がかかるイメージのあるさつまいも。調理時間を短縮するには、電子レンジを活用するのがおすすめです。まずは、電子レンジを使った簡単な調理方法からご紹介します。

・調理は全て電子レンジにおまかせ！素朴な味わいの“ふかしいも”

電子レンジを使ったさつまいもの定番料理と言えば、ふかしいも。蒸し器などを使わなくても、電子レンジがあれば簡単に調理することができます。ポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にしっとり食感のふかしいもを作ることができますよ！＊用意するものさつまいも新聞紙やキッチンペーパーラップ1．さつまいもを水できれいに洗い、濡れたままの状態で新聞紙orキッチンペーパーを使ってぴったりと包みましょう。新聞紙orキッチンペーパーでくるんださつまいもを、さらにラップで包みます。2．電子レンジ対応のお皿の上に乗せて、レンジで加熱するだけ。200gのさつまいもなら、500wで6分ほど加熱すれば完成です。※ポイントは、さつまいもが濡れている状態で新聞紙やキッチンペーパーを巻きつけること！

・焼きいもだって電子レンジで簡単に作れちゃう！

近ごろ、電子レンジで焼き芋が作れるとテレビでも話題に。レンジ専用の焼き芋アイテムなども発売されており、日本人の焼きいも好きを伺い知ることができます。電子レンジで焼きいもを作るときは、“何分加熱するのか”がポイント。低温でじっくりと加熱することが、電子レンジでおいしい焼きいもを作るコツとなります。＊用意するものさつまいもキッチンペーパー基本的には、ふかしいもを作るときの要領と同じです。違うところは、加熱時間。焼きいもを作る場合は、200wの電子レンジでさつまいもに竹串がスッと通るようになるくらいまでじっくりと熱を加えていきます。目安は、200gのさつまいもで約12分。電子レンジに“解凍モード”がある場合には、先に600wで1分半ほど加熱し、その後解凍モードで10分ほどじっくり加熱する方法もあります。とにかく、低温で時間をかけて加熱することが、ふかしいもと違うポイント。さつまいもの種類によっては、ねっとりとした本格的な食感を楽しむことができます。

・冷凍保存しているさつまいもは電子レンジで簡単解凍

さつまいもがたくさん手に入ったときは、冷凍保存しておくのがおすすめ。生のままでも加熱してからでも、さまざまな状態で冷凍することができるので、解凍後の活用幅も広がります。冷凍したさつまいもをそのままの形で解凍したいときも、電子レンジが大活躍！電子レンジの解凍モードを使えば、簡単に凍ったさつまいもを元の状態へと戻すことができます。天ぷらや焼きいもなど、先に調理をして冷凍するのも可能。さつまいもの天ぷらをレンジで解凍する場合、天丼などにすることでさつまいものおいしさを冷凍前と同じように味わうことができるのでおすすめです。

・調理で使う輪切りさつまいもの下ごしらえもできる

さつまいもは、生のままだと固くて輪切りにするのが難しいと感じる人も少なくありません。そんなときには、電子レンジを使って先にさつまいもをやわらかくしてしまうのがおすすめ。ふかしいもを作るときと同じように、濡れた状態のさつまいもを新聞紙やキッチンペーパーで包み、電子レンジで加熱すればすぐにやわらかくなります。調理前の下ごしらえとして加熱するため、加熱時間はふかしいもを作るときよりも短めの4分程度にとどめておくことがポイント。この方法を使えば、安全にさつまいもを輪切りの状態にすることができます。

■電子レンジを活用！おすすめのさつまいもレシピ

電子レンジを使うと、さつまいもレシピの幅もグンと広がります。おかず系、おやつ系それぞれのおすすめレシピをチェックしていきましょう！

・ごはんとも相性ぴったり！おかず系のさつまいもレシピ

＜さつまいものポタージュスープ＞

まず最初にご紹介するのが、さつまいもを使ったポタージュスープ。パンとも相性がいいので、朝ごはんにもぴったり！下ごしらえが電子レンジだけで済むので、時間のないときにも簡単に作ることができます。＜材料＞・さつまいも…1本・玉ねぎ…1/2個・牛乳…500cc・固形コンソメ…1個・塩…1～2つまみ・お好みでパセリ…少々1．さつまいもは皮をむいて、1cmほどの厚さになるようスライスします。5分ほど水にさらして、あく抜きをしておきましょう。2．玉ねぎを薄くスライスします。水にさらしたさつまいもと玉ねぎを、電子レンジで2分ほど加熱。3．加熱し終わったら、フードプロセッサーに移して200ccほどの牛乳を加えて細かくしましょう。あとは、鍋に移して弱火で加熱しながらコンソメと残りの牛乳を入れ、塩で味を調えて完成！

＜さつまいものきんぴら＞

味つけ次第でごはんのお供にもなる、さつまいものきんぴら。電子レンジにまかせておけば完成するおかずなので、忙しい日にもおすすめのおかずです。＜材料＞・さつまいも…1本・しょうゆ…大さじ1/2・酒…大さじ1・みりん…大さじ1・ごま油…小さじ1・お好みで砂糖…小さじ11．さつまいもは皮つきのまま、5mmほどの細切りにします。2．シリコンスチーマーへ細切りにしたさつまいもと、しょうゆ・酒・みりん・ゴマ油・砂糖を入れ、600wで3分ほど加熱しましょう。3．3分経過したら、全体に味が染みわたるよう大きく混ぜ合わせ、さらに１分加熱します。4．加熱し終わったら、そのままの状態で1分ほど蒸らして完成！

・お茶のお供におすすめ！おやつ系のさつまいもレシピ

＜スイートポテト＞

さつまいもを使ったスイーツの代表的なレシピとも言える、スイートポテト。電子レンジを使えば、スイートポテトも簡単に作ることができます。＜材料＞・さつまいも…1本・グラニュー糖…60g・バター…50g・牛乳…60ml・卵黄…2個（つやだし用含む）1．さつまいもの皮をむいて輪切りにし、水にさらしたら600wで4分ほど加熱。まださつまいもに固い部分があれば、様子を見ながら時間を追加してやわらかくなるまで加熱しましょう。2．さつまいもがつぶせるくらいになったらフォークで粗めに崩して、グラニュー糖・バター・牛乳を入れてよく混ぜます。3．もう一度600wの電子レンジで2分加熱し、なめらかな状態になるまでしっかりと混ぜ合わせましょう。4．粗熱が取れたら、卵黄を1個分プラスしてさらに混ぜ合わせます。5．オーブンシートをひいた天板に成型したタネを並べて、ツヤ出し用の卵黄を塗り200℃のオーブンで15分ほど加熱。表面にきつね色の焼き色がつけば、完成！

＜さつまいもクッキー＞

まるで本物のさつまいものようなクッキーもレンジを使って簡単に作ることができます！子どもたちも大喜びのおやつなので、ぜひ作ってみてください。＜材料＞・さつまいも…1本・薄力粉…100g・無塩バター…50g・砂糖…40g・卵黄…1個・紫芋パウダー…大さじ11．皮をむいたさつまいもをひと口大にカットして水にさらし、その間にバターを冷蔵庫から取り出して室温に戻しておきましょう。2．耐熱容器にさつまいもを入れ、600wのレンジで5分ほど加熱。3．さつまいもがつぶせるようになったら、バターを入れてよく混ぜます。バターが混ざったら、砂糖と卵黄も加えてもう一度混ぜましょう。4．なめらかな状態になったさつまいもに、薄力粉を振るいながら入れます。5．さつまいもと薄力粉が混ざったら、ラップなどを使い生地を棒状に伸ばしていきましょう。6．棒状になったら、まわりに紫芋パウダーをまぶし、さつまいもの皮の部分を再現します。5mmほどの厚さに生地をカットし、170℃のオーブンで15分ほど加熱すれば完成！