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“繊細な男の子”や“元気な女の子”は持って生まれた素敵な個性
vol.1389【1日1成長お母さん】特性を見抜き、個性を長所として伸ばすほうが子育ては充実する
男は、女は“こういうものだ”という大人の思い込みは子育てを辛くする
子どもが生まれて、周りの人から“男の子なのに繊細だからもっと厳しく育てなきゃ”“女の子なのに元気すぎるからもっとおとなしく育てなきゃ”などと言われたという話を聞くことがあります。
このように子どもの特性を見ずにイメージにとらわれた育児をすると子どもの特性と合わない育て方をすることになり、その結果、親子共に子育てが苦しくなってしまいます。
子どもが先天的にもつ行動の特性は生まれつき。性別やしつけに関係ない
子どもの行動の特性を“気質”と言います。お母さんがどんなに一生懸命にしつけをしてもどうにもならない場合、この気質が関係していることがあります。
気質は男女も関係ありませんし、親からの遺伝もしません。
さらに大人になっても一定の割合で持ち続けます。同じように育てているのに兄弟で性格が全く違ったり、繊細な男の子、やんちゃな女の子が存在したりするものなのです。
お母さんが子どもには生まれ持った気質があるということを知っているだけで子育てがとても楽になります。
子どもの特徴を知って対応をすることで、子どもは生き生きと輝きだす
K君は新しい環境に馴染むのに時間がかかる繊細な男の子。幼稚園に馴染めないK君を心配したお母さんは、人前に出る新しい環境を次々と用意します。
しかし、うまくいかずK君は自信をなくし、しょんぼり…。実はこのタイプの子は時間がかかるだけで“安心できる場所”と分かれば自然と馴染んでいけるものです。焦らずに見守ってあげましょう。
男の子は活発、女の子は繊細という大人たちの固定観念に囚われずにその子の個性にあった接し方を心がけましょう。
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