Baby&Kids
3歳児のお手伝いは、完成度を求めるのでなく心を育てる時間
3歳は自分のことが自分でできるようになる自立の時期。意欲を育てよう
3歳は「自分がやる!」という主張が増える時期です。自分で考え、行動して最後までやり抜くことを学び始めましょう。
お手伝いへの意欲もその1つです。お母さんとしては面倒なことも多いですが、子どもは「やってみたい!」と思うことを繰り返すことで積極性が育ちます。
やり遂げることは将来、何か目標を持って達成していく人へと成長する入り口です。
子どもは「やってみたい」という思いを満たした数だけ、自立した子に育っていくでしょう。
子どもの挑戦はお母さんの挑戦。3歳児にお手伝いをさせるお母さんの勇気
3歳のKくんはお母さんがキッチンで洗い物をしていると「ぼくもやる!やりたい」と言ってきます。お母さんは「遊びたいだけでは…洗い直さなきゃいけないし、面倒だな」と頭によぎります。
しかし3歳での「やってみたい!」という思いを満足させてあげただけ意欲や積極性のある子に育つと聞き、やらせる挑戦をしました。案の定、服はぬれる、床に水が飛び散る、洗い物はただの遊びのよう。心のどこかでわずかな期待をした分、やらせたことに後悔の念も湧いてきます。
3歳のお手伝いは完成度を求めるより、子どもの心を育てることが優先
子どもの「やってあげる」「やりたい!」はお母さんにとって負担が多いものです。失敗して仕事を増やされるのが現実。
お手伝いをしてもらって助かったと感じられるようになるのは、5、6歳を過ぎてからでしょう。2、3歳のお手伝いは本人にとっては、遊びと一緒です。
この時期に大切なのは、やったことを人に喜んでもらう喜びを知ること。失敗しながらも、やりたい事をやり遂げる達成感を味わうこと。失敗したら責任の取り方を学ぶこと。
何にでも挑戦できる勇気ある子に育ちます。
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