
出典: photoAC
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「扇風機の電気代って本当に安いの?」種類別やエアコンとの比較も解説
エアコンとともに夏の必須家電である扇風機。エアコンのように部屋を冷やすことはできませんが、新しい商品が次々と発売されどんどん使いやすくなっています。そんな扇風機の電気代を気にしたことはありますか?エアコンに比べると安いだろうと、なんとなく思っている方も多いと思いますが、実際はどのくらいの差があるのでしょうか。今回は、エアコンとの電気代の差や計算方法、節約方法まで詳しくご紹介していきたいと思います。
賢く使って電気代を節約し、快適な夏を過ごしましょう!
■扇風機の電気代は実際どのくらい?

暑くなってくると使用頻度も高くなり、電気代も気になってきますよね。扇風機にはいろいろな種類がありますが、まずは従来の一般的なAC扇風機の電気代を見てみましょう。
電気料金は地域や電力会社によって違いますが、今回は27円/kWhのタイプを使用して計算していきます。
・1時間連続で使用したとき
消費電力35 W(風量「強」)で1時間使用すると、電気代は0.945円となります。1時間で約1円の電気代と覚えておくといいですね。
・1日の電気代はどのくらい?
先述した1時間の電気代で、24時間使用したとすると22.68円。1日8時間ほど使用したとすると7.56円となります。
・1カ月の電気代はどのくらい?
24時間で22.68円なので単純に30日間24時間連続使用したとすると680.4円となります。しかし、毎日24時間連続で使用するという方はなかなかいませんよね。ですので、1日8時間使用したとして計算してみると、1カ月226.8円となります。
毎日使用しても電気代はそれほど高くないというのが分かります。
■扇風機の種類による電気代の違いは?

扇風機には従来の形のものに加え、タワー型、ボックス型などさまざまな種類のものがあります。また、空気を循環させることを目的としたサーキュレーターも。そんな扇風機の電気代を種類別にご紹介していきます。
・おしゃれで場所を取らないタワー扇風機

羽がなく、従来の扇風機とは見た目も全く違うタワー扇風機。スリムファンとも呼ばれるものです。風量は従来の扇風機に比べて少し弱いですが、狭いスペースにも置けますし、おしゃれでインテリアの邪魔をしないデザインが人気ですよね。
そんなタワー扇風機の電気代は、AC扇風機と比べてそこまで大きく差はないようです。費用もあまり差がなく、お子さんが羽を触ってしまう心配がないと考えると、お子さんのいる家庭にはかなりメリットではないでしょうか?
・コンパクトで持ち運びも楽なボックス扇風機

ボックス扇風機は首振り機能がなく、一方向にしか送風できませんが、コンパクトで持ち運びも楽です。狭いスペースでの使用や、部屋を移動するときに扇風機も持ち運びたいという方にはおすすめです。
気になる電気代は、小型のわりに他の扇風機と比べても少し高いんだそう。しかし、コンパクトというメリットは他に変えられないことを考えると、ボックス扇風機を使用するのももちろんありですよね!
・室内の空気の循環にはサーキュレーターがおすすめ

風の流れが直進的でパワーもあるので、しっかりと風を行き渡らせることのできるサーキュレーター。電気代は、パワーもあるのに意外と安いんです!
持ち運びも楽ですし、エアコンと併用して室内の空気を循環させることで節電効果も期待できます。安いものだと2,000円程度で購入できるのでおすすめですよ☆
■扇風機とエアコンの電気代を比較してみよう!

では、実際にご紹介した扇風機の電気代とエアコンの電気代を比較してみましょう。エアコンは同じ設定温度でも、室温や外気温の変化によって使用中に消費電力が大きく変わってしまいます。
ですので、設定温度が何度の場合、消費電力が何Wか、電気代がいくらか、と明確に算出することは難しいんです。
しかし、エアコンにはJIS規格(日本産業企画)に基づいた温度条件で機器を連続して運転した場合にその機器が安定して出すことのできる能力「定格能力」と、定格能力で運転したときの消費電力「定格消費電力」が表示されています。
ここでは冷房時の定格消費電力 が770Wと表示されている10畳用エアコンの1時間あたりの電気代が20.79円の場合を参考に比較してみたいと思います。
・1日の電気代の差は?
1日8時間使用したとすると、エアコンは166.32円、AC扇風機は7.56円と大きな差があるのが分かります。
・1カ月の電気代の差は?
1日8時間使用した場合、1カ月の電気代はエアコンが4,989.6円、AC扇風機が226.8円となります。約4,763円も差があるんです!夏場の3カ月間(90日間)で比較してみると、エアコンは14,968.8円、扇風機は680.4円とその差は約14,288円と、いかに扇風機の電気代が安いかがわかりますね。
また、エアコンは部屋の開け閉めなどによる室温の上昇や、設定温度を下げることによって消費電力がさらに高くなってしまうので、これ以上に電気代に差が出てきます。
■AC扇風機とDC扇風機の電気代を比較してみよう!

扇風機には、2種類のタイプがあることを知っていますか?まず、交流で羽を回転させる従来からある古いタイプのAC扇風機。もうひとつは2012年に初めて発売された、直流で羽を回転させるという新しいタイプの扇風機です。
このDC扇風機は回転数を細かく制御でき、ほとんど運転音もしないほどの微風を作り出すことが可能なんです。
また、AC扇風機は数千円という低価格で購入できるものが多いですが、DC扇風機は本体価格が1万円以上するものがほとんどで、高級扇風機といった印象です。
しかし、上で紹介したAC扇風機の1時間の電気代が0.945円なのに対し、DC扇風機はなんと0.135円と大きな差があります!
1日8時間使用したとして1カ月の電気代で比較してみると、AC扇風機が7.6円なのに対し、DC扇風機は1.8円!本体価格が高いとはいえ、これだけの節約ができると思えば購入する価値はありそうですね。
■実際に使用している扇風機の電気代の計算方法は?

電気代を計算するには扇風機の消費電力(W)が必要です。扇風機本体や説明書などに記載されているものを確認してみてください。この消費電力(W)に、契約している電力会社の1kWh(1kWの消費電力の電化製品を1時間使用した場合の電気の量)の電気料金を掛けたものが、1時間あたりの電気料金となります。
WをkWにそろえてから計算する必要があるので注意してくださいね。1000W=1kWです。
実際に計算してみましょう。扇風機の消費電力を35W、1kWhあたりの電気料金を27円とします。消費電力をkWにそろえると0.035kWとなり、1時間あたりの電気代は0.035kW×27円=0.945円となります。
使用している扇風機や、契約している電力会社によって電気代が変わってくるので、気になる方はご自身で計算してみて電気代を見直してみてくださいね。
■今すぐできる扇風機の電気代を節約する方法をご紹介!

エアコンの冷風が苦手で扇風機をメインに使用している方も多いのではないでしょうか。扇風機は部屋を冷やすことができないので、ついつい風量を上げて風を浴びたくなってしまいますよね。
しかし、風量を上げても温かい空気が送られるだけなのに電気代は上がってしまいます。弱風でも涼しく快適に過ごすためには、朝晩などの外が涼しい時間帯は窓を開けて窓辺に扇風機を置くのがおすすめです。外の涼しい空気を室内に取り入れられるので、弱風でも涼しく過ごせるかもしれません。
また、日中の気温の高い時間帯は、扇風機の前に保冷剤や水を入れて凍らせたペットボトルを置いて冷風を送ると良いですよ。弱風でも涼しく過ごすことができ、クーラーの代わりにもなるので電気代の節約に繋がります☆
■扇風機を賢く使って夏を乗り切ろう!

夏場は1年の中で最も電気代が気になりますよね。ご紹介した電気代を参考に、使用する扇風機の種類や、使い方を見直してみてくださいね。また、扇風機との併用でエアコンの電気代を抑えることもできるので、賢く使って夏を快適に乗り切っていきましょう!
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