FacebookInstagramYouTube
ベッドマットレスの選び方は?良い睡眠のために知っておきたいおすすめ8選

出典:@2millichanさん

Lifestyle

ベッドマットレスの選び方は?良い睡眠のために知っておきたいおすすめ8選

一般的に、人は7~8時間程度の睡眠を取るのが適切とされていることは、皆さんもすでにご存じかもしれません。これに従うと人生で過ごす時間のうち、およそ3分の1を私たちは睡眠にかけていることになります。これほど長い時間をかける睡眠ですから、やはり質の良さにはこだわりたいところですよね。今回は、自分に合ったベッドマットレスをお探しの方に向けて、その特徴と選び方を詳しくご紹介します。

ベッドマットレスと一口に言っても値段や種類、特徴は商品によってさまざま。自分に合ったものを選ぶのは一苦労ですよね。まずは、ベッドマットレスを選ぶ際のポイントについて確認していきましょう。

■ベッドのマットレス、選ぶポイントは?

出典:photoAC

皆さんはベッドマットレスを選ぶとき、どういった判断基準で選んでいますか?人生の中でも長い時間を過ごす場所なので、じっくり見極めて決めたいですよね。自分のライフスタイルや部屋の雰囲気、好みの硬さなどを整理しながら、自分の理想を具体的にしていきましょう。

・コイル系のベッドマットレス

〇ボンネルコイル
ベッドマットレスは、コイル系とノンコイル系の2種類に大別されます。ボンネルコイルはコイル同士を連結させ、マットレスの全面に配置されているのが特徴。コイル全体がひとつの大きな面となることで、敷布団のようなほどよい硬さを実現しています。
コイルが連結されている分耐久性も高く、長い間使えるのがメリット。また通気性に優れているので、湿気がこもりにくい設計となっています。比較的手頃な価格で購入できる点も魅力のひとつと言えるでしょう。

〇高密度スプリング
高密度スプリングタイプのマットレスは、ボンネルコイルと似た構造を持ちながら、コイルがより高密度に配置されているのが特徴です。背中や腰といった部分的な落ち込みがないので、理想的な寝姿勢であるS字ラインをキープしやすいのが魅力。通気性にも優れているので、湿度の高い季節でも快適な睡眠を確保できます。メリットが多い分、比例して値段も高くなるので、予算を考慮した検討が必要となりそうです。

・ノンコイルタイプのベッドマットレス

〇低反発
ノンコイル、とはその名前の通りコイルが内蔵されていないタイプのマットレスです。
低反発は、体を押し返す力がやや弱いタイプ。ゆっくり徐々に体が沈むので、体全体を包み込まれているような寝心地を楽しめます。体へのフィット性が高く、肩や腰への負担を軽減できるのがメリット。女性や、横向きで寝るのが好きな方に向いています。
ただ柔らかい分、寝返りが打ちにくい点がデメリット。またコイル系のマットレスと比べて通気性に劣ります。湿度が高い時期は乾燥機を利用して、ムレを逃がすなどの手入れが必要です。

〇高反発

出典:photoAC

高反発は、体を押し返す力が強いタイプ。硬めの寝心地を特徴とし、耐久性や通気性にも優れています。正しい寝姿勢がキープしやすく、寝返りも快適。
半面、低反発のタイプと比べて商品のラインナップは少なく、やや値が張るものが多い点もデメリットと言えるでしょう。

・衛生面を保つ通気性は?

日本は湿度が高いため、ベッドマットレスはカビやダニが発生しやすいのが懸念点。ベッドマットレス内の湿気を効率的に放出できる通気性の良さや、干しやすさも重要なチェック項目のひとつとして挙げられます。
通気性の面で言うと、マットレスの内部がコイルと空気層で構成されているコイル系のタイプが優れています。重量があるので干すのに手間はかかりますが、常に湿気を放出してくれるので衛生的に使えるのがメリットと言えるでしょう。
干しやすさの面で言えば、ノンコイル系のマットレスが優勢です。比較的移動させやすいので、裏返したり干したりするのも簡単です。

・部屋の大きさに合ったサイズを!

出典:photoAC ※画像はイメージです

家庭で使用する一般的なベッドのサイズはシングル、セミダブル、ダブルの3種類。部屋の大きさや、寝返りの多さなどを考慮しながら選びましょう。

シングルサイズ(横97cm×縦195cm)は、6畳程度のワンルームに住んでいる方や一人暮らしの方におすすめのサイズです。横幅が小さいので搬入がしやすく、部屋の模様替えをする際にも手間がかからないのがメリットと言えます。
セミダブルサイズ(横120cm×縦195cm)は、シングルでは大きさが少し足りないという方におすすめのサイズ。寝返りを打っても落ちる心配がないので安心感がありますね。
ダブルサイズ(横140cm×縦195cm)は、一人でくつろぐのに理想的なサイズ。コンパクトな2人用のベッドとしてももちろん利用できますよ。

・折りたたみ可能かどうか

ベッドを使わない時間を他のスペースとして活用したい場合は、折りたたみタイプが便利です。コンパクトで移動しやすいので、他の洗濯物といっしょに手軽に干せるのがメリットと言えるでしょう。
ただし折りたたみタイプのマットレスは、薄手のものが主流。寝心地の良さという面では、他タイプのベッドマットレスよりも劣ります。長期間の健康に影響を及ぼしかねないため、来客用やサブマットレスとして活用するのが良いかもしれません。
 

・予算も大事!

ベッドマットレスを選ぶ際、予算は重要な判断ポイントのひとつですよね。ただし安いからという理由だけで選んでしまうと、睡眠の質が低下し毎日の疲れが取れない、なんてことも。ふだんの生活に影響を及ぼしかねないため、自分に合ったマットレスをじっくり慎重に選ぶようにしましょう。

■腰痛の人におすすめのベッドマットレスとは?

出典:photoAC

朝起きたら体が痛い、熟睡できないといった症状にお悩みの方には、理想的な寝姿勢であるS字カーブを保てるベッドマットレスがおすすめです。
柔らかいマットレスはふんわりとした寝心地が魅力ですが、腰と臀部(「でんぶ」。お尻の部位のこと。)に体重が集中するため、腰が沈み込んでしまい結果的に腰を痛めてしまいます。反対に硬すぎても、背中や腰など体を支える部分に負担がかかるため、理想的とは言えません。

腰痛を緩和させるベッドマットレス選びは、やはり実際に寝心地を確かめるのが良さそう。S字カーブがキープできているか、ショップスタッフなどに見てもらうのも良いでしょう。

SHAREFacebook
POST
LINELINE