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料理酒の代用品は7つ♡日本酒・みりん・ビールなどでも作れるレシピ紹介

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Lifestyle

料理酒の代用品は7つ♡日本酒・みりん・ビールなどでも作れるレシピ紹介

料理をするときによく使う料理酒。レシピにもひんぱんに登場するので、なにげなく使っているという人も多いのではないでしょうか。実は料理酒は、きちんとした役割を持った料理に欠かせない調味料なんです。今回は、いつもの料理に活かせる料理酒の役割をおさらいしつつ、料理酒の代わりに使える調味料についてもご紹介していきましょう。料理酒を他の調味料などで代用した際の仕上がりや味わいの違いといった、いまさら聞けない疑問にもお答えします!また、料理酒の代用品でもおいしくできる簡単レシピもピックアップ。まずは、料理酒の役割と大切さを復習してみましょう。

■料理酒の役割は?料理に役立つ3つの効果を紹介

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まず、覚えておきたい料理酒が持つ3つの役割をしっかりおさえておきましょう。
 

・料理酒を入れるだけ!食材のくさみが取れる

魚や肉など、食材によってはくさみが気になることもありますよね。そんなときに大活躍するのが料理酒なんです。料理酒の主成分であるアルコールには、蒸発しやすい性質“揮発性”があります。この揮発性のあるアルコール入りの料理酒を食材といっしょに加熱することで、アルコールとくさみの成分がいっしょに蒸発!そのため、気になる臭みを軽減してくれるんです。

・おいしさアップ!味がしみこみやすくなる

アルコールは分子が小さく、食材にしみこみやすい性質を持っています。そのため、アルコールを含んでいる料理酒を料理に入れることで、食材にいち早くしみ、他の調味料が食材にしみこむ手助けをしてくれるのです。また、料理をする前の下処理の段階で料理酒を食材に揉みこんでおくと、味がしみこみやすくなると同時に柔らかい食感に仕上げられますよ。

・作り置きに便利!保存がきくようになる

食材が腐ってしまうのは、目に見えない菌が食材の中で増えてしまうせいです。アルコールには殺菌効果があるため、料理酒を食材に使うと菌の増殖を防いでくれます。このように、食材に付着した菌の増殖を料理酒に含まれるアルコールが殺菌してくれることで、保存がきくようになるというワケです

■料理酒がない!困ったときに代用できるお酒は?

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いざ料理を始めよう!というとき、料理酒がないと気づくこともありますよね。そんなときに、料理酒の代わりに使用できるお酒を7つご紹介しましょう。

・日本酒を使えばコクが出て味わいアップ!

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日本酒と料理酒は、実は原料や製造工程がほとんど同じ。料理に使用する際の量も料理酒と同じなので、代用しやすいはずです。清酒と書かれているものも、もちろん代用OK。
日本酒独特の香りがお酒くさい…と感じるときには、しっかり沸騰させたりふたをしないで調理したりすると、においが飛ぶので気にならなくなりますよ。

・分量に注意すればみりんも料理酒の代用品になる!

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醸造して作られる本みりんも日本酒と同じ分量で使用できるので、使いやすい代用品のひとつです。ただし、本みりんには糖分が含まれるため、甘みの調節が必要になります。砂糖をいっしょに使う場合は、砂糖の量を減らすなどの工夫が必要でしょう。
本みりんを料理酒の代用品として使うとき、気をつけたいのは“みりん風調味料”です。みりん風調味料とは、水あめなどにさまざまな調味料を加えて本みりんの味わいに似せたもの。本みりんと違ってアルコールの含有量がほぼないため、代用品にはなりません。

・お肉をやわらかく仕上げたいときにはビールが大活躍!

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ビールも料理酒と同じ分量で使用できる立派な代用品です。炭酸が入っている状態で肉料理に使用すると、肉がやわらかく仕上がるので試してみてください。
しかし、料理によってはたくさんのビールを使うと苦みが出る場合があるため、薄味の繊細な料理に使うのには不向き。使う量に配慮しつつ、濃い味つけの料理や洋風の料理に使うことで、ビールの苦みや独特の風味が軽減しますよ。

・赤も白も使える!ワインも代用OKなんです

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ワインも料理酒の代わりとして使用可能。酸味や渋みが強いと料理の味を邪魔する場合があるので、できるだけクセのないあっさりした風味のものを選ぶのがポイント。赤白どちらとも代用品として使えます。
白ワインは和食にも合わせやすいですが、赤ワインは洋風の肉料理や煮込み料理に使うと、味に深みが出てよりおいしく仕上がりますよ。

・米や麦がおすすめ!焼酎も代用できる

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焼酎はアルコール度数の高いお酒なので入れすぎ注意ですが、少量を料理に加えることで料理酒の代用品になります。贈り物として焼酎をもらったのはいいけれどアルコール度数が高すぎて飲めない…なんていう方は、料理酒の代用品として活用するのもアリ。
いくつかある種類のなかでも芋焼酎はクセがあるため、クセの少ない米焼酎や麦焼酎が料理酒の代用品としてはおすすめです。

焼酎と同じようにアルコール度数の高い洋酒にウォッカがありますが、こちらはアルコール度数が高すぎて料理酒の代用には不向き。どうしても他に料理酒の代用品がないときにウォッカを使う際は、まずは少量から試してみることをおすすめします。

・ウィスキーは煮込み料理やフランベにぴったり!

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ちょっと意外かもしれませんが、ウィスキーも料理酒の代わりに使えるお酒のひとつ。料理にウィスキーを使う場合は、香りが強いものではなくスコッチなどクセがないものを選ぶと良いでしょう。
煮込み料理に使えば、コクとまろやかさが出て奥行きのある味わいに!ステーキの仕上げに適量垂らしてフランベすれば、お店で食べるような本格的な味わいにチェンジしますよ。ウィスキーの香りに合う料理を選んで使えばワンランク上の味わいが楽めるので、自宅にウィスキーがあればぜひ試してみたいですね。

・爽やかな香り♡ホワイトリカーで漬けた梅酒も代用可能!

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ホワイトリカーで漬けられた梅酒も、料理酒と同じように使えます。ただし、梅酒の甘さが料理の邪魔をしてしまう場合があるので、料理酒の分量より少なめに入れるのがコツ。梅酒はその独特の爽やかな香りから、青魚の煮つけや肉の煮込み料理などに向いています。

■お酒以外で代用できるものはある?身近な調味料を紹介

いろいろなお酒で代用ができる料理酒。料理によっては、お酒以外でも代用ができますよ。どんなものがあるか、さっそく見ていきましょう。
 

・くさみを取るなら生姜やにんにくが正解!

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肉や魚のくさみをとるなら、生姜やにんにくなどの香味野菜で代用ができます。くさみをとって料理に風味をプラスしてくれるので、和洋中どの料理にも利用できますね。手軽なチューブタイプの生姜やにんにくを使ってもOKです。

・コクを出すならハチミツやだしの素を加えて

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料理酒には糖分やうまみ成分が含まれており、料理に使うとコクとうまみが出ます。同じようにハチミツやだしの素を入れることで、料理にコクやうまみを補うことができますよ。

ハチミツを入れる場合は甘みが強くなりすぎないように、だしの素を入れるときは濃くなりすぎないように注意して使いましょう。

・家になにもない!困ったときの最終手段は水

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代用するお酒も調味料もない!というときの最終手段が水です。水に食塩を加えて、3%ほどの濃さの食塩水を作りましょう。この食塩水は、料理酒と同じ分量でかまいません。
(水大さじ1強に、食塩を小さじ4分の1ほど入れればOKです。)

ただし、食塩水は料理酒と違ってうまみがなく、くさみをとる効果もほぼ無いので、作る料理によっては注意が必要です。

・酢は料理酒と同じように使える?

見た目が似ている料理酒と酢。代用できるかも?と思うかもしれませんが、残念ながら代用できません。酢を料理酒と同じように入れると、酸味が強すぎて味のバランスを崩してしまいます。

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