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紫外線吸収剤とは?日焼け止めの成分や特徴を比較・解説します

出典:@jnk1910さん

Beauty

紫外線吸収剤とは?日焼け止めの成分や特徴を比較・解説します

日焼け止めを購入する際に、成分表示を気にしたことはあるでしょうか。日焼け止めに用いられるUVカット成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。これらは、パッケージの成分表示には成分名で記載されているので、見分けることが難しいかもしれません。今回は紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の見分け方や違い、おすすめの日焼け止めをご紹介していきます。

それぞれの特徴を知って、自分のお肌に合った日焼け止めを見つけましょう。

■紫外線吸収剤ってどんなもの?

はじめに、紫外線吸収剤について詳しくご説明していきます。

・紫外線吸収剤はどうやって日焼けを防ぐの?

出典:photoAC

紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、化学反応を起こして紫外線を熱エネルギーに変換します。そして、変換した熱エネルギーを皮膚上から放出して、紫外線が皮膚に影響を与えるのを防いでくれます。
 

・敏感肌の方は注意が必要

出典:photoAC

敏感肌の方が紫外線吸収剤を含む日焼け止めを使用した場合、紫外線を熱エネルギーに変換する際の化学反応などによって、まれに肌荒れを起こす場合があります。
ですので、敏感肌の方や、お子さんには紫外線吸収剤が含まれていない日焼け止めを使用するのがおすすめです。
 

・紫外線吸収剤はUVカット効果が高い

出典:photoAC

紫外線吸収剤は紫外線散乱剤よりもUVカット効果が高いので、炎天下での活動や、長時間野外にいるときなどにもおすすめです。日焼け止めのUVカット効果がどのくらいなのかを知るためには、パッケージに表示されている「SPF」、「PA」 の数値を参考にしましょう。
「SPF」とは「Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)」という英語の略で、紫外線を浴びることによって起こる、サンバーンと呼ばれる急性の炎症に対する防止効果の程度を表しています。最高値は50ですが、51を超えるものは50+と表示されています。
一方「PA」は「Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)」という英語の略です。「UVA」と呼ばれる長波長紫外線に対する防止効果の程度を表しています。防止効果の程度は+で表示され、最高値はPA++++です。
それぞれ、数値が高いほど効果が高くなっています。

■紫外線散乱剤ってどんなもの?

次に、紫外線散乱剤について、紫外線吸収剤との違いを含めてご説明していきます。

・紫外線散乱剤はどうやって紫外線を防ぐの?

出典:photoAC

紫外線散乱剤は、成分に含まれる酸化チタンなどのパウダーで皮膚を多い、物理的に紫外線を反射して皮膚を守ります。紫外線吸収剤のように紫外線を吸収することも、化学反応が起こることもないので、皮膚への刺激が少なく、敏感肌の方やお子さんでも安心して使用できますよ。
 

・敏感肌の方にはノンケミカルの日焼け止めがおすすめ

出典:@na25jsmさん

敏感肌の方には、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めがおすすめです。紫外線吸収剤不使用とは、紫外線カット成分として紫外線散乱剤のみを使用したもので、ノンケミカルとも呼ばれます。パッケージにノンケミカルと表示されているものを購入すると安心ですよ。
写真のものは韓国コスメ『Dr.Althea(ドクターエルシア)』のノンケミカル の日焼け止め、「スキン バランシングUVエッセンス」。ネットショップから2,000円ほどで購入できます。

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