紫外線吸収剤とは？日焼け止めの成分や特徴を比較・解説します

■紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の見分け方は？

パッケージの表示での見分け方や、テクスチャの違いをご説明します。

・パッケージの成分表示を確認しよう！

紫外線吸収剤が使用されている製品には、主に、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メトキシケイヒ酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルなどの成分が表記されています。
一方、紫外線散乱剤が使用されている製品には、酸化チタン、酸化亜鉛などの成分が表記されています。製品によっては両方の成分が含まれているので、成分表示をしっかり確認して、自分のお肌に合ったものを選んでくださいね。
 

・紫外線吸収剤と紫外線拡散剤のテクスチャの違い

紫外線吸収剤は透明性が高く、日焼け止めで気になりがちな白浮きがしにくいのがポイント。また、他の分子とも結びつきやすいので、伸びや塗り心地も良い上に、汗や水で崩れにくいので、汗をかきやすい季節にもぴったりです。
一方、紫外線散乱剤のテクスチャは重めで、白色の無機粉末を使用しているため、白浮きして見えることがあります。紫外線吸収剤に比べると、汗や水にも弱いので、こまめな塗り直しが必要かもしれません。
 

■紫外線吸収剤を使ったおすすめの日焼け止めをご紹介！

UVカット効果も高く、化粧下地としても活躍する日焼け止めをご紹介します。

・敏感肌にも使えるLA ROCHE-POSAY

敏感肌のために開発されたスキンケアブランド『LA ROCHE-POSAY（ラ ロッシュ ポゼ）』の製品は、紫外線吸収剤が使用されていますが、低刺激で敏感肌の方でも安心して使えます。低刺激でありながら、紫外線はもちろん、花粉、PM2.5の付着からも肌を守れる優れもの！
日焼け止めは、BBクリーム、化粧下地、アウトドア用など、幅広く商品展開されています。中でも、日焼け止め・化粧下地の「UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ」は「＠cosme（アットコスメ）」のベストコスメアワード2020で化粧下地として上半期新作1位を獲得した商品です。UVカット効果はSPF50+・PA++++。
価格は30mlで3,400円（税抜）となっています。洗顔料やスキンケア用品も販売されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね☆
 

・ジェルタイプでみずみずしい使いごこち

次にご紹介するのは、『kanebo（カネボウ）』から、「ALLIE（アリィー）」の「エクストラUV ジェルN」。汗・水に加え、服やバッグなどによる摩擦にも強いダブルプルーフジェルです。美容成分も配合されており、みずみずしい使いごこちで、白浮きやべたつきが少ないのもポイント。
UVカット効果はSPF50+・PA++++。内容量は90gのものだと、2,000円ほどで購入できます。
 

・UVカットをしながらお肌のトーンアップも！

こちらは『ロート製薬』 の「スキンアクア　トーンアップUVエッセンス　ラベンダー」。UVカットをしながら、ラベンダーカラーのクリームが色と光をコントロールし、お肌のトーンアップをしてくれます。
伸びが良く、みずみずしい使いごこちで、化粧下地としても活躍しそうな商品です！サボンのよい香りで気分も上がりますよ☆UVカット効果はSPF50+・PA++++。価格は、内容量80gで、1,000円（税抜）となっています。
 

■自分に合った日焼け止めでUV対策をしよう！

今回は、日焼け止めに含まれる成分、紫外線吸収剤・紫外線散乱剤についてご紹介しました。紫外線対策をきちんと行うことで、お肌の老化を防ぐことにも繋がります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の肌に合ったものや、シーンに合ったものを選んで、紫外線対策を行ってみてくださいね。