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自ら考えて安全に行動できるために。ダメで終わらせない子育て

Baby&Kids

自ら考えて安全に行動できるために。ダメで終わらせない子育て

vol.1755【1日1成長お母さん】やりたい気持ちは叶える。ハサミも安全に使えるようにしよう

思いっきり遊びたい!子どものそんな思いを、まずは受け止めてあげよう

“子どもは可愛いけどどうしてもイライラしちゃう”なんてことはありませんか。特に3歳になると、できることが増えて可愛さが増します。その一方で自己主張も強くなって、危ないことでもおかまいなしにやろうとする毎日。朝から晩まで「ダメダメ」言ったり叱ったりしていると自己嫌悪に陥ってしまうことも。思いっきり遊ばせてあげたいけれど、危険なことは止めなければなりません。そんなときは子どもの思いに“共感”してから望ましい行動を伝えましょう。

とっさに「ダメ!」と言ってしまって後悔。ハサミを触るのは悪いこと?

Hくんは3歳の男の子。最近は色々なことに興味をもつようになりました。しかし興味を持つことが必ずしも安全なこととは限りません。ある日、ハサミを触ろうとするHくんにお母さんは「危ない!」と思わず大声をあげハサミを取り上げました。するとHくんは大号泣。時間が経ち冷静になると、触ろうとしただけのHくんを頭ごなしに叱ってしまったと後悔したお母さん。Hくんにどう声を掛ければよかったのか自問自答しました。

受け止めていると示す簡単な方法。子どもの思いをそのまま口にするだけ

子どもの目の前に危険が迫っているときに「ダメ!」「危ない!」と言って動きを止めさせることは悪いことではありません。しかし興味を示した段階では伝え方を少し変えてみましょう。ハサミも安全に使えばいいのです。「ハサミ使いたいんだね」と子どもの思いを言葉にすると、お母さんに自分の気持ちを受け止めてもらえたと子どもは感じるでしょう。その上で使い方を伝えるのです。やりたいことを可能な限り叶えると自ら考え行動できる子になります。

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