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言葉を繰り返して安心させよう。お母さんの「大好き」が伝わる

Baby&Kids

言葉を繰り返して安心させよう。お母さんの「大好き」が伝わる

vol.1839【1日1成長お母さん】お母さんの「大好き」が上の子に伝わると兄弟げんかが少なくなる

“兄弟子育て”で誰もが通る道。上の子が下の子をいじめちゃう問題

兄弟を育てていると、上の子が下の子に意地悪をすることがあります。そんな気持ちはどこから来るのでしょうか。それは単純に「もっとお母さんにお話を聞いてほしい」だったりします。お母さんは一生懸命に上の子の話を聞いていると思います。でも下の子のお世話をしながらでは、上の子は聞いてもらえた実感がないのかもしれません。そんなときは子どもの言った言葉をそのまま繰り返すと、聞いてもらえたと実感しやすくなります。
 

そのままの言葉を繰り返すことで「ちゃんと聞いているよ」が伝わっていく

相手の言った言葉をそのまま繰り返すことを“オウム返し”といいます。これは相手をありのまま受け止め、信頼関係を築くためのお話の聞き方です。お母さんの「あなたに関心があるよ」という気持ちを子どもに分かる形で表現できます。子どもが「〇〇されていやだった」といえば「いやだったのね」とそのまま繰り返しましょう。子どもにとっては話を聞いてもらえた実感につながります。時間がないと「△△ってことね」と話をまとめたくなりますがグッと我慢です。
 

聞いてもらえている実感があれば、落ち着いてお話しができるようになる

6歳のYちゃんは3歳の弟がいます。お母さんは弟のお世話で毎日バタバタ。ある日突然Yちゃんが「弟なんかきらい」と言い出しお母さんはびっくり!「そんなことを言ってはいけません」と叱りそうになりますが、そんなときほど受け止めてあげることが大切。「きらいなのね」と子どもの言葉を繰り返すと、自分の気持ちを受け止めてもらえたと感じ、落ち着いてきます。受け止めることで、弟に手がかかっていて寂しかったという本音も自然と出せるでしょう。

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