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優等生さんはできないのが苦手。たくさんの経験で自信をつけて
その活動をしないのは“嫌い”よりも“失敗しそう”が理由の可能性も
いつも積極的に活動して、先生から頼りにされているタイプの子が、突然「したくない」と言ったり行動しなくなったりすることがあります。お母さんは、この活動が嫌いなのかな?と思うかもしれません。しかし、これには理由があり “できないかもしれない”と思っている可能性があるのです。ですので、ぜひこの視点で子どもを観察してみましょう。できないことに不安を感じているようであれば「大丈夫だよ」など安心できる声かけをするといいでしょう。
“できないことはしたくない”子にはまず教える。そして何度も実践する
真面目な優等生タイプの子は、いつも頑張っています。その結果、周囲の大人から“すごいね”“かっこいいね”と言われます。すると、失敗したくないという気持ちも大きくなり、できるかどうか分からないと感じるような初めての経験では緊張したり不安になったりします。ですので、優等生タイプの子が行動できなくなるのは“失敗しそうだな”と思っている場合も。普段から「練習したから〇〇ができるようになったね」など、小さな成長を認めましょう。
“できないかも”と不安になる子には小さなミッションをクリアさせて自信を
Mちゃんは年少さんの女の子。優等生キャラで頑張り屋さんです。ある日、Mちゃんは初めてお友だちの家に遊びに行くことになりました。とても楽しみにしていたMちゃんですが、お友だち宅の玄関で固まってしまいました。Mちゃんは、お友だちの家に入るときのお約束を間違えてはいけないと思って緊張してしまったのです。そこで“靴を揃える”“おじゃましますと挨拶する”というミッションをお母さんといっしょに思い出し、ひとつずつミッションをクリアしました。Mちゃんは緊張も解けて、お友だちと楽しく遊ぶことができました。
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