Baby&Kids

“爪噛み”“袖噛み”突然始まる気になる癖には理由がある

お母さんからの“エール”と“スキンシップ”が不安を乗り越える力になる

最近、お引越しして転園したMちゃん4歳。今まではしていなかったのに、頻繁に袖を噛むようになりました。新しい園で慣れないことも多く不安なのだろうと、癖のことは注意せずにお母さんはそっと見守ることにしました。袖を噛みながら家の玄関先で「行きたくない」と泣くことも。そんなときは、Mちゃんをそっと抱きしめて「Mちゃんなら大丈夫よ」と声をかけてあげました。1年経つと、すっかり園生活にも馴染んでいつの間にか袖を噛む癖もなくなっていました。

忘れた頃にまた表れる癖。長期戦で根気強く見守っていくことも大切

一旦、消えた癖でもふとしたときに再び表れることがあります。そんなときは「袖を噛んでいるよ」と、子どもが自分の行動に気づくための声がけをしましょう。子どもが不安状態にあるようならエールとスキンシップを忘れずに。早くやめさせたいと焦ってしまいますが、根気強く子どもを見守ることも大切です。気になる癖は子どもが自分と闘って何かを乗り越えようとしているサインです。温かく見守った先には、一つ成長した子どもの姿を見られることでしょう。

今日の1日1成長

気になる癖は子どもの不安が原因。原因を見つけ取り除くことから始めよう
子どもの不安と向き合う力も1成長、お母さんの抱擁力も1成長。
小林いくみ(文)かわさきちか(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/

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竹内 エリカ

幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中

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